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姉妹、同窓生と会う 1

 うっかり寝てました。

 やべえよやべえよ。

 本当に申し訳ありません。気を付けます。

 △


 1


 △


 夏の甲子園大会で地元の代表をベスト4まで導いた一年生左腕が、今度は秋大の一回戦でノーヒットノーランをやらかして新聞に載った。プロ大注目とか恐るべき怪童といったセンテンスが並んでいるが、しかし彼がそうした使い古された謳い文句の一つ一つに相違ない才能の持ち主であることも、また疑いようもない。

 茜はテレビを眺めながら頬杖をついていた。件の人物である怪物一年生、才藤正大が移されている。秋大会における力投が特集されていたのだ。こいつはどこのチームに行くのだろうか。ジャイアンツが良いだろう。茜は思った。ジャイアンツに行って沢村賞を取るのが良いだろう。茜は強く思った。茜はジャイアンツファンである。

 その時扉の方から鍵束をならすような音が鳴り響く。茜は特に躊躇せず立ち上がり、玄関の扉を開けた。

 目を点にしてその場で腰を抜かしそうになっている緑子の隣で、紫子が逆手に持った鍵を茜の目に向けて突き出して来た。

 「うぉおおっ!」

 茜は間一髪でそれを回避する。鍵束は茜の耳たぶを軽く揺らしたのみで空振りし、突進した紫子が部屋の壁に衝突した。

 「あ……あかねちゃぁん?」と驚愕の表情で緑子。

 「なん……や、ねぇん……」と壁に顔をぶつけ鼻から流血しながら紫子。

 「いやその『なんやねん』はこっちのセリフですよ。なんですかせっかく出迎えてあげたら人の目に鍵を突き刺しにかかるだなんて……どこの世界の挨拶ですそれは?」

 「ざけんなっ!」紫子は吠えた。「なんであんたがウチらの家でふつうにくつろいどるねん! 空き巣か思うて殺しかけたやろ! 危ないな!」

 茜ははっとした。「すいません。ちょっと気が向いて窓を外してお邪魔していたんですよ」

 「不法侵入やろがぁあ!」紫子は憤怒の表情で高く吠えた。


 △


 姉妹の部屋の冷蔵庫に貼られている紫子の勤務予定表を暗記していた茜は、特にアポイントメントを取ることもなく遊びに訪れた。鍵が閉まっていたので仕方なく帰ろうとしたところ、部屋の窓を見て思いついた。これ外れるんじゃね?

 やってみたら本当に外れた。中に入り、押し入れを漁ったり冷蔵庫のお菓子をいただいたりしている内に暇になり、ぼんやりとテレビを眺めていたところ姉妹が戻って来たという訳だ。事情を話すと、紫子は眉を顰め、緑子は困ったような表情を浮かべていた。

 「こん人流石にもうそろ本気で怒った方がええんでない?」「……でもお友達だし」「そうやって甘やかすからつけあがるんでないの?」「実害はないというか、本当に嫌なことはしないじゃない?」「でもおまえさっきパニくりかけたやろ?」「そうだけどお姉ちゃんが守ってくれた」

 「まあまあそう言わず」茜は机の上に置いた箱を差し出した。「近所のケーキ屋のものですがどうぞ召し上がってくださいな」

 「あ? へーんそんなんあるんかー嬉しいわぁ」紫子はニコニコしながらケーキの箱を開けてから、拳を机に叩きつけた。「これウチらが買うて冷蔵庫に入れといた奴やんけ! しかも一個食うとるし!」

 「三個あったなら一つは私のものかと思いまして」

 「確かに、あかねちゃんがもし遊びに来てもいいように三つ買ったんだけど……」と控えめに緑子。「でもメールくらいしてくれても……」

 「それはさておき」茜は都合の悪いことはさておいた。「さっき押し入れ漁ったらこんなもの見付けたんですけれど……」

 そう言って茜が差し出したのはファイルに入った二枚の賞状と、数枚の原稿用紙だった。平然と押し入れを漁ったことをカミングアウトした茜に、紫子はとっても深いため息を吐く。

 「……なんやっけ、これ?」と紫子。

 「小学校の頃作文コンクールで入賞した奴じゃなかったっけ?」と緑子。「そうそう。二人で入賞したんだよ。お姉ちゃんが銀賞で、わたしが銅賞」

 「ああーそんなこともあったなぁ」ふんふんと首を縦に振る紫子。「つかおまえそんなん取っといたんか」

 「せっかく二人で相談しながら描いて、賞までとったんだから、大事にしないとね」とニコニコする緑子。「懐かしいなぁ。確か『友達』がテーマなんだよねぇ。……なんて書いたんだっけ?」

 「なんやっけなぁ……?」

 「『友達』の作文なのに私についての記述がありませんでした」茜は不満たらたらという表情を浮かべた。

 姉妹が揃って茜の方を見て、それからお互いの顔を見合わせた。

 「わたしについての記述がありませんでした」茜はもう一度言った。

 「……ああー、いやな、その」紫子は気遣うように茜を見る。

 「……それはね、そのね、あかねちゃん」緑子は焦った表情で言う。「これ、クラスから出た課題だったの。だからね、その、クラスのお友達のことを描くものだと、当時のわたし達は考えたんじゃないかなって……」

 「距離を感じます。所詮わたしはクラスも学年も違うお友達ですか。そうですよねぇふつうは子供同士なんてテキトウに近くにいる人間とだけ群れるもんですからねぇ。分かってます、分かってますとも」

 「面倒くさいなこいつ……」紫子はそろそろうんざりとした表情を浮かべた。「今はあかねちゃんがウチらの一番の友達や。それでええやんか?」

 「『今は』ですか。いよいよ寂しくなってきましたよ。……まあ良いでしょう。ところで、作文勝手に読ませていただいた訳なんですが、実は一つ気になることもありましてね」

 「なんなそれ」

 「いえその……あなた方って、小4まではクラスもずっと一緒だったんですよね?」

 「まーな」「そうだよー」

 兄弟姉妹はクラスを分けられるのが通常だ。しかし茜達の通っていた小学校じゃあ生徒の数が足りずにクラスが一学年に一つずつしかないなんてこともザラであり、そうなると当然姉妹はクラスを共にすることになる。それを茜は知っていた。

 「にしちゃあ気になったというか……お二人の作文読んでみると、交友関係に微妙にズレがあるんですよね。ちょっと気になりました。学校じゃ遊びのグループが別だったとか?」

 「そんなことないで」と紫子。

 「ずっと一緒だもん」と緑子。

 「だとするとちょっと妙なんですよ。紫子ちゃんの作文は、『ひーちゃん』こと緋口というクラスの級長のリーダーシップと文武両道さを称えることを主題としていましたし、緑子ちゃんの作文は『こんちゃん』こと紺本というクラスのちょっとした落伍者が『本当は優しくて良い子』であることを強調していました」

 「せやからなんやねん」と紫子。

 「気の強いところがあって男子にもドッジボールで負けない活発な緋口女史と、大人しい性格ながら時に自己主張が強く漫画が大好きな紺本女史、この両者は同じグループに属するキャラクターには思えません。緋口女史は当時の紫子ちゃんが敬意を持ちそうな人柄ですし、紺本女史は当時の緑子ちゃんとペースが合いそうですよね? ということは二人は別々のグループにいたのでは? と愚考した次第です」

 「それはちゃう」と紫子。

 「ひーちゃんとこんちゃんは親友で、わたし達を合わせて四人グループだったの」と緑子。

 「へぇそうなんですか?」意外そうな顔で茜。「そういや昔運動会の時に、お弁当の時間に同学年の子とレジャーシート広げてるあなた達に、わたしが遊びに行ったことありましたよね? その時あなた達の他に二人いましたが……そいつらですか?」

 「よう覚えてへんけどその確率が高いと思うで」というのが紫子。

 「そうだよー。あかねちゃん重箱みたいなの持ってたよね。自分で作ったとか言って」と緑子。

 「なんかやたら良く食う太っちょがいましたよね? わたしが自作したゴボウ入りハンバーグオーロラソース和えについて偉そうに批評しやがった奴。ハンバーグはあくまで純粋な肉として食べるのが王道で、ゴボウなんぞ混ぜるのは作り手が工夫した気になりたいだけのエゴだとか」

 「こんちゃんはなー。自分のしたいことしかやらんし、大人しいてちょっと陰気な割に、言いたいこととなると自己主張がすごい強ぅなるんよ」と紫子。「根は甘えん坊で、正直者なところは長所なんやけどな」

 「その紺本を注意していたひょろっとしたのも印象に残ってます。たかが一年遅く生まれただけとは言え下級生は下級生で、タダで食べさせてもらってる立場でたとえ豚の餌にも文句いうなとかふつうに失礼なこと言ってた奴。如何に口に合わずとも無理矢理笑顔で完食するのが義務だとか」

 「ひーちゃんはねー。しっかり者なんだけど人に容赦がないから言い方にちょっと皮肉がきつくて、ほんの少しだけ冷徹な感じもあったんだよね」と緑子。「でもすごく頼りになるし、正しい行動が取れるんだ」

 「……あなたらその二人組だとどっちと仲良かったんですか?」

 「ひーちゃん」と紫子。

 「こんちゃん」と緑子。

 「そんな感じですね」

 紫子の口から語られる紺本像はあまり好印象なばかりではなく、緑子から語られる緋口像も同様だ。同じグループに所属していたから仲良くしていたというだけで、本来的に気質が合うという訳ではないのだろう。

 「もしも……もしもの話ですよ? もしその緋口と紺本が大げんかをして袂を別ったとするじゃないですか? そしたらあなたらはどうしたんですか?」と茜。「ほら遠足の班とか給食の机くっ付けるグループとかあるでしょう? どちらに付きます?」

 「ひーちゃんかな」「こんちゃんだね」

 姉妹は顔を見合わせる。

 「おまえはそうやわな」「うん。でもお姉ちゃんが言うならひーちゃんでいいよ」「そない言わんと話し合わんかだ」

 自分の意思を簡単に放棄した妹を姉がたしなめ、姉妹はお互いの考えを話し合い始めた。

 「ウチ思うねん。喧嘩するとしたら高確率でこんちゃんのわがままが原因ちゃうかなって」「うんひーちゃんは滅多に間違ったことしないからそうかも。でもわたし達まで離れたらこんちゃんは一人になっちゃう子だし、そしたらあの子いじめられちゃうと思って」「ほんでもそれはこんちゃんが自分でひーちゃんに謝りに来なな」「こんちゃんが素直にそれができる子じゃないし、しばらくはわたし達が気遣うべきでしょう?」

 ……喧嘩の理由やその後に起きることまで勝手に想像して、その想像を完璧に共有している。伊達に十六年の時間を一緒に過ごして来ていない。

 だがいくらなんでも仮定の話に感情移入しすぎにも思える。茜があっけに取られていると、姉妹の話し合いは激論の様相を呈してくる。当時の自分達に戻ったような白熱ぶりだった。

 「ひーちゃんはナンボ喧嘩した相手でもいじめるみたいな真似せんやろ」「ひーちゃんが守らなきゃ他の子がこんちゃんをいじめるもん」「それでもひーちゃんは責めれんわ。仲良くしたない子と仲良ぅする義務ないもん」「ひーちゃんに関してはそうだけど、でもだからこそ回りがあの子を気遣わないと」「悪いのこんちゃんのにウチらが離れたらひーちゃんかわいそうやろ」「ちゃんと理由を説明するしかないよ。ひーちゃんは友達多いし大丈夫だよ」「それはちゃうって。ひーちゃんはウチらのことが好きなはずや」

 「紫子ちゃんが緋口女史と、緑子ちゃんが紺本女史と、それぞれ仲良くすれば良いのでは?」

 茜が割って入るように提案すると、姉妹は揃って首をふるふると振る。

 「それは嫌や」「一緒が良い」

 「家に帰れば一緒ですし、学校でも完全に別々になる訳じゃあないでしょう? 遠足の班とか給食の時に机くっ付ける組み合わせとかに影響するだけで」

 「こんだけ仲良いのに別々になることないやろ」「お姉ちゃんと一緒じゃなきゃやだ」

 そこは絶対的にそうらしい。まあこいつらはどこまで行っても片割れ同士で仲良しだ。さっきまでの応酬だって喧嘩をしていた訳じゃあない。互いの胸中を遠慮なく伝え合えるだけの信頼関係があるというだけのことだ。

 「じゃあ実際どうするのです?」

 「……分からん」と紫子。「緑子の言うことは分かるわ。こんちゃんはウチらが見捨てたらホンマに独りぼっちになってまう。でもせやからってひーちゃんのことも裏切れんやろ?」

 「お姉ちゃんの言うことは分かるよ。ひーちゃんだってわたし達のこと好いてくれてるんだから、こんちゃんだけを判官贔屓できないよ。でもこんちゃんは見捨てられないし」

 紫子は悪いことをしてしまった方がまず謝罪をすべきだという正義の話をしていて、緑子は何を置いてもまずは弱い者を気遣うべきだという優しさの話をしている。どちらも間違ったことは言っていないからこその平行線だ。

 「そもそもやな?」と紫子は眉を顰める。「どっちかに付く……っちゅう発想がそもそも間違いなんとちゃうん?」

 「そうだよ」緑子は唇を尖らせた。「こんちゃんを説得してひーちゃんに一緒に謝りに行ってあげるとか、架け橋になるべきだと思う。それも無理だとしても、とことん両方を気遣う努力をしようね。その間の遠足の班とかどっちに付くかは、お姉ちゃんに任せるよ」

 「うん分かった。そうしよう。おまえは正しいで緑子」

 「えへへ」

 話し合いは収束した。二人がふうと息を吐き出すと、紫子はふと何かに気付いたように苦雑な表情を浮かべた。

 「……とか言いつつ、思えばこれ全部あかねちゃんの出した仮定の話なんか」

 「お二人の絆の確かさを私は理解しています。だからこそ、その問題にお二人がどういった結論を下すのか、興味があったのです」と茜。「まあまあ模範解答だと思いますよ」

 「実際のところ、あの二人が仲たがいするとか正直考えれんけどなあ。ホンマの仲良しやったと思う」と紫子。

 「そうそう。もう六年あってないけど、きっとまだ親友同士だと思うよ」と緑子。

 「昨日までの親友同士と殺し合うことなんて珍しくもありません」と茜。「特に友人関係なんて曖昧なものは特に。注意して丁寧に気遣いあい、慎重に維持しないといけません。本当に大切な友達ならばこそ……ですね」と茜。

 「あかねちゃんのウチらに対する扱いに、注意とか慎重とかいう言葉はどこにもないと思うねんけど」と白い目で紫子。

 「学生とフリーターでふつうに生活する分には接点もない。そんなわたし達が大親友でいられるのは、こうしてこっちからしょっちゅう会いに来ているからじゃないですか? それは友情を維持する努力以外のなんでもありません。あなた達を好ましく思うからこそですよ」

 「それは分かっとるわ。あかねちゃん寂しがりやもん」紫子はクスクス笑う。「頻繁に遊ばんと友達じゃなくなる思うて怖いんやろ? せやから窓外して侵入してまで会いたがるんよ。アハハ」

 茜は図星を突かれたのを感じる。正直恥ずかしいが否定する文句も思いつかず絶句した。こいつにやり込められるとは我ながら珍しい。だが見透かされたこと自体は不快ではなかった。

 「でも実際、いくら電話もメールもあるからって、定期的に顔合わせないとちょっと怖く感じちゃうよね? わたし、今ひーちゃんやこんちゃんに会っても昔みたいにできる自信ないよ」と緑子。「その意味ではたくさん遊びに来てくれるあかねちゃんには助かってる。わたし達の方から遊びに行こうとしたら、電車乗るかお姉ちゃんが自転車三十分以上こぐかだもんね」

 「あかねちゃんの原チャリええよな。ウチもいつか買うわ。緑子おまえウチの後ろな」と紫子。「ほんでも思えば……。人間だれしもが厚かましい訳でもないし、暇とちゃうし、他に友達がおらん訳でもないからなぁ」

 「誰のことを厚かましくて暇で友達がいないと言いたいんですかね?」と茜。

 「いやひーちゃんとこんちゃんのこと考えたんよ。人間いつかは袂別つやろ? 高校とかは自分の学力のレベルで選ぶ訳やし、大学となるとその学力に加え目指す分野でも違って来る。その先の就職とか、今時地元でできるとは限らんし……。どうしたっていつかは離れ離れになることもある訳やん? ……せやからひーちゃんとこんちゃんが今どうなっとるかなんて、分からんよなって」

 紫子はそこで、少し寂しげな表情を浮かべる。

 「ははあ。なかなか現実主義的なことを言いますねぇ」と茜。

 「昔、そういうことがすんごい怖かったことがあったんよ」言いながら、紫子は妹の頭をぽむぽむ叩く。「この子とな? 結局いつかは離れ離れにならんとあかんのかな思うて、つらかったんよ。別々の男と結婚したりとか、違う家に住んだりとか、夜中とかそういうこと考えて。二人で泣きじゃくったりしたもんや」

 「そうだったねぇ」と緑子。

 「血は水よりも濃いのだからどれだけ離れていても姉妹でしょう」と茜。

 「ほうやけど」紫子は自嘲気な顔をする。「怖かったんや」

 緑子は姉の首に両腕を巻き付けた。酷く共感したのか泣きそうな顔をしている。そして優し気な声で姉に話しかけた。

 「大丈夫だよお姉ちゃん。わたし達、もうずっと一緒でしょう? ねぇ?」

 「当たり前やろ緑子」紫子は笑いながら緑子の腕を撫でる。「このまま一生フリーターでも、おまえと一緒におる以上の望みなんてあれへんわ」

 んなこと言いながら勝手にいちゃつき始める二人。緋口と紺本のことなどどこかへ吹き飛んでしまったらしい。こうなってしまうと茜は蚊帳の外であり非常におもしろくない。テレビでも見てよ。

 テキトウにチャンネルを回すと、学校で練習中の才藤正大がテレビの取材を受けていた。あからさまに照れた様子で落ち着きがない。調子に乗っている風でもなく、どころか見ていて苛々するほど謙虚にしていたが、顔だけはそこそこイケメンだった。その内なんとか王子とか言われだすかも。

 というかこの高校実家の近くじゃん。

 今度練習見に行って見よう。

 シーズン3最終章です。

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