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はじまり

突然だが俺は走っている。どこに行くのかって?トラックにはねられそうになってる女の子のところだよ。因みにトラックの運転手は居眠り中。なんで寝てんだよチクショウ!俺は飛び出し女の子を突き飛ばす。女の子は転がりながら歩道に出る。ヨッシャ。でもまぁ俺は助かんないよね☆


バァン!!!キキィー!!


世界がぐるぐるしてる。痛てぇ。

そして俺はきりもみながら道路に墜落した。


ああ、だるい。

なんでこーなっちまったんだろうなぁ…。

目の前に広がるのは赤い水たまり。それが俺からとめどなく溢れ出ている。周りの騒音、泣き叫ぶ少女の声、すべてだんだん遠くなり力が抜けていく。身体が冷たくなっていく。俺は悟る。死んだな。そんな思考をしながら俺は目を閉じ、その生を終えた。


…………はずなんだけどなぁ。耳元でなんかはっきりと聞こえる声があるんだけど何で?


「この男…………付き……ない……?」

「う……めんど……」


おい、聞こえてるぞ。めんどくさいって聞こえてるぞ。


「…………てく……ないか」

「しゃー……な」


そんな声が聞こえると俺は突然浮遊感に襲われた。

え?死んでるのに何で?

そう考えるのもつかの間、俺の意識は突然ぷっつり切れた。

こうして俺のこの世界とオサラバした。


こんなところで俺の自己紹介をしておこう。

俺の名前は星川真琴。ごく普通の大学生だ。兄弟は下に三つ離れた弟が1人。つまりは兄ちゃんだ。

まぁ特に夢もなく、イイ感じに入れそうだった地元の教育大学に入ってグダグダ過ごしてたわけだ。大学生なら遊んでられるぜとか思ってたけどそんなこと無かった。教育大学マジやべー。忙しすぎるわ。やること多すぎ。なにが忙しいってほら、あれだよ、あれ、あー……ピアノとか?とにかく忙しい。ま、ほかの大学どんなのか知らないけどね。

あ、ちなみに彼女はいません。キャンパスライフが始まれば自然に出来ると思っていた時代が俺にもありました。リア充らしきのはチラチラいるのにね。ばくはつしやがれ。


そんなこんなで死んだわけですよ。





目が覚めた。眼前に広がるのはただ一面の白。ってことは俺は真っ白な部屋にいるのか。気持ち悪ぃ。まぁ一面赤よりマシだな。あれは発狂する。試したことないけどね。


そんな俺の目の前に広がる白の中に1つ不可解なものがあった。なんだアレ?

お、体は動くみたいだ。ちょっと行ってみるか。

あれ?俺死んでんだよね?なんで動けんの?


そんな疑問とともに不可解なものに近づいた。

それには日本語でこう書いてあった。


「死後の世界 転生 特殊部 異世界課 」


は?

俺は意味がわからなかった。いや、これ一発でわかったら異常だろ。いや、意味は分かるんだけどさ!


こうして俺、星川真琴は死んで、変なとこにつきました。

初投稿です。

生暖かく見守ってください。


6月7日 名前ミスを変更しました‪‪

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