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ユキ  作者: 下弦 鴉
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ニ  アイユキ/コイユキ


  『アイユキ』


雪のように 純粋で


雪のように 繊細で


そういられたなら


今の私は 幸せだったかな?


もっと優しく もっと強く


人を愛する事 人を慈しむ事


そういう事が できたかな?


降り積もる雪は いずれ溶けてしまうけど


それまでに 幸せを届けてくれる


幸福を 与えてくれる


純白(しろ)いという優しさで


そっと 私達を包んでくれる


そんな雪のように


私がなれていたなら


私が そうであったなら


もっと幸せに なれたでしょうか?


もっと ずっとずっと


綺麗な心のままで いられたでしょうか?


                   ***



  『コイユキ』


貴方はいつも


この白い世界の中で とても楽しそうに笑ってた


何が楽しいのか 私には分からない


だけど貴方は 楽しそうだった


白い世界の中で 妖精のように舞って


白い世界の中で 私は貴方に恋をした


何でそんなにも 純粋でいられるのか


何でそんなにも 少年のように笑っていられるのか


不思議だったから


恋しかったから


そんな貴方は 白い雪の世界で笑う


毎年毎年 雪が降るたびに


とっても楽しそうに


だから そんな貴方を見ていると


私も 取り戻せるんじゃないかって思った


少女のような 綺麗な笑顔を


あの遠い日のように 綺麗な顔で 綺麗な心で


だから ずっと私は貴方に恋をし続けます


ずっと 愛し続けられます

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