表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君、愛し恋し  作者: can
14/26

何時もの教授

土鍋ご飯……。

よろしくお願いします。


教授の様子がおかしい

気になって眠れない。

ダイニングから物音がするのでのぞいて見ると

冷凍庫からスピリタスを出して

一気にツーショットあけていた。

教授はお酒があまり強くない。

危険な飲み方が心配になって寝室に行くと

壮絶な色気を放つ教授が横たわっていた。


体重をかけないように肘をついて

覆い被さって上から様子をうかがう。

きついアルコールの匂いに心配になって

そっと口の中を舐める。

教授に引き寄せられて口づけが深くなる。

しばらくするとグッタリと動かなくなって

スヤスヤと寝てしまった。

少しホッとして教授を抱きしめて眠った。


朝早く起きて

教授の額におはようの口づけをし

起こさないようにそっと温もりから抜け出す。

ダイニングに行き

土鍋で柔らかめのご飯を炊く。

鯵を食べやすい大きさにして

塩酒にくぐらせてロースターで焼く。

インゲンの胡麻和えと白菜の浅漬けを作る。

味噌汁の具は大根と人参と豆腐にした。

熱い焙じ茶をテーブルに置いて

出汁巻をラップで包み

す巻きで巻いて形を整える。

苺はヘタを取って半分にカットした。

それぞれ器に盛り付けていく。


朝から教授がエロい。

低くかすれた声に昨夜を思い出す。


今日は車で海に連れて行ってもらえるらしい。

自分の知る何時もの教授が戻ってきた。








お読み頂いてありがとうございます。

誤字等、ありましたら申し訳ございません。

毎回生殺し……。

金魚の話し

餌が足りないと催促する。

人影を見つけるとよって来て

水槽の水を飛ばし、水面で「ぎぅぷ、ぎぅぷ」鳴いたり。

たまにプラの蓋が飛ぶ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ