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日本独立戦争  作者: AEGIS
何でもどんな物でもある序章。
4/9

反中華連邦組織

 ヘリに連れられ付いた所は空爆で破壊された町、ぞくに言う「ゴーストタウン」だった。その一角。少し開けたところに着陸した。

「ご到着だ。降りろ二人とも」

サイトウと呼ばれてたおじさんに従っておく。次に連れてかれたのはヘリの着陸したとこの近くにあったエレベーター。さっきも言ったけどココはゴーストタウンだ。動くのか?コレ。

 と思ったら来た。ワーオ動くんだこいつ。とりあえず乗る。中では特に何も無く機械的の音。チーン。付いた所は地下だった。

 降りたときに俺はココがゴーストタウンだったか目を疑った。だって俺の前に町があったんだから。そこらへんを歩く人々、人口太陽で育てられている作物。居酒屋で笑うオッサン。それを横目で見ながらサイトウについて行く。どんどん、どんどんどこかわからんとこに・・・。

 5分くらい町みたいなとこから歩いただろうか。俺達の前には一つの大きな鉄扉。そしてそこに書かれた「立入禁止」の文字。おじさん、いやサイトウさんは近くのパネルにうるさい位の声で言った。そしたら鉄扉が開く。

「今からちょっと俺らのリーダーに会って貰うから。」

サイトウさんがまた言う。

「はいはい」

敵か見方かわからんままとりあえず従う。中に入るとまたビックリした。

 10式戦車に90式戦車が合計5台。戦闘機じゃF-15にF-2、F-4、心神まである。その他にも偵察機に輸送機、警戒機が一機ずつ。壁に綺麗にかけられたアサルトライフルやランチャー、ミサイルが何個も・・・。それとミサイルを撃った。あれはコブラか、と俺らの乗ってたきた輸送ヘリ、チヌークがあった。そのまま進んでまた扉。それは何もなしに入れた。それからしばらくして一つの部屋の前へ。

「タケモトさん入りますよ。」

『入れ。』

中からはどすの利いた腹の底に響くような男の声。

俺は中に通された。

「君が、王真君。いや、ここでは柳俊介の方がいいかな?」

俺は日頃は付き合いの悪い中華連邦人として生きていた。なのにここで知りもしないやつに俺の本名を知られた事に対して驚いていた。

「動揺しているな。紹介が遅れた。すまなかったな。私は、反中華連邦組織、AEGISのリーダー、武本総一郎だ。君が助けたのが、伊藤くるみ、君達を助けたのが斉藤博文。斉藤は自衛隊の元二等陸尉だぞ?」

「お願します」

「まっそう言う事にシトイテくれや。」

「他にもいるんだが後にしよう。とりあえず聞く。君は、日本人だろ。」

「あっああ。」

「なら話が早い。我々の仲間にならないか?」

なんなんだこいつ等。いきなり言われたけど反中華連邦組織AEGISだって?何のことだ?やっぱり日本人かこの人らも。何だなんだなんだ!!

 ヤバイ、おれ今までに無く混乱してる。10式戦車にコブラ、あの時からどうかしてた。何で日本人があんな武器持ってんだ?確か前の戦争で自衛隊の武器はすべて破壊されたはずだろ?

 このときの俺はどうかしてた。それまでの緊張の糸が切れたのかそれまで感じていた混乱がいま一気に来ていた。

「大丈夫か?落ち着け。我々の存在理由を君には知ってもらいたい。コレでも飲め。」

手渡された水。とり合えず聞いてみる。

「毒は入ってないですよね。」

俺としてはまじめに聞いてたのに

「はっはっはっはっ」

笑われた。

「そんな物は入ってないさ。同じ日本人を殺す理由がどこにある。」

信用して水を飲む。飲んだらえらい落ち着いた。

「落ち着きました。ありがとうございます。」

「なら話をしよう、座りたまえ。」

そこにあったいすに座る。

「君と同じ我々は日本人だ。」

「はぁ」

「先ほども入ったが我々は反中華連邦組織、AEISだ。」

「反中華連邦組織ってどういうことです」

「言ってるままだよ。我々は中華連邦からの独立を掲げているレジスタンスの一つだ。」

「レジスタンス・・・。」

「そうだ。ではもう一度聞こう。柳俊介君、我らAEGISの仲間にならないか?」

 

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