表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊と混ざりあった少年  作者: 田舎暮らし
最終章 人と神
605/765

第96話 賞賛 前

「くっ!!あぁぁぁ!!」


かなりの速度で投げ捨てられたクライス。

しかし、何とか空中で身を翻して地面を削りながら着地する。

盛大に砂埃を撒き散らしながら着地したクライスは周囲の確認を急ぐ。


「ここは・・・・・・・・・・・、中央噴水広場?なのか・・・・。」


余りにも変わりすぎた広場。

更地と化し見るも無残な広場にクライスは絶句する。


「ここなら邪魔も入らず全力で戦えるだろう?」

「そのようだな・・・・・・・・・・・・。」


悠然と歩き近づく神。

まるで、今から遊んでやると言わんばかりに尊大な態度である。

実際、忘れられたとはいえ神。

自らの実力に疑いなどなく負けるとも思っていない。

もし、万が一ということがあるのならそれは自らと同格の存在。

すなわち神同士の戦いである。


「さて、次はこちらからいくとしよう。」


徐に振り上げられた左腕。

すると、地面を切り裂きながら一筋の線が奔る。


ザンッ!!


瞬時に身を捩って半身になるクライス。

しかし、完全には躱し切れておらず、胸に一筋の切り傷がつけられる。


「よく避けたな。そら、次だ次。」

「っつ!!」


クライスの表情が引き攣る。

それは仕方がないだろう。

神がまたも左腕を振りぬく。

すると、次は一筋ではなかった。

眼に見えるよう可視化された魔力の極薄の線刃。

それが格子状に宙に現れクライスに向かって放たれる。


「ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅ!!しっ!!」


クライスは即座に納刀。

大きく息を吸い気合一閃。

魔力を纏った刀が線刃の格子を切り裂く。


バキッィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!


甲高い音と共に砕かれる格子。

しかし、クライスも後方に軽く吹き飛ぶ。


パチッパチッパチッ。


戦場に似つかわしくない拍手の音。

その出所は神であった。


「素晴らしい。この前より強くなっているのは確かだな。」


心からの賞賛をクライスに送る神がそこにいるのであった。

本作『精霊と混ざりあった少年』を読んでいただき誠にありがとうございます。


『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしています。(メンタルは弱いので誹謗中傷は控えていただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ