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無印編 第一話 うごめく
1995年4月11日の午後5時、観光から帰ってきた9人がいた。
「ああ、楽しかったぜ!猪苗代湖周辺を散策したのは。」
彼は、小野寺和実譜という青年。探偵的な一面を持ちながら凄く熱血である。
ある意味、猪突猛進と言ったところか。
「結構景色もきれいだったし、小野寺さん、あの時こくればよかったのに。」
「なっ//うるせっ!岩沼さん。」
岩沼帝屏、彼もまた猪突猛進な奴である。
「小野寺、ちょっと持ってくれるか。」
「熊戸、良いぜ。」
熊戸一六四、頭脳がすごくきれて、賢い。そして小野寺の同僚。
他にも、日野山愛智、福童吉喜、一崎卓、道辻竹浪、八戸理秀、東平那呂諏と言う方々。
「そして私、生井沢仗です。」
この物語は、何百年も繰り返された世界。それはあまりにも残酷で血だらけの物語。
それは、残酷だが奇跡を作り出して「啜る囁き」の正体を見破ろうとする物語である。
「私の思い通りになりなさい。」
次回 無印編第二話卑劣な罠。お楽しみに!