"ダメ"な日
会津君が⁉︎
よろしくお願いします。
久しぶりの体調不良でバイトを途中から休ませて貰った。
年一回程、どうしても"ダメ"な日がある。
おとなしく寝ていれば、大概良くなるので駅までゆっくりと歩いて帰る。
近くから軽快なクラクションが鳴り車を見ると
スゲーかっけ~!純白のメルセデス。
歌の中だけに存在すると思っていた。
実物、迫力。超かっけ~!
運転席には仕事帰りの
私服を着た配達兄ちゃんが乗っている!
白のポロに、白のジーンズ。ポロの襟立ってるよ~!
眩しいです。配達兄ちゃん。
「大学寮でいい?送って行くよ」
マジっすか。お仕事でお疲れ様なのに
早引けバイトを自前の車で配送してくれるんですか。
ドアを開けてくれて、シートベルトまでしめてくれた。
『惚れてまうやろぉー!?』
はい。結局送って頂きました。
運転、メッサ上手。
降りる時も、シートベルトとドアをやって頂きました。
「あれ、睫毛が付いてる。取ってあげるよ」
うわ!顎クイされたので、思わず目を閉じたら
キスされたぁ~!
「また明日な」
爽やかに笑顔で帰って行かれました。
流れる様にキスって。配達兄ちゃん手ェ早過ぎ……。
『惚れてまうやろうー!?』
自分がチョロ過ぎるやろー!?
ダメだ。熱が出てきた。早く部屋に帰って寝よう。
お読み頂いてありがとうございます。
誤字等、ありましたら申し訳ございません。
鳩の話し
低い声で鳴いて。 『姉ちゃん俺の声腰にくるやろ?』
美鳩を追い回し。 『なあなあ姉ちゃん』
クルリとまわってアピール。 『俺ってイケてるやろ?』
背中に乗って 『結婚してくれ』
結構な数逃げられている。 『チッ』
鋼の精神を持つ彼は 『俺はまだまだイケるゼ!』
次の鳩を追い回す。 『なあなあ姉ちゃん、姉ちゃん』
……その強心臓欲しい。