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君、愛し恋し  作者: can
18/26

"ダメ"な日

会津君が⁉︎

よろしくお願いします。

久しぶりの体調不良でバイトを途中から休ませて貰った。

年一回程、どうしても"ダメ"な日がある。

おとなしく寝ていれば、大概良くなるので駅までゆっくりと歩いて帰る。

近くから軽快なクラクションが鳴り車を見ると

スゲーかっけ~!純白のメルセデス。

歌の中だけに存在すると思っていた。

実物、迫力。超かっけ~!

運転席には仕事帰りの

私服を着た配達兄ちゃんが乗っている!

白のポロに、白のジーンズ。ポロの襟立ってるよ~!

眩しいです。配達兄ちゃん。

「大学寮でいい?送って行くよ」

マジっすか。お仕事でお疲れ様なのに

早引けバイトを自前の車で配送してくれるんですか。

ドアを開けてくれて、シートベルトまでしめてくれた。

『惚れてまうやろぉー!?』

はい。結局送って頂きました。

運転、メッサ上手。

降りる時も、シートベルトとドアをやって頂きました。

「あれ、睫毛が付いてる。取ってあげるよ」

うわ!顎クイされたので、思わず目を閉じたら

キスされたぁ~!

「また明日な」

爽やかに笑顔で帰って行かれました。

流れる様にキスって。配達兄ちゃん手ェ早過ぎ……。

『惚れてまうやろうー!?』

自分がチョロ過ぎるやろー!?

ダメだ。熱が出てきた。早く部屋に帰って寝よう。









お読み頂いてありがとうございます。

誤字等、ありましたら申し訳ございません。

鳩の話し

低い声で鳴いて。 『姉ちゃん俺の声腰にくるやろ?』

美鳩を追い回し。 『なあなあ姉ちゃん』

クルリとまわってアピール。 『俺ってイケてるやろ?』

背中に乗って 『結婚してくれ』

結構な数逃げられている。 『チッ』

鋼の精神を持つ彼は 『俺はまだまだイケるゼ!』

次の鳩を追い回す。 『なあなあ姉ちゃん、姉ちゃん』

……その強心臓欲しい。



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