表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊と混ざりあった少年  作者: 田舎暮らし
最終章 人と神
721/765

第212話 美醜

「どういうことだ・・・・・・・、何をした?我を斬ったのではないのか?」


自らが纏う闇が無くなり素顔を晒した『アンリ』が困惑の表情を浮かべる。

闇が無くなれば神官服を着た美丈夫でしかない。

若干の瘦せ感はあるが問題ない感じだろう。


「『アンリ』様なのですか?」


先代が震えた声で問いかける。

その声に反応した『アンリ』は振り向く。


「っ!!」


『アンリ』の顔を見た先代がエリスの顔を赤らめる。

その反応にクライスはむっとする。

すかさず、先代がフォローする。


「誤解しないでください!!私の感情であってエリスさんの感情ではありませんから!!」


両手をふり弁明する先代。

しかし、エリスの身体で反応するのだから真意がわからずクライスは不機嫌になり続ける。

そんな二人のやり取りを『アンリ』が問う。


「我の顔はそんなに変なのか?自身の美醜など気にしたことが無いのだが?」


『アンリ』の言葉に二人が固まる。

そして、ゆっくりと近づき捲くし立てる。


「自分の顔を見て美醜が判らないだと!!』

「『アンリ』様のお顔は美の極致!!それで美醜を問われるのは喧嘩を売っているようなもの!!」

「そ、そうなのか・・・・・・・・・・・・?」


二人の剣幕に流石の『アンリ』も一歩後退する勢いであった。


明日は月曜日なのでお休みをいただきます。

明後日の更新をお待ちください。


本作『精霊と混ざりあった少年』を読んでいただき誠にありがとうございます。


『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしています。(メンタルは弱いので誹謗中傷は控えていただけるとありがたいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ