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波動の龍者  作者: ケイマ
第2章
45/81

元最前線

ぽちゃん…

ぽちゃん…

洞窟の中で雫が落ちる音が響き渡っていた。

そして、その雫はユニの額の上に落ちる。

ポタッ…


「ひゃっ…う、うんん…」


その衝撃でユニがはね起きる。うとうとしながら見渡すとユニの側には満身創痍といっても過言ではない零断が横になっていた。


「っ、!零断さん?!?!」


とりあえず横になっていた体を仰向けにして全身が見えるようにする。

まず、左腕が普通ではない方向に曲がっていた。おそらくこれはムペがやったものだろうと推測する。

他は至る所に切り傷があり、わき腹に大きな傷があった。ユニはまず脈があるかを確認して、アイテムボックスから包帯を取り出し零断の傷口に巻きつける。薬はどれがいいのかなどは分からないのでほぼ無限と言えるほどある包帯を巻いているのだ。

全身に包帯を巻くことによって零断の肩に大きな傷跡があるのに気づく。

この世界では傷跡があることはよくあることだが、ここまで大きい傷はほとんどない。ほとんどは治癒魔法で治されるからだ。

ちなみに一応水魔法に治癒魔法はあるが、これは回復力をあげたり、消毒や疲労回復などがメインである。この世界でも回復というのは簡単ではないということだ。

零断はユニに今の地球の治安などを軽く話していた。なので、ユニは地球では全く切られたりすることはないと知っていた。しかし、零断には切り傷がある。


【零断さんが嘘を?零断さんは本当に帝国の商人なの?】


そう思い、傷口をよく見る。すると、この世界ではされていない処置がされていることがわかった。

それは肌が縫わられているところである。医療があまり発展していないこの世界では縫うことなどできない。


【やっぱりここにきてからのじゃない…と思う…なら、怪我なんてしない元の世界でこんな怪我をしたのかな?何があったんだろう…】


ユニは嘘をついていないと思うと同時に何があったのかが気になる。


「とりあえず、零断さんの手当てをしないと!」


そう呟いて包帯を巻く作業を続ける。

すると洞窟の奥から何かが歩いてくる音が聞こえた。

ユニはその音に硬直し動けにってしまう。しかし、そんな心配はなかった。


「ユニ様。私です。」


「あ…クラウドかぁ〜びっくりしたぁ〜」


「驚かせてしまってすみません。」


そういう会話をしながらクラウドはユニによってくる。そして、ユニの隣に座る。

洞窟の奥から来たクラウドに何をやっていたんだろうと疑問に思ってるとそう思ってることを読まれたかクラウドが説明して来た。


「洞窟の奥に何があるかを調べていました。幸いなことに奥は行き止まりで、人間が飲める水がたまっていました。チャマ様に頼れば水は出すことはできますが、そうでなくても飲める水があるのは幸運です。」


「そうだったんだ…ありがとクラウド。それで、何があったのか話してくれる?」


「はい。もちろんです。」


そういってクラウドは数時間前のことを話し始めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


零断達は今までにないほどの速さで山を駆け上がっていた。特に零断はムペを背負いながらクロノの反発力をあげて相手の索敵まで行っている。ムペに思いっきり吹っ飛ばされた後ということもあり相当無理している。

もともと速い速度を維持できないクロノから崩れ出す。

これでも1時間ほど全力で走ったのだ。まだ魔法を使えるようになってから1ヶ月ほどなので上出来だろう。しかし、今の状況で倒れるのは限りなくまずい。


「はぁ…はぁ…れ、零断さん。僕を置いていってください…」


「それは絶対にしない!お前らを守るって決めたんだ!」


「そんなこと言ってる場合ですか!?!?体力が切れた僕を置いていけばあいつらは僕を捕まえるのに必死になって他の人は助かるんですよ!なら…」


「ああ。そうだな。けど…けど!1人を見捨てて逃げるなら全員で捕まってやる!」


その言葉を聞いてクロノは絶句する。もし、逃げられるのならば。自分から名乗り出れば零断は見捨てると思っていたのだ。しかし、それをしない。その行動は本当に自分たち全員を帝国に連れていってあげたいという気持ちを表していた。そして、この命すら危ない状態でその言葉を聞いたクロノやチャマから本当の意味で信頼された瞬間であった。

この状態で零断はようやく全員に信頼されることになった。

といってもこの状態が変わることはない。クロノは魔力も体力も切れている。もう数分すれば倒れてしまうだろう。


「マサっ!ユニッ!ここら辺全域に火事を起こせ!チャマはもしその火が来た時に消化を!ティアは風で下に火を流せ!クロノは右側に来て俺に乗れっ!」


「れ、零断さん!流石に2人はっ!」


「いいからやるんだ!逃げ遅れるぞ!」


零断に急かされ零断の様子を気になりながらも周りに火を放つ。クロノは最後の力を振り絞って零断の背中に乗っかる。

ある程度広がると火を放つのをやめてまた全力で上を目指す。

しかし、おそらく暗殺者は火を放ってもスピードを緩めることなく距離を詰めて来ている。

もともと隠蔽を使っておらず、見つかった後から隠蔽を使っても意味はないので温存しておく。使うべき時になったら使うためだ。


「うぉん!」


すると、遠出していた風雅が零断の元に戻ってくる。


「タイミングがいいとは言えないな。まぁ悪くもない。お前は隠蔽を維持してバレないように俺のそばにいろ。まだバレてないのはお前だけだ。」


「ぉん」


と風雅は小さく吠えると今まで以上に気配を消した。もはや零断以外にはわからないレベルで。

それに頷いてから自分の状態を確認する。まず、左腕の骨折。表面にはそれ以外目立った外傷はない。次に魔力。左腕の固定のために以外と多く使ってるため、残り6割といったところ。波動も十分に使える。

最後にこの状況。圧倒的な不利と言っていい。そして、広範囲状態とは言え、零断の索敵を逃れる技術がある時点でほとんどの確率で転移者絡みだろう。


【なんで俺は転移者と敵対しなきゃいけねぇんだよ…!】


そんな風に内心叫びながらなるべく良い状況にするために動く。

実は約5キロほど登ったところに普通じゃ見つからない洞窟がある。風雅に隠れやすい場所を探させていたのだ。

うまくその前でごまかして隠れる。そして、傷が少しでも癒えるのを待ってから戦うことにしようとしているのだ。

5キロというのは零断達ではあっという間だ。その間に暗殺者達との差は明らかに縮まっている。

そしてついに魔法が飛んで来た。

その魔法は地属性の初級魔法のロックショットであり、別段強いわけではない。頭に当たったとしても軽く意識を失うくらいだ。死ぬことはほとんどない。しかし、乱射することができるのでこういう時に便利なのだ。そして、おそらく捕まえることを第1目的としているので更にうってつけである。

そして、5秒ほどの間隔が開きながらロックショットを打ってくる。すると、必然的に当たりやすくなる。そして、ついにユニの頭にロックショット一発が当たってしまった。

ユニはその衝撃に耐えられず吹き飛ばされ…る前に零断に抱きとめられる。

しかし、現時点でユニは意識を失っていた。


「クロノ。ムペを持ってクラウドに移れるか?」


「出来ます。」


そう言ってクロノはムペを抱きかかえてライトニングムーブの応用を使ってユニがいなくなったことで開いた場所に座る。魔力は意外と残っていたようだ。

その様子を見てから零断はまた状況を確認する。

洞窟までは残り500メートルもない。おそらく零断か風雅が近くにいれば見つからないで隠れられる距離。また、暗殺者達との間も同じく500メートルほどだ。

そして零断は決断する。


「風雅。ユニを背負って洞窟に行け。クラウドはそれについていくように。」


そう言ってユニを風雅に渡して立ち止まる。


「え?」


「零断さん?」


チャマとマサが零断が立ち止まったことに疑問の声を上げる。しかし、その声を上げた直後には零断はもう見えなかった。


「く、クラウド!零断さんを置いていくんですか?!?!」


「それが零断様の命令です。」


「そんなことできない!今行けばまだ間に合います!」


「いかせません。」


「いや、行くっ!」


クロノが零断の元に行こうとするがそれは見えない壁によって塞がれる。

風雅の波動である。


「くっ!なんですかこれ!壁が!」


「それは風雅が持っている零断様と同じ力です。あなた達じゃ壊すことはできませんよ。」


零断の力と言われ、この壁は壊せないと全員が思った。しかし、それでもクロノは壁を叩く。


「零断さんは僕たちを帝国に連れて行くって言ったんだ!ならその案内をしてもらうためにもこんなところで…」


「死ぬわけがない。と、私は思いますけどね。」


クロノの声を遮ってクラウドが発言をする。


「私は妖精となって様々なことを見て来ました。しかし、その中であそこまで強く、義理堅い存在は知らないといっていいでしょう。まずまず私は零断様がいなければまだユニ様の周りでこの様子を見ていたでしょう。」


「…それってどういう意味?」


「そのままです。零断様のあの特殊な力によって目覚めさせられたのが私です。おそらくあなた方の妖精達も自分では気づいてないでしょうが、そういう理由で今この場にいるのでしょう。」


「そう…だったんだ…確かに精霊使いが妖精を使えるなんて聞いたことない…」


マサ達が聞いたことないのはもともと小さい村から出たこともなく盗賊に捕まったので世間を知らないという理由もあるが、実際精霊使いが妖精を使えるということは全く事例がないことだ。まずまず妖精自体がある理由によって全く見ない存在となっている。


「そして、そんな零断様がこんなところで死ぬと思っているんですか?」


「…確かに。」



「そう思うのならば信じて待ちましょう。私たちにできることは無事を信じて待つことだけです。」


「…わかりました。取り乱してすみませんでした。」


「いえ。私も説明していなかったので当然だったのかもしれません。こちらこそ説明不足ですみません。」


クラウドはそう言ってから明らかに走るスピードを上げる。風雅もそれに合わせて走るスピードを上げる。

その1分後、子供達は洞窟についたのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


【全員行ったな。ふぅ。やるしかないか。】


零断はそう思いながら癖になった言葉をつぶやく。


「“オーラ”、“ブースト”」


この言葉を呟いただけで零断の存在感は半端なものではなくなり、暗殺者もいきなり消えた大人数よりも零断に集中してしまう。

そして、ほどなくして索敵をしなくても気配がわかる距離まで近づいてきた。

零断はとりあえずどう出るかを観察する。すると、正面から馴れ馴れしいような男の声が聞こえてきた。


「やーやーお前さんが精霊使い達を連れて行った人だね?」


「…」


零断は肯定もせず否定もしない。ただ沈黙しているだけだ。それに対して相手側は姿を現した。

髪の長さはちょっと長めだが、ワックスで固めてるのかよく大学生がやりそうなかっこいい感じの髪型である。色は茶髪でいかにもチャラそうな雰囲気である。

そして、この雰囲気を零断は知っていた。


「さらにお前王都に呼ばれた零断だろ?よくもまぁこんなところまで逃げてきたな〜」


「…」


その間にも零断は相手を観察する。

まず今話しかけてきている相手。腰に曲刀を下げて懐にはナイフのようなものが左右3本ずつ。靴にも何か仕掛けがあるように見える。

周りにはオーラであまり影響が受けないレベルの人が15人ほど。武器は様々だが全員近接武器だ。

後方に5人。小さな杖持ち2人と弓持ち3人だ。

明らかなほど零断達を捕まえるために動いている。

そう考え終わったところで相手また話し始める。


「名前的にはまぁ珍しいが、黒髪黒目だしお前もこの世界に来たばっかりなんだろ?なら、また王国に来ようぜ?王国は俺らみたいなやつを歓迎するってよ?」


「…」


零断は戦闘態勢をとる。相手が話しかけて来ているが、無視していい内容だ。王国に寝返るなんてことは絶対にしない。


「おいおいちょっと待てよ。同郷だろ?せめて名前くらい交換しようぜ?俺の名前は…」


「スカルプだろ?元最前線のリーダー兼斥候の。」


「…ああ。そうだ。けど、元最前線というのは絶対にやめろ。俺はそれを認めていない。」


よほどそう言われるのが嫌なのか相当鋭く睨んでくる。がしかし、次の瞬間にはまた友好的な話し方に変えてくる。


「なぁ。本当に王国に戻らないのか?可愛い女だってなんでも買える金だっていくらでももらえるんだぞ?そんな死んだ女にとらわれるなよ!」


セリアの一件を知っているのか綺麗に零断の地雷を踏む。そのことを言った瞬間に雰囲気が明らかに変わる。それを感じてスカルプも諦めたかのように脱力する。


「はぁダメかぁ〜同郷は殺したくないんだけど。…まぁ、しょうがないか。最後に聞く。本当に来る気はないのか?」


「ない。金なんていらないし好きな人もいるから」


「クソが。この世界に来てから作った奴はもう死んだだろうが!」


スカルプの態度が一変する。おそらく今まで皮を被っていただけであろう。


「元の世界にもいたからな。多分こっち来てるし、見捨てるわけにはいかない。」


「…お前。名前は?」


「…ゼロだ!」


零断は名前を叫んだ直後には暗殺者を1人の首に剣を差し込んでいた。

次の人に行こうとするがそれはスカルプによって防がれる。


「テメェか…ゼロか…くくく、くはっはっは!因縁だなぁ〜こんなところで会えるなんて!テメェのせいで俺がやり込んで来たGFOでどんな目にあったかわかるか?」


「…」


話している間にも零断は全方位から攻撃を受ける。だが、スカルプ以外は波動の壁で守れるくらいなのでスカルプを剣で牽制してそのほかは波動の壁で防ぎながら時々反撃する。


「クソガァ!こっちに来てもそのうざい戦闘力かよ!だがな。この人数差だとどんどん押されるぞ?」


スカルプのいう通り少しずつだが零断の反撃する回数が減っていく。相手も零断の反撃に慣れて来たのだろう。

だが、零断は全くまずいともなんとも思っていなかった。逆に予想内の実力で安心しているところだ。

まずまず零断の目的は子供達を洞窟に隠し、自分もある程度経ったら洞窟に隠れてしっかりと回復してから戦うつもりなのだ。魔力は少しずつ消耗していくが、そこまでではない。残り3割を切ったくらいになったら行動するつもりなのでまだ多少余裕がある。

すると、スカルプは倒せないことに痺れを切らしたのか何やら今までにない動きをする。

その動きは無駄がなく、攻め入る隙はなかった。しかし、ならばスカルプに攻撃をしなければ良いだけの話で、スカルプを対処する必要があまりなくなったことで零断は魔力の消費量を少し上げて1人ずつ削っていく。

そして、3人ほど切ったところでスカルプの様子が変わる。

明らかに様子がおかしい。すると、暗殺者達は後ろに引いた。それを追おうとしたが、そこにスカルプが割って入る。そして、異常な力で零断を吹っ飛ばす。

一回転して態勢を立て直した零断はスカルプの顔を見る。すると、その顔には額にツノが2本生えていたのだ。

それはまさに


【鬼…みたいだな。】


「グルァァァ!!!」


スカルプは理性をなくしているのか小細工無しでただただひたすら力任せに拳を振るってくる。しかし当然ながらそんな攻撃は零断に届きはしない。


【この状況。あえて言うなら『鬼人化』と言うべきかな。】


そう名前をつけて色々と観察した後にこの場で気配を消す準備をする。

そして、気配を消そうとしたその時。偶然、スカルプが理性を取り戻したかのような攻撃をした。単純に避けようとした零断はその攻撃を対処しきれずに脇腹を大きく抉られる。


「うっぐぅ…!」


「グオラァァァァ!!!」


そこからはスカルプの一方的だった。完璧に意識はないはずなのに戦闘慣れした動きを見せるスカルプに魔力が2割を切り、脇腹を大きく抉られた零断では実力差ははっきりとしていた。


【このままじゃっ、!だめ、だっ!もう温存して、いる、余裕なんて、ないんだ!やる、ぞっ!】


零断はもともと逃げるために考えていた行動を実行する。


「うおおおおおお!“バースト”!」


零断は特大の波動弾を地面に叩きつける。その衝撃によりスカルプ、零断に暗殺者達でさえ吹っ飛ばされる。

零断は吹っ飛ばされる直前に隠蔽を使い、それを飛ばされても維持し続け、うまく着地をして洞窟に一直線で向かった。

残り魔力が少ない中、索敵を行うと全員混乱して零断がいなくなったことにすら気づいていない様子だ。その中にはスカルプも含まれている。


【ギリギリ…だな…】


零断は倒れそうな足を無理やり使って洞窟までたどり着いた。

先ほどの索敵で誰も見つからなかったが、風雅が洞窟の奥にいることは感じ取れている。そして奥深くまで移動すると、そこにはぐっすりと眠っている子供達とそれを見守っている風雅とクラウドがいた。


「お疲れ様です。子供達は全員私の魔法で眠らせました。隠蔽は風雅が使っています。おそらくバレないでしょう。」


クラウドが現状報告をする。その言葉に安心する。


「そうか。すまない。少しやらかした。俺も寝かせてもらう。」


「わかりました。緊急事態になりましたら起こします。」


「ああ…よろしく…頼む…」


零断の意識は落ちていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「そんな…ことが…」


ユニはクラウドから何があったのかを聞いて呆然としている。

クラウドは風雅からの情報と自分の予想を含めて実際にあったこととほとんど一緒のことをユニに話していた。


「零断さんが寝てからどれくらい経った?」


「約12時間ほどでしょう。その間特に問題は起きていません。」


「よかった…あ、そういえば風雅は?」


クラウドの報告を聞いて安堵の表情を浮かべるユニ。そして、見当たらない風雅について聞く。


「ただいま風雅は偵察に行っています。隠蔽はそのままなので安心してください。」


「そっか。良かった…みんな生きてて…」


「そうですね。やはり彼の方は凄いと思います。ユニ様の将来の夫としてやはりふさわしいかと…」


「なっ、なっ、何を言っているの!?!?そ、そ、そんな結婚したいだなんて思って…ないわけじゃないけど、まだ早い…と言うか私なに言ってるのぉ〜〜!」


ついにクラウドにまで零断についてをいじられ相変わらず自爆をするユニ。

ついさっきまで命の危険があった状況なのにマイペースになるのが早いユニであった。





すみません…勇者初めてしまいハマってます…書く時間が…

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