感想欄が楽しみな人σ(゜ω゜*)
久しぶりにエッセイを投稿します。今回のお題は感想欄についてです。
実は私は感想欄が大好物な人間です。作品を読んだときは毎回必ず感想欄も開いて、読者の方々の多種多様な感想を楽しく拝見しています。それが特に好きな作品だったら、どれだけ感想欄が埋まってようと、すべての投稿に目を通すくらいです。
感想欄には様々な発見があります。自分と全く同じ感じ方をされた方の投稿は「うんうん、そうだよねー」と嬉しくなりますし、違う受け止め方に対しても「なるほど、そういう考えもあるのか」と刺激を受けることも多かったりします。中には自分が全く気づかなかった鋭い視点もあったりして、なろう読者には目の肥えた方もたくさんいるんだなぁ、と感心しております。
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そうであるからこそ、なのですが、面白い作品を読んで、その流れで感想欄を開いたとき「感想は受け付けておりません。」のメッセージがあると、自分でも身勝手だと自覚していますが、ちょっとだけ損したような、楽しみが一つ消えたような、そういう気持ちになってしまいます。
おそらく、感想欄を閉じていらっしゃる作者様には、それまでに心無い感想を受け取ってダメージを受けることがあった、荒らしやアンチと呼ばれる人たちに粘着されてしまった、など様々な理由や事情があるのだと思います。
小説という形で、自分の心を丸裸にして万人にさらけ出しているのだから、リスク対処は非常に大切です。作者様の当たり前の権利である「感想欄の開閉の自由」は最大限、尊重されるべきものです。このことで作者様に不満を持つのも、評価を下げるのも、まったくのお門違いだと思います。
ただ、一読者として、感想欄も含めて楽しみたい自分としては、これらの問題に対して何か良いアプローチはないものだろうか、と考えてしまいます。
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一番の問題が「酷い言葉で作者を傷つける感想」であるならば、作者の方々には「感想の削除」「ユーザーのブロック」をもっと気軽にやってもらってもいいんじゃないかなぁ、と思います。感想欄は作者と読者の交流の場でもあります。そして、乱暴な言葉は場を荒らしてしまうものです。あまりに強い言葉は、ほかの読者に対しても非常に嫌な気持ちにさせてしまいます。
私は、感想欄という場所が大好きなので、場を荒らす人たちに対しては相応の対応をしても全然構わないと思います。一部の迷惑な人たちの為に、大切な場所が奪われてしまう、という構図は現実の社会でも残念ながら多く見られます。
そうした風潮に負けないような、真っ当な仕組みがもっともっと広がってほしいと思います。「守るべきライン」というものをきちんと明示すれば、よっぽどの人じゃなければそこを逸脱しようとはしないでしょうし、そこが悪意を計るバロメーターにもなります。
つまりは、「強い言葉」「キツイ言葉」というのを一つのラインとして、それを超えるものは感想欄の管理上でも、実際の心理的な受け止め方の面でも、スッパリと遮断するのはどうでしょう?という提案ですね。
とにかく、すべての書き手の方々が、安心して創作に取り組める環境を維持しつつ、楽しく感想も出し合えるような場が守られてほしい、と「感想大好き人間」は願っております。