そして、何時もの日常へ
私、ナナリ・ブラウンでございます。
穏やかな朝を迎えております。
あの大騒動が嘘のように王都もロドリゲス公爵領も落ち着いております。
平和……と言いたいところでございますがラピスお嬢さまは本格的な淑女教育を受けて悲鳴を上げておられます。
あの時に集められた子供たちは魔法学校へ入り正しい魔法の考え方を学んでおります。
シャール・スミスもまた後にアーサー・ラサール様の片腕となるために今は学校で勉強をしております。
時折、アレキサンダー第二王子が起こしになってラピス様とは相変わらず治安と警察隊の話をしております。ですが、まあ公爵も公爵夫人も喜んでいるのでOKでございます。
フローラさまもお二人とよく歓談し兄(に見える姉と)に守られほくほくとして愛らしくなっております。
つまり、大団円でございます。
ただ、フィオレンティーナ様の行方だけは未だに分かっておりません。
そして、あの時に魔王は本当に消え去ったのかも。
その為にラピス様もアレキサンダー第二王子も今日もメアリ・ネーベルトさまの魔法教育を受けておられます。
そして、この穏やかな日々を守るために今日も巷では警察隊も頑張っております。
私、ナナリ・ブラウンのご報告は以上でございます。




