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君、愛し恋し  作者: can
12/26

美しい人

当て馬に使われている会津君。

よろしくお願します。

寮の部屋が同じだという彼と

よく一緒にいるところを目にする。

会津君というらしい。

今日は専攻教室にまで連れて来ている。

彼の好みのを聞いて今日の専攻生達が飲む珈琲が決められた。

“モカ“は私の好みではないが

彼が入れた珈琲ならきっと美味しいはずだ。

何時もは最初に彼が持って来てくれるのだが

今日は後輩達に運ばせている。

トレーに私のカップが無い。

今日は専攻生が揃っていて賑やかだ。

会津君に気を取られて私に気が付いていないのか。

目敏い彼が珍しい事だと大人気無く思っていたら

「おまたせしてすみません」

彼が自分と私のカップを両手で持っている。

何時もはテーブルに置くのに

今日は手渡しされ

触れた彼の手が温かかった。

会津君の隣に行き、足を組みんだ姿勢で

彼に笑顔で話しかけている。

私は手に持つカップに

さっきまでの大人気無さを反省した。

彼は私好みの珈琲を

別にドリップして自身で持って来てくれたのだ。


迫力の美女と会津君が

私のことを探しているらしい。

付き合っている自慢の彼女でも紹介するつもりなのか。

仕方なく帰らないで待ってみる。

しばらくすると

背の高い美しい人と二人でやってきた。

彼女の方が少し背が高いが

違和感のないカップル。

美しい人は私と腕を組んで

自分のスマートフォンでツーショット写真を撮らせてから

会津君を帰らせた。

そろそろ私の腹筋を許してもらえないか

「デートに連れて行って」

可愛いくお願いされたので

ドライブにお誘いした。


高速のサービスエリアで

メイク落としが欲しいと言われ

もう少し今の彼を堪能したいと思ったことに動揺した。

タイトスカートの深いスリットにあおられる。

煙草で私の醜い欲望を隠す。

レストランで食事を終え

それでも離れ難く自宅に連れ帰った。












お読みいただきありがとうございます。

誤字等、ありましたら申し訳ございません。

猫の話し

公園で昼飯を食べると

大概鳩達が恐喝にくる。

少し離れた所にコチラをうかがう猫を見つけた。

ゴミを捨てに行くために鳩達と離れる。

猫がそろそろと鳩に近付いて行く。

姿勢を低くしているので鳩達は気付いていない。

後少し、とゆうところで雀が気付いて逃げた。

瞬間、羽毛と砂埃を残し鳥達は居なくなった。

猫は気まずかったのか

毛繕いを始めた。

猫は都合が悪くなると

気を落ちつかせる為に毛繕いをする。

 教授の煙草と猫の毛繕いが同じ

 という話しでした。





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