表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊と混ざりあった少年  作者: 田舎暮らし
最終章 人と神
681/765

第172話 衝突

『また、エリスを狙うか!!』


神が再びエリスを標的にした。

魔力の回復をしながらも警戒していたクライスは悪態をつきながらも即座に対応する。

多少なりと魔力の回復ができたことにより即対応はできた。

しかし、それでどうにかなる相手ではない。


「させるか!!」

「邪魔をするな。」


神の前に躍り出るクライス。

回復したばかりの魔力を『天羽斬』に乗せて神に対して居合を放つ。

そんなクライスを煩わしそうに神の左手が薙ぎ払う。


ガキッ!!


ぶつかり合う生身と刀身。

明らかに鳴るはずのない音が響き渡る。

音の正体は魔力同士による干渉と反発。

その証拠に二人の鬩ぎあいから生まれた衝撃と漏れ出る魔力が放電を起こす。


バチッ!!バチチッ!!


空気を燃やし、大地を抉る。

二人の鬩ぎあいは拮抗していた。

本来なら、多少の魔力の回復では神は揺るがない。

それでも、拮抗できていた。

何故なら神の意識が散漫としていたからだ。

エリスを狙いつつ周囲の警戒とクライスの相手。

如何な神とて冷静でいられなかった。


「くっ!!鬱陶しい!!!!!!!!!」

「好きにさせるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


二人の咆哮が魂が世界を揺さぶる。

世界に干渉するものが見ていることも知らずに。

本作『精霊と混ざりあった少年』を読んでいただき誠にありがとうございます。


『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしています。(メンタルは弱いので誹謗中傷は控えていただけるとありがたいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ