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波動の龍者  作者: ケイマ
第2章
53/81

頂上、そして神鳥

零断がユニを受け入れてから一ヶ月がたった。

その一ヶ月で零断は一度もユニとやることはなかった。

零断が拒否しているのである。零断が言うに


【いやいや、これ以上受け入れちゃったら他のみんなにバレるかもしれないし、ユニが依存しちゃうかもしれないしね?15歳…になってもしょっちゅうやるつもりはないが、とりあえず15歳になってからだな。】


というわけである。

ユニは駄々をこねているが、結果的に頭を撫でられて終わりである。


山登りのペースは全く落ちずに二日に一回のペースをキープしている。


「零断さん。多分、もうそろそろですよね。」


「ああ。風雅もそう言っているからな。やっとか…二、三ヶ月もかかったぞ…」


「単純計算であと二倍ですか…食料が持ちますかね?」


「いざとなれば僕のように全部魔物の肉にすればいいだけですよ。零断さんが焼けば飽きませんよ?」


「じゃあティアもお肉にするー!」


「…私は無くなるまで野菜と米、食べたい。」


「はは。そうだな。よし!ラストスパートだっ!クロノ!クラウド!ティア!速度上げるぞ!」


「「わかりました!」」


『了解です。捕まってくださいね。』


ちなみに今体制は

零断がユニを背負い、

クロノが1人で走り、

クラウドがマサとチャマ、ムペを乗せ、

ティアが飛んでいる。

ちなみにユニを背負ってるのはユニの要望で


【零断さんに抱きつきたい!】


というものである。流石に体験させてしまったのに冷たくするのは辛いと思い零断もそれを承認した。

クロノの実力は零断がボルケニクスを倒した時より少し弱いくらいになっている。

おそらく通常のボルケニクスならば勝てるだろう。

マサは火力と全体把握を重心的に、

チャマは瞬間的に魔法を使えるようになるように、

ムペは守りを重心的に、

ティアは高速移動と風を利用した阻害を重心的にやっている。また、味方に風を吹かせて足を早くしたり、マサが放った焔弾を風でそらすこともできる。

ある意味一番才能があるといえよう。

そして、これは5人でパーティを作る前提で、

アタッカー

メイジ

ヒーラー

タンク

バッファー

というゲームで大事な職業をを全て役割っているのだ。

これは本格的に強くなろうとしているみんなへの零断からの入れ知恵である。


【この5つがあれば同レベル相手には負けることはない】


というお墨付きで。

これを言われてからこの5人はこのフォーメーションのために訓練している。

その中にユニがいない理由はもうお分かりだろう。


「私は零断さんについていきます!!零断さんに拒否権はありませんっ!」


らしい。対して零断は


「拒否権あっても拒否らねーよ。そんな軽い理由で受け入れたわけじゃないからな?」


という風に零断とユニが一緒に旅に出るのは確定事項なのだ。


話を戻そう。速度を上げ、零断たちがたどり着いたのは…


山脈の頂上だった。


この山脈の頂上はほとんど高さが一緒なので今零断達が登った場所が一番高い場所と余り大差ないのだ。

頂上は意外と広い草原となっていて数日間はここに泊まるだろう。

そして、頂上に着いた瞬間、ティアがみんなを置いて少し走って大の字に立ち


「ついにっ!頂上に!きたぞぉぉぉ!!!!」


と大声で叫んだ。その声は風魔法がかかっていて普通より遠くまで響いた。

その声で零断全員がやっと頂上まで登り切った達成感を味わうことができた。


「やっと半分ですね。零断さん。」


「いや、もう半分だ。下りは早いぞ?」


「そうですね…!僕達はこんな道のりを登ってきたんですか…」


クロノが王国の方向を向いて呟く。

雲の下に見える無限に続くような森は頂上から見ると達成感を味わえる。

クロノはその余韻に浸っている。

ムペとチャマは逆に帝国の方向を見てこれから待っている生活に心を躍らせながら話していた。

マサは珍しく羽目を外してティアと一緒に大の字に倒れて空を見上げながら大声で叫んでいた。

そしてユニは零断を手を繋ぎながら今までのことを話していた。


「…ここまで来るのに凄い時間がかかったな。」


「いろいろなことがありましたよね。」


まず、零断はセリアを失い狂い

ユニたちは零断に助けられ

クロノやチャマが零断に反発し

全員の神職を決めて

零断が肉料理のうまさを教え

ユニと話し信用を得て

ムペとギガンテスの暴走を止め

同じ異世界人と遭遇し

クロノから信頼と憧れを得て

ユニが覚醒し

零断が龍化して

この世界のあり方を知り

ユニを受け入れ

ついに、この山脈の頂上まで来た。


【ここまで来るのに三ヶ月。下るとしても二ヶ月と考えよう。半年で終わるのなら早いのかもしれない。…グレンとウィリアムはまだ生きてるのかな…それに、王国にいるだろう慎慈がどうなってるのかも分からなかった。他の転移者に着いても全く情報はない。そして、涼音について。どこにいるのかさえわかっていない。帝国に着いたとして、まずやるべきことは…】


「どうかしましたか?」


零断が意味深そうな顔をして考えているのでユニが気になって聞く。

零断は最初は誤魔化そうとしたが、ユニならば知っていてもよいと思って素直に言い返す。


「俺以外の転移者のこととか、まぁユニには関係ないことだよ。」


「関係なくないですよ。私も零断さんを支えないといけないんですから少しくらい話してください。」


「はは。確かにな。ま、今話すことじゃないよ。また機会が来たらかな。」


「…わかりました。なら、今はこの達成感に浸りましょうか。」


「そうだな。……ユニ。」


「はい。」


「ありがとな。いろいろと。」


「…ふふ、どうしたんですか?急に。」


「そう思っただけだ。伝えておきたかったからな。ユニには結構助けられてる。」


「それを言ったら私もですよ。零断さんがいなかったら死んでますし。」


「それを言ったらユニがいなかったら、俺は生きていたとしても壊れてたかもな。」


「零断さんはあった時には壊れてましたよ。やっと、ここまで直して来たんです。」


「それは違うな。」


「え?」


「直したんじゃない。作ったんだよ。今の俺は昔の俺とは全く違う。人が壊れても根本は変わらないって言われてるけど、それはあってるし間違ってるんだ。俺は根本から変わったんだよ。全てが壊され、全てを作った。もしかしたら壊れないと龍を使えなかったのかもな。」


ユニは零断の言うことに説得力を感じる。

自分も一度通った道。言いたいことが身にしみてわかるのだ。


「…確かにそうですね。」


そう呟いてユニは手を離す。ユニは零断の正面に回る。


「零断さん!」


「なんだ?」


「大好きですっ!そして、零断さんに受け入れてもらえて私は本当に幸せものだと思います!だから、もっと幸せにしてください!」


「ああ。勿論だ。」


零断はユニを抱きしめて耳元に口を近づける。

そして、まだユニには言ったことのない言葉を言う。


「…………」


「っ、!も、もういっ、んっ!」


何か言おうとしたユニの口を口でふさぐ。ユニを受け入れてから初めてのキスだ。ユニの顔がとろける。

口をつけるだけの簡単で短いキス。しかし、このキスだけで2人の気持ちは確実に通じ合う。

零断が口を離す。ユニは不満そうながらも満足げに微笑む。


「それじゃあ、寝床の準備しようか。何日かはここに泊まろうと思うし。」


「あ、あの!さっきの言葉をもう一回…」


「さて、なんのことかな?おーい!全員集合!寝床作るぞ!」


「…もう…零断さんの意地悪…」


ユニはまたまた不満げな顔をしながらも先ほど言われた言葉を思い出してにやけながらティアとマサが寝っ転がっている場所へ歩いている零断を追った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


山頂の草原は予想通りすごく良い場所だった。今までいた森とは比べ物にならないくらいだ。

訓練時は少し降りて森に入り、動き回ったり、木を的にして魔法を放つ。

そのほかはずっと草原だ。

しかし、ずっとこの場所にいるわけにもいかない。

もともと三日間滞在のつもりが一週間に延びているが、ついに草原を出る決意を固めた。


「さ、忘れ物はないか?」


「流石にないですよ。」


「だな。よしじゃあ、行くか。」


零断がそう言って帝国方面に歩み行く。

すると、零断の索敵に反応が出た。

しかし、敵意が無い。近づくにつれて速度を落としている。


【この山頂の主っぽいな。なら、話してみるのもいいか。】


零断はそう考えて立ち止まる。

いきなり立ち止まった零断にユニは話しかけようとするが、近ずく気配に気づき戦闘態勢をとる。


「みんな!魔物が来る!」


ユニが叫び、零断以外の全員が即座に反応する。零断はそれを止める。


「いや、敵意が無い。おそらく、この山頂の主だろうな。」


『その通りです。』


零断たちが見上げるとそこには虹色の羽を持つ巨大な鳥がいた。

その鳥からテレパシーのような女性の声が聞こえる。おそらくこの鳥の声なのだろう。

ユニ達はその迫力に押され動けないでいる。

しかし、零断はマイペースに


「それで、俺らに何の用だ?」


と虹色の鳥に対して質問をする。


『山頂に来た人間が立ち去る気配がしまして、急ぎこちらに来ました。』


「そんなに話したかったのか?」


『はい。なぜなら、龍に選ばれしものと神に選ばれしもの、そして今まで見たことのない龍の眷属がいますからね。』


龍の眷属は風雅のことである。

もともと龍は眷属を作らないことが多い。いや、作ることができないことが多い。なぜなら、属性龍ですらその能力が特異過ぎるからだ。


「まぁ、確かに神の眷属目線で見ても珍しい集団だろうな。ま、俺たちがなぜここにいるかとかはわかってるんだろ?」


『それは当然です。全員の過去を知っています…いえ、間違えましたね。貴方…零断の過去はわかりません。最近の出来事…まさにこの森に入ってからしかわからないですね。』


「そりゃそうだ。俺は異世界からの転生者だからな。何か情報を持ってないか?」


『異世界からの転生者…そういうことですか。ならば知らなくて当然でしょう。転生者については私は何も知りません。私は神鳥と言われてますが、実際は神に作られただけの存在です。その世界の常識ならわかりますが、それ以上は知りません。』


「そうか…それで、その神鳥が本当に話しに来ただけなのか?」


零断は神鳥と呼ばれる鳥を睨む。


『さすが。勘が鋭いですね。それでは本題です。私と戦いましょう。』


その言葉を聞いた瞬間、固まっていた子供達が一斉に正気を取り戻して武器を構える。

しかし、それを手で静止させて零断は神鳥に問う。


「戦いで死ぬことはないのだろう?」


『当然です。こんなところで殺してしまったら私も殺されてしまうでしょうね。』


「次だ。手合わせをして俺のメリットは?」


『ほう。やはり普通とは違いますね。そうですね…ならば、私を認めさせられたならば貴方のたびについて行くことにしましょう。』


「いや、それは邪魔なだけだ。」


『小さくなれるので大丈夫です。』


「そういう問題か…?まぁいいか。戦力になるなら問題ないか。よし。やろうか。」


「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいっ!そんな簡単に信じて良いんですか?」


「大丈夫だろ。仮にも神鳥なんだから。」


「確かに…そうですけど…」


『大丈夫ですよ。ユニ。彼女は確実に神鳥であり、零断さんを殺すことはできませんから。』


心配で仕方がないというユニに対し、出てきたヴァルがいう。


『そうですね。私に龍に選ばれしものを殺すことはできないですね。今は、ですが。今は神と龍が味方なので神の眷属の魔物は龍を殺せません。』


「魔物は殺せないならば人なら殺せるのか?」


『人は自分で判断できます。そもそも神は人間側ですのでその人が龍を殺すべきと考えたならばそれを尊重するという考えですね。逆に魔物は鬼に近いのでそういうことはさせないのでしょう。』


「というわけだ。ユニ、安心しろ。ま、少し出発が遅れるだけだ。」


「…はい…わかりました。無理をしないでくださいね。」


「まぁ、善処するわ。待たせたな。少し移動するか。」


零断はみんなと距離をとって改めて神鳥と対峙する。

今まで戦う相手とは明らかに違う大きさ。しかし、実際ならばGFOのおかげで対人より大型狩りの方が慣れている。


「それじゃあ」


『やりましょうか。』


呟いた瞬間にはそこにあった2つの影は消えていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はぁ…はぁ…はぁ…」


『さすがですね。最近戦闘自体をしていなかったので鈍っていましたが、まさか15回も殺されるとは。』


そこにいるのは仰向けに倒れて荒い息を吐いている零断と悠然と立つ神鳥だった。

周りは草原だったはずなのに地肌が見えるほどえぐれている場所もあり、辺り一面が綺麗な緑色から土の色に変化していた。

巻き込まれないように見える範囲で極力離れていたユニ達でおそらくこの戦いを見えたのは妖精化したユニと身体強化で目を強化したクロノだけだろう。

ユニもクロノも目の強化をしなければ見えない戦いなのだ。


「あと…何回殺せば…倒せた?」


『そうですね。あと73回ほど倒せば弱体化したでしょう。』


「命が無限とか…ただのチートだろ…」


『伊達に不死鳥と呼ばれているわけではありませんからね。』


ユニ達は思う。


【それを先に言って欲しかった…】


と。


「確かに、伊達に神鳥なんて呼ばれてるわけじゃ、なさそうだな。」


『現在のあなたの実力を把握できました。ここまでできるのならば、少しアドバイスすべきですかね。零断。もう少しこの山頂にとどまることはできますか?今日だけでいいので。』


「ああ。できるぜ。もともと今日は泊まる予定だ。けど、魔力も体もボロボロだから訓練なんてできっこないぞ。」


『それは大丈夫です。私が直しますから。』


神鳥はそういうと頭を零断の上に持ってきた。そして、一滴の雫を零断に垂らす。


【ああ。これがアニメとかゲームでよく言われる《不死鳥の涙》ってやつか。】


そう考えている間にもう零断の傷と魔力は回復していた。


「ありがとな。それじゃあ、何についてやるかを教えてもらおうかな。」


『わかりました。今から教えるのは雷魔法の戦闘用移動魔法“エレキワープ”です。』


エレキワープの原理は簡単だ。

体と地面を反射させ、爆発的な移動をし、客地点を決めてその場所に体を引きつける。

磁石のN極同士で反発させ、S極で引きつけるのと同じ原理である。


「確かに原理は簡単だな。けど、多分相当難しいだろうな。」


『反発の力の調整から全てを自分で管理しないといけませんからね。これを使いこなせるようになったらそれを連続で使うことでジグザグに高速移動することもできます。さらに、攻撃を避けることや、仲間を助けることもできるでしょう。』


「確かに戦闘用だな。通常の移動じゃライトニングムーブの方が扱いやすい。けど、この技は応用すれば様々な技を作れるんじゃないか?」


『おそらくは。どう発展させるかは零断に任せます。』


「神鳥。お前はなぜこの技を知っている?」


零断は戦い、知識をもらった上で何故こんなことを知っているのかを聞く。

神鳥は戦いの時、火の魔法を使っていたのだ。他の魔法を使うことはできない様子だった。


『私は神鳥ですよ?知っていて当然です。』


神鳥はいかにも当然のように返す。しかし、零断にはその返事がされることは予想済みであった。


「神鳥は全部知ってるわけがないだろ?神ですら全ての魔法を使うことは難しいんだからな。あえていうならば魔術の龍の弟子とかいえば信じられるけどな。」


そう返すと神鳥は驚いていた。


『そうですか。そこまで知っていたのなら誤魔化すことはできませんね。今、五体の特異竜のうち四体が人間に宿っています。そのうち三体は嵐の時に宿りました。』


「そのうちの一体は俺に宿ったと…」


『そうですね。あと、絶凍の龍と断絶の龍が宿りました。暗黒の龍は常に人に宿っています。なので、今宿っていない…』


「魔術の龍が鬼に対抗するためにお前に様々な魔法を教えたと?」


『そうです。結果的にやはり私は火の魔法が使いこなせないことがわかったので1つ火の魔術を教えてもらいました。』


「へぇ。そいつは一度会って見たいものだな。」


『いずれ会うことができるかと。あなたが本当に波動の力に目覚めた後。』


「そうか…」


零断は普通に会話しているように見せながら自分は全く別のことを考えている。


【絶凍と断絶か…おそらく王国にいた頃の噂で慎慈が断絶というのは可能性がある。ならば、絶凍も涼音の可能性も否定できない。】


これを踏まえた上で自分の思想を読まれないようにさりげなく聞く。


「なら、他の龍には会えないのか?場所とか知らないか?」


『そうですね…簡単に言いましょう。王国に断絶。帝国に絶凍がいます。また、この大陸をまたいだ大陸に暗黒がいます。』


「じゃあ、その断絶と絶凍が俺の友達という可能性は否定できるか?」


神鳥は数秒間悩んだ末に結論を言う。


『…十分にあり得る可能性だと思います。まずまず、龍に選ばれることだけで何かしら人とは違うのです。あなたにはそう言う経験はありませんか?』


「ある。一度な。」


『その時にその友達も一緒にいましたか?』


零断の過去を知らない神鳥が的確な質問をする。これには零断も驚きながら答える。


「ああ。その頃からこちらに来たであろう俺の恋人とそう言う関係になったんだ。」


『ならば、その恋人が龍を宿している可能性は十分にあり得るでしょう。』


それを聞いた上でさらに零断は考える。


【つまり、涼音は龍を宿している可能性が高いが慎慈はわからないってことか。まぁ、涼音が龍に選ばれてるならいずれ会えることは確実だろうな。どうせ慎慈は生きてるだろ。もっと落ち着いてから探せばいいことだ。】


「わかった。無駄話が過ぎたな。練習に戻るか。」


『そうですね。今日中に使えるようになるのは難しいですが、私が一緒にいられる時間を無駄にはしないほうがいいでしょう。』


「それじゃあ、やるか。」


その後零断は持ち前の尋常じゃない集中力を発揮させ、その日をギリギリまで使い切った。



そして、次の日の朝。

零断達はついに山脈の下に入り、帝国の領地に足を踏み入れたので会った。



二章 完

第二章完結です。

次の題名だけ!


第三章「未知の病とケモミミ」


です!ついにケモミミきます!

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