東条茜、魔法少女に振られる 4
◇
「悪くありませんでした」
午後四時を過ぎて、二度の視聴を終えた茜はそうした感想を漏らした。
「きちんと見ればおもしろいんですけどね。こらえ性がないのは良くありません」
「良くその集中力で学年首位だよね、東条さんってば」
「成績落ちると父がうるさいんですよ。あの人怒ると怖くて」
「ありゃ? 驚いた。東条さんにも怖いものがあるんだね」
「まあ一人暮らしさせてもらってる身分ですからね。放蕩娘なりに、学校サボるなりに点は取らなくちゃいけないんですよ。私にとって一番強い繋がりの人間が父で、その父のことは好きですから」
子にとって親は救済者にも悪鬼にもなりうる。良い肉親というのは願って手に入るようなものではなく、それがあったことは茜にとって幸福だろう。
モールを出る。後は帰るだけだが、『寄りたいところとかある?』とか尋ねるかどうか胡桃はちょっと悩みもする。
肝心なことが聞けていなかった。胡桃と付き合う気があるのかどうか。『戦って勝てば』などと言っているのは本気だろうか、それともからかっているだけなのか。茜はふつうに人をからかう人だが、しかし大切な気持ちを弄ぶような真似はしないと思う。
……つまり、本気なのか? 彼女と交際する為には、本気で茜と戦って勝たねばならないのか? だとすれば自分はどうするべきなのか……などと、考えていたところで……。
唐突にぶっ飛んできた鍵束が、茜の顔面にぶち当たろうとした。
流石に茜は機敏な反応を見せた。自分の顔面にぶち当たる寸前の鍵束を、親指と人差し指で華麗につまみ上げる。それから鍵の飛んできた方向を見ると、自転車置き場で、数人の小学生がわあわあ騒いでいるのが見えた。
「ケ、ケンちゃぁん。返してよぅ」「ハハハ。取れるもんなら取ってみろぉ。……つか、今タカシが投げた鍵誰が持ってる?」「え? ケンちゃんじゃないの?」
「私です!」
茜は一っ跳びで小学生の前へと立ちふさがり、鍵を高く掲げてそう宣言した。
「なんですか? 鍵を奪ってみんなで投げ回す類のイジメですか。小さい頃緑子ちゃんが公園で男子にそれでイジメられたことがありました。腹を立てる紫子ちゃんの代わりに、私はそいつらを組み伏せてズボンとパンツを奪ったものです。お父さんにしこたま怒られましたけどね」
「な、なんだ、この女……」
ケンちゃん率いる小学生軍団は呆然とした様子で茜の方を見詰める。茜は鍵を持ち主らしき少年にそっと渡すと、怪訝そうなケンちゃんの身体に軽く体当たりした。
「わ、わわっ」
ケンちゃんは小学生にしては大柄で背はともかく体重は茜とそう変わらないぐらいだ。大きくよろめきはしたが、吹き飛ばされることは免れる。茜も加減したのかもしれない。さっとその場を離脱する茜に、ケンちゃんは抗議するような視線を向けた。
茜はその手に持った小さな鍵をケンちゃんに見せびらかす。その鍵に見覚えがあるらしく、ケンちゃんは慌てた様子で自分のポケットを探った。
「お、女、おまえ……。俺の自転車の鍵を……」
「何が『女』ですか。口の利き方に気を付けなさいクソガキ」茜はへらへらと言いながら、鍵をこくんと飲み込んでしまう。その奇行には胡桃も目を剥いた。
「あっ! ちょ……マジで……何を」
「嘘です」茜は手を開いて鍵を見せつける。振りだけにしても異様に上手かった。「奪えるものなら奪ってみなさい。まああなた達が百人いようと取られるつもりはありませんがね。HAHAHA」
言って、茜はケンちゃんの自転車の鍵をヒョイと自分の胸元に放り込み、逃げ始める。「かかれっ!」ケンちゃんの指令で、合計四人の小学生たちが自転車に飛び乗って茜を目指した。
車の往来する駐車場でアホなことをする女である。ジャリ共を引き連れて逃げ回る茜の進路を読み、胡桃は彼女の前方に先回りをした。
「と、東条さん。遊びもほどほどに……」
「加減して走っているとは言え良く追い付いてこられましたね」茜は感心した様子だ。「あのジャリ共は私の顔面に鍵を投げつけてきました。これは宣戦布告と取って良いでしょう」
「そんなこと言ったってこんなのあぶな……」
目の前を自動車が通り過ぎる。茜は急ブレーキをかけ、胡桃は進路をずらしてそれを回避した。
しかしそうはいかないのは自転車にまたがるジャリ軍団である。自動車との接触は免れたようだが、大きくハンドルを切った先頭に巻き込まれる形で四人ともがその場でコケた。
「あらあらあら。大人に逆らうからですよ。HAHAHA」茜は勝利の笑みを浮かべ、ジャリ共に駆け寄る「ケガはありませんか? 反省したなら傷に唾くらいつけてあげますよ」
「かかれっ!」息を切らして追い付いて来たケンちゃんが号令をかけた。ジャリ共は小学生らしいタフネフで自転車から離脱し、擦りむいた膝や肘をかばいながら一斉に茜に向かう。
「は? いやちょっと……」殺到するジャリ共にもまれ、その場に押し倒される茜。「待ってくださいよ。本気で振り払おうと思えば簡単ですけど、直接ケガさせるのは流石にまずいんですって。あ、ちょ、あなた胸の中手ぇつっこみましたねエロガキっ。悪いのはこの手ですか? あ? いや、ちょ、右から左から、やめ。くすぐった、あは、あはは、あは……。本気でやめろ! ×す! 絶対×すクソガキ共! ああ待って待って本当に待って! あ、あ、あっ! いやぁあああ!」
寄ってたかるガキ共にもみくちゃにされ、胸に手を突っ込まれ、そのたびに服の奥の奥へと押し込まれていく鍵を小さな手によってまさぐられる茜。なんかいけない感じになっているその絵面を、胡桃はひきつった表情で見つめた。
助けるべきか? いや自業自得だしちょっとくらい酷い目にあっても良いんじゃないか? ちょっと色んな意味で見てて気分の良い状況ではあるし……などと思いながら、結局胡桃は割って入った。
「ほら君たち! この人はアホだけど、でも女の子を相手にそんなに寄ってたかるのはいけないよ!」ジャリ共を茜から振り払い、茜の服の中に手を突っ込む。ほんのり熱くなった腹部に冷たい鍵の感触を見付けて、引っ張り出した。「ほら、これを親分に返しておいて。あとね、イジメは良くないよ」
「え、あ、はい」ジャリ共は鍵を取り戻し、怯えた様子でモール内へと入っていく。映画館の前で行われるという妖怪ウ○ッチのイベントにでも参加するのかもしれない。
雰囲気で分かる。さっき鍵を投げ回していたのは深刻なイジメとかではなくて、ただのからかい半分だ。大ボスらしいケンちゃん以外なら、誰だって同じ方法でからかわれる可能性はあるのだ。被害者の少年だって今では仲間と囁き合いながら列に加わっている。きっと大丈夫だろう。
自業自得とは言え気の毒なのは茜だ。汗をかきながらその場で伸びている。ふうふうと息を吐き出して、乱れた服を直しながら立ち上がる。
「ごめんね東条さん」胡桃はまずは謝った。「咄嗟のこととは言え体に手を突っ込んじゃった」
「割と情け容赦なかったですね」茜はそう言って服に手を突っ込み、下着をつけ直す動作をする。乱れ髪でそれをやられると結構グっと来る。「しかしあのジャリ共……許せません。私をこんな目に合わせるなんて」
「割と自業自得だと思うし、向こうも自転車で転んだんだから、痛み分けなところあると思うけどね」
「何故痛み分けで終わらせなければならないのでしょう」茜は頬に笑みを浮かべ、自転車置き場に駆け寄る。「これがあの大ボスのチャリですね。こっちが最初に私の胸元に手を突っ込みやがった奴、こっちが下着ずらした奴、こっちがどさくさで乳揉んだ奴……」
「どさくさで乳揉まれたんだ……」
「鍵を取り戻せば自転車に乗れるという考えの甘さを思い知らせてやります」茜は言って、携帯電話を取り出して時間を確認する。「五時から行われる妖怪○ォッチのイベントに参加するのだとすると、それが終わるまで六時過ぎまで猶予があります。工具買って解体して三つを繋ぎ合わせてやるくらいの時間はありますね」
「は?」胡桃は目を剥いた。「と、東条さん、いったい何を……」
「何って報復ですよ。人生において、他の何を置いても最速でやらねばならないことこそが、復讐です」
茜は壮絶な笑みを浮かべた。これと同じものを見たことがある。飲料に下剤仕込まれた茜が最終最大禁断の超兵器に手を伸ばす時にこんな顔だった。つまりヤバい奴だ。この茜は何をするか分からない。
「東条さん。ダメだよ、それは一線を超えてる」
「私に逆らおうというのですか?」茜は胡桃に向けて一歩を踏み込んだ。「だったら相手になりますよ。私は目的の障害になるものはどんな手段を用いてでも排除します。女だからと加減しながら止められるとは、思わないことですね」
「……東条さん」胡桃は溜息を吐いた。「分かった。ちょっと待っていて欲しい」
言って、胡桃はモールの建物を覆う木の茂みに入り込んだ。どこからも死角になっている個所を見付けると、持ってきたリュックサックから秘密兵器を取り出した。
『私と並び立というというのであれば、相応の実力を示さなければなりません』
その台詞を、真に受けたという訳でもないけれど……しかし本気の自分を見せるには、胡桃にはこのやり方しか知らなかった。
「胡桃さーん? なんですかいったい。あなたという障害がいなければ、私はあのジャリ共への復讐を粛々と完遂するまで……」
「呼ばれて参上!」苛立つ茜の前に、『魔法少女☆クルミン☆ミナミン』はフリル塗れのスカートを翻しくるりと一回転、弾けんばかりの笑顔に横ピースを添えてものっそいアニメ声で叫びながら出現した。「呼ばれなくても登場!」やはりフリル塗れの袖を振り、両手をくるんと回してピンクと黄色で着色されたステッキを掲げた。
「キュートな笑顔で皆のドキドキ取り戻す☆ 魔法少女☆クルミン☆ミナミンの時間だぞ!」
茜はひきつった顔を浮かべた。クルミンは「きゃは」と両手に人差し指を当ててきゃるんと微笑むと、ステッキを茜の方へ向けて実力派声優さながらの愛らしい高音を発する。
「いたいけな小学生たちの自転車を解体しようという悪の女郎めぇ、このクルミン☆ミナミンが成敗してやるぅ!」
「マッジかよおまえ!」茜は両手を構えたまま言った。「いや待った、マジでその恰好でやるつもりですか」
「もちろんそのつもりだよ☆ むしろクルミンこの恰好以外じゃ戦いません☆ ここじゃなんだしぃ……」クルミンはモールの建物を指さした。「駐車場のない屋上が一つあるんで、そこで戦わない? クルミンのバトルシーンはそうそう誰にでもお披露目して良いものではないのです☆」
「あなた、女を相手に戦わないんじゃありませんでしたっけ?」
「訳わかんなーい」クルミンは首を傾げる。「男の子が女の子を殴ったらいけないけどー、女の子が女の子と闘うのはセーフ、セーフ。マジカルキューティのラスボスだってぇ、悪のローズ女王だったでしょー。きゃは☆」
「……おもしろい」茜は頬に笑みを浮かべた。「それがあなたの本気というのなら、叩きのめすまでです」
「受けて立つもーん☆」
クルミン☆ミナミンと東条茜はそろってモールに入って来た。化粧をしていない為良く見ればきちんと男な胡桃と、それと並んで歩く着衣の乱れた茜の二人に、人々の視線が集まっては逸れた。
◇
その屋上はモールの中で唯一駐車場として使われておらず、何か特殊なイベントがあると使われることは稀にあるが、普段はただ開放されているだけの空間だった。当然人が来るということはほとんどなく、というより存在そのものを知る人間が少ない。喧嘩には打って付けの場所で、中学時代胡桃がグループ脱退の為不良のボスと決着を付けたのもここだ。
「胡桃さん、あなた何かやってますよね」茜は身体をほぐしながらそんなことを言った。「身体は大きくありませんが引き締まってますし、受けや足さばきは熟達しています」
「ぶっぶー。胡桃さんじゃなくてク☆ル☆ミ☆ン」胡桃南ことクルミン☆ミナミンはそう言ってウィンクをした。「茜ちゃんこそー、素人の突きじゃないもんねー☆ 女子の喧嘩じゃ負けたことないんでしょー、きっとー☆」
「『女子の喧嘩じゃ』ねぇ」茜は肩を竦める。「ちょくちょく女を舐めたみたいな台詞吐きますよねあなた。女を殴らないっていうのも女からすれば腹の立つ主義ですよ」
「男と女じゃ体格も違うしぃ、格闘技のレギュレーションだって別でしょぉ? 舐めてはいないけど、でも得手な方が不得手な方に振りかざすのは卑怯だしやりたくないかな☆ まあクルミン今は女だけどね!」
「ではその『不得手な方』にぶちのめされなさい」茜は拳を作った。「行きます!」
茜は一っ跳びで胡桃の方へ突っ込むと、小細工なしの突きを放った。
凄まじい速度と威力。咄嗟に両手でガードするのが精一杯だった。一発殴ったら次の一発、それを防がれればさらに次の一発が飛んでくる。防御などまるで考えていないえげつない程のラッシュがクルミンに押し寄せる。
「おら! おら、おらおらおら! おら!」
こんなにバカスカ殴りながら良く隙を見せない物だと思う。いや実際のところ今の茜は割と隙だらけなのだが、その隙を突こうと思うと防御を解く必要があり、そのタイミングをクルミンは掴みかねている。
反撃するのは賭けだ。こういう時は痺れを切らした方が負けだと決まっている。ここは駆け引きだ。
「おらぁっ!」
亀のように防御を固めるクルミンに、茜はたまりかねたように蹴りを放った。茜の表情でそれは読めたのでどうにか紙一重で回避し、クルミンは逆に茜に組み付きにかかった。
「ちぃっ!」
茜は突き出していた脚をすかさず地面に設置させ、突っ込んで来るクルミンと両手で掴み合う。腕力勝負に持ち込めばどうにかなると踏んでいたクルミンだがそれは誤りで、茜の腕力は想定よりずっと強力だった。一応男女差はあるので落ち着いてやればどうにかなったかもしれないが、浮ついた胡桃は逆に地面に押し倒されてしまう。失着だ。
しかし運が良かったのは、茜の突きや蹴りの技術が常人離れしていても、組み技の技量ではクルミンに分があったことだ。慣れない寝技に茜は苦しむ。クルミンは地面に組み伏せられた状態からどうにか茜を振り払い、地面を二回転がって距離を取り、立ち上がる。
茜は砂塗れで立ち上がるとすぐにクルミンに殴りかかった。組み合いでは不利だと悟り、得意の突きで決着を付けるつもりらしかった。
ここまでのやり取りで分かったが技量や格闘センスは向こうが上だ。腕力は互角程度、速さは向こうが上で、持久力的にも負けているかもしれない。茜は元気いっぱいだが胡桃はもう既にへばりかけている。このままでは負ける……賭けに出るしかない。
クルミンは、茜の突きを避けなかった。代わりに、顎に入るはずだったそれを食いしばった頬で受けた。歯茎から血が出る程のその威力に顔をしかめながらも、クルミンは自分の顔にめり込んでいる茜の手を取り、腕を掴んで、肘の関節を全力で極めた。
「あ、こ、この。う、うぐぐぐ」
「競技なら今の顔面への一発で『一本』だね」クルミンはくすくすと笑う。「でもごめんね、これは喧嘩だ。伸びるよ、これ。伸びるからね」
茜の腕力は女ゴリラだったが片腕に両腕で挑めば関節くらい極められる。抵抗むなしく茜の腕はクルミンによって伸ばし切られた。
「これはあたしの勝ちだよね☆」クルミンは笑った。「圧し折ろうと思えば圧し折れる状況って分かるはずだよ」
「…………」茜は苦悶の表情でクルミンに視線を向け、その瞳を血走らせた。「……それで? これは競技ですか?」
「……は?」
「競技なら腕が極まれば勝ちですね。しかしこれは競技などではありません。あなたの言うように。お互いの存在を否定しあう命がけの『殺し合い』なのです。だったら勝敗を分けるのは腕力でも増して技術でもない。各々の持つ覚悟の強さ……魂の強度なのです」
「ちょっと東条さん何を言って……」
「小さい頃ね。道場にどうしても勝てない男の子がいたのですよ」茜は余裕の表情を浮かべた。「私は強かったです。女では一番、道場全体でもその男の子に次いで強かった。しかしその男の子には勝てなかった。私は地方大会の小学生部門で準優勝し、彼は予選止まりだったのにも関わらず……ね」
「……小学生でも高学年なら男女の体の作りが影響し出す。野良試合をすればそういうことだってあるでしょ」
「もともと男女の野良試合なんて禁止されていましたが、私はたまに彼に殴りかかっていました。彼にも女には負けられないプライドがあったのでしょう。本気で戦い、彼は私の関節を極め、今あなたが言ったのと同じことを言ったのです。『これで俺の勝ちだ』って、ね。私は負けを認めませんでした。言い返したんです。『折れるのか』って、ね」
「……負けず嫌いなんだな、君は」
「彼はそれを負け惜しみで片付けようとしました。実際それは誰にとっても負け惜しみにしか聞こえなかったでしょう。……私が極まった腕を自分から圧し折って、驚く彼の股間を蹴り潰すまでは……ね。彼は一週間、私は一か月入院しましたよ。それで、道場は破門でした」
そう言った瞬間、茜は極まってない方の腕をクルミンの股間に伸ばし、その睾丸を握りしめていた。
「は、ちょ……」
腕が極まっているこの状況、防ごうと思えばそんなことはいくらでも防げた。しかし先ほどの茜の話を聞いていたクルミンにそれはできなかった。下手な抵抗をすれば茜は自分の腕を圧し折ると、はっきりそう宣告されていたからだ。
「『この弱点』がないことが女のアドバンテージです」茜はにっこり笑う。「あなたは私の腕を圧し折れない。その覚悟がない。私はあなたの股間を握りつぶせる。その覚悟がある。……どうですか、これなら私の勝ちですよ」
クルミンと茜はお互いの出方を睨み合う。にらみ合いは見つめ合いになり、その過程で茜は何かに気付いたような表情を浮かべると、一瞬だけ自分の握っている股間に視線を向けてから、抗議するような視線をクルミンというより胡桃に向けた。
クルミンは茜の手を離した。
「ギブアップ」
ふつうに喧嘩描いてしまった。
結構楽しかった。
このエピソードもう一話だけ続きます。




