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プロローグ

 人生には出会いと別れが多々あり、人の縁は色んな所で繋がっては切れていく。運命なんてあんまり信じてないけど大切なんだと思っている。

 繋げていけば、余程のことがない限りは悪いことはないだろうな。特に仕事とかになると重要になることが多い。

 おっと、その前にちょっと自分のことを語っておこうか。


Q、自己紹介して下さい。

A、宮國竜一っす 男 21歳になりました。介護職に就いてます。


Q、ご家族は?結婚、彼女はいますか?

A、一人です。天涯孤独です。彼女?21年間いねぇよ馬鹿野郎。


Q、……すみません。では、趣味、特技、長所はありますか?

A、趣味はアニメと特撮、漫画、ゲーム(18禁含む)です!特に漫画とゲームはめっちゃ集めてます。あ、フィギュアまでは手を出してないです。

特技は、アニメ等の名シーンを一回見ただけで脳内に長時間保存できる所ですかね。まぁ、ほとんどのシーンは神でけどね。特にあのロボットアニメは………etc

長所は、歴史が少しだけ強いのと、仕事を真面目にする所ですかね。


Q、将来の夢、目標はありますか?

A、今を生きるのに必死なんで将来はよくわかりません。ああ、強いて言うなら童貞卒業と結婚が目標ですかね。


Q、宇宙人はいると思います?

A、さぁ?個人的にはいないと思います。でも、幽霊はいると思います。だって、怖いじゃないですか。


 これが自分だ。どうしようもないオタクで夢を持たない悲しい人間だ。

 でも、そんな人間でも頑張って生きているんだ。頑張って。

 だから、たとえ煩わしいと思う相手にだって縁を繋げていったさ。

 それが全部、一気に消えたらどうだろう?

 今までの努力やらなんやらが無駄になって本当にバカバカしかったと思えてくる。

 そう、あの日(・・・)から全~部消えたんだ。全部ね。

 あの日は、夜、雨が降ってきた。

 生温かい風に乗った水滴が、疲れ切った体に容赦なく落ちてきて本当にキツかった。

 重い足取りは、湿気を吸った服のせいか、それとも沈みきった心のせいか分からないけど。


「……はぁ」


 漏れ出た溜息は、そのまま雨音の中に溶けていったんだ。




―――20XX年 九州・某所 13:00


 8月が終わり、暦の上では秋と呼ばれる季節になったが、煌々と輝くお天道様はどうやら手加減というものを知らないらしい。地上の全てを焼き尽くす気か?

 まさか!例の第3の衝撃が発動して他の季節を消してしまったのか?

と、暑さと疲れで変な方向に思考が走るのもこれで何度目だろうか。


(こんな日は家でゴロゴロするに限る!一日中部屋でPC、漫画、ゲーム、アニメ、寝るの自由を満喫するのが最高なのだ!)


 そう心の中で断言した。が現実はそんなに甘くない!と言わんばかりの大きなため息とともに体から吐き出された。

 それと同時に先程まで心の中で強く熱く語っていたものも一瞬で冷めて消えていくのを感じていた。心に虚しい静寂が戻ってきた。


 しかし心とは逆に周りからは耳ざわりなほど蝉の鳴き声が響いている。

 鬱陶しい蝉の鳴き声が響き、居るだけで体力が奪われる日差しのなかに自分はいた。

 外だ。外といっても町とか道路でもない。地面は赤色のアスファルト。周りには自分より少し高い木の塀が囲み、囲みの真ん中には一本の木がポツンと立っている。

 木の周りは円形の自然の土があって、さらにその周りには茶色のベンチが置いてある。

 公園のようだが公園とも違う。公園にしては範囲が狭いし、何より子供が遊ぶ遊具もない。そもそも狭いのに木の塀が囲んでいることがおかしい。

 そう、ここは庭なのだ。ただの庭ではない。ここはとある老人介護施設の庭だ。そんな老人介護施設の庭の脇に自分は立って働いている。


「今日は…多いな」


 そうぼそりと呟いた。

 足元に置いてあるカゴから一枚の布を掴む。皺だらけのそれを軽く振って水気を飛ばし、物干し竿にかける。

 そうやってカゴから利用者の洗濯物を出し、振って、付けて、かけるの繰り返し作業が続けていく。

 10分後洗濯物を全部干し終わった頃、向かいの窓から同僚が自分を呼んでいるのが聞こえた。


「はーい、どうしました?」

「ちょっと手伝ってください」

「了解しました。すぐ行きます」


 置いてある洗濯カゴを持ち、駆け足で同僚のところへ向かう。

 なんてことはなかった。ただ同僚は利用者を車椅子に移乗させようとしたが一人では無理だから自分を呼んだだけだった。


「はい。いいですよ。」


 二人で老人を抱えて車椅子に移乗し終えた。


「ありがとうございます。助かりました」

「いえいえ、また何かあったら呼んでください」


 心にも無い言葉と営業スマイルを同僚に向けて言う。実際は面倒だから呼ばないでくれと思いながら。


「あの人ぐらいなら一人でも大丈夫だろうに」


 相手が聞こえない距離になったのを確認して吐き捨てるように呟いた。

 そうして次の利用者の所へと向かった。次の利用者の介護援助をするために。




―――同日、20:36


 利用者が夕食を食べ終え、ほとんどの利用者が居室に戻り、眠りについて施設内はシーンと静かになり、昼間の忙しさが嘘のように静寂に包まれた。

 しかし職員ルームはがやがやと職員同士の談話が続いていた。


「台風、今夜上陸するらしいぜ」

「確か今年一番の勢力とか言ってましたね」

「マジかよ、明日の朝勤務なんだけど……」


 他愛のない会話が続いていたが、正直どうでもよかった。明日は5日ぶりの休み。

 溜まっていたアニメやゲームを早く帰ってプレイしようと気分が高揚しワクワクしていのだ。


(早く時間にならないかなぁ。待ち遠しいなぁ。帰りたいなぁ) 


 そう思い、帰る準備は少し早めで行っていた時。 ふと横から、


「宮國さん、大丈夫?」

「え?」


 思わず素っ頓狂な声が出てしまった。帰る準備と帰った後の想像に集中してたからビックリしてしまった。


「いや、台風ですよ。大型で強いらしいですよ。」

「はい?そうなんですか?最近ニュースを見てなくて」


 どうでもいい。そんな感情が駆け巡った。今は早く帰りたい!他のことなんて知ったことか!こっちは疲れているんだ。

 しかし怒気含んだ気持ちが顔に出ることをうまく隠しつつ相手の話を聞いた。


「宮國さん今、車検で車ないんでしょ?家まで、ここから歩きだとけっこう時間がかかる距離ですよね?雨降ったら濡れますよ?」

「大丈夫ですよ。傘はロッカーの中にありますし、それに明日休みですから」


 心配そうに言ってくれる男性職員には申し訳ないと思ったが、正直今は疲れて心に余裕が無かった。もう少し体力や余裕があればちゃんとした受け答えをしたかもしれない。

 話をしながら手を動かしていたので帰る準備も終え、ようやく時間になった。


「…それじゃ帰ります」


 そう言って立ち上がった瞬間、突然職員ルームの出入り口のドアが開いた。


 談話していた職員全員がドアの方向に首を向けた。もちろん自分もドアのほうへ向いた。

 ドアを開け入って来たのは50代くらいのがっちりした体格の男性だ。

 ケアマネージャーにしてここの施設の施設長。

 施設長は帰ろうとドアの直線にいた自分を見て安堵したように息を吐いた。瞬間、嫌な予感がした。さっさと帰れば良かった。男性職員と話をするんじゃなかったと思った。

 施設長が職員ルームに入ってきた。自分の前まで訳3歩その間に思ったのは、嫌な予感がせめて杞憂であってくれと。祈りに似た願いでもあったが、そんな願いはすぐにぶち壊された。


「宮國君。申し訳ないんだが、いいかな?」

「……何でしょうか?」


 舌打ちしたい気持ちを抑え、話を促す。どうせ碌でもないことだろうけど。


「いやね、明日の夜勤担当の人が急用で来れなくなってね。代理で君に入ってもらいたいんだよ」

 やっぱり。

「はぁ、あの、他に空いて入れる方は?」

「残念だけど、シフトの都合上他に空いてる人がいなくてね。君は明日休みだっただろう?もちろん明日の休みは別な日に振替するから」

「……分かりました。明日夜勤ですね」


 言葉には何の感情も乗せず答えた。テンションが一気に沈んだ。もちろん顔と言葉には一切表に出さず。


「すまないね。それじゃ頼むよ」


 施設長は安心したのか軽やかな足取りで部屋を出て行った。

 背中からかわいそうに、ご愁傷様等とでも言いたげな視線を感じる。そう思ってくるなら変わってくれよと思うが、無理なので口には出さず諦めた。


「…自分も帰ります。お疲れ様でした」

「お疲れ様」

「お疲れ様でした」

 

 挨拶を受けながら職員ルームを出る。そのまま一言も喋らず、足取りも重く、着替えてタイムカードを押し、外へ出て約2時間もかかるアパートへと歩いていく。

 外は厚い雲がかかっているせいか今夜の夜の闇は異様に深く感じられる。今日の昼間の明るさと比例したように周りはよく見えず闇が支配している。

 今の自分の気分とピッタリだ。

 その中を一人歩いている。顔は下を向き、背は猫背で曲がって足取りも遅く眼鏡の奥の瞳も力なくただただ歩いている。




―――帰路の途上、22:09


 雨が降ってきたので持っていた傘を開き上空に掲げる。しかし反応は遅く、雨が降ってしばらくしてから傘を開いたので体は既に濡れた。

 帰る準備をしていたあの元気は何処へ行ったのか、今はもう疲労感と倦怠感しか残っていない。

 それはそうだ最高にいい気分だったのに最高にいいタイミングで絶望が来たようなものだった。しかし5~6連勤なんてのはそんなに珍しくもない。

 時々こういう風に職員の誰かが休んだら代わりに出勤したのだって何回かある。介護職ならよくありがちなことだ。通常はキツイが特に問題なかった。でも今回はさすがに嫌だった。


「なんでかな」

 

 そう呟きこの5日間の勤務を思い起こしていた。思い出したく無かった。出したく無かったが思ってしまった。

 介護職の相手は基本老人の方だ。しかし介護老人施設にいる利用者の老人達は一癖も二癖もある。それだけならまだいい。いつもの事や、思っていた事の想定の範囲内だから。

 しかしそれが複数で、しかも爆発したように荒れたらどうだろう。例えば、急に怒り出した人をなだめるのを手伝ったり、その手伝いをしていたらとばっちりで利用者に殴られるなんてとてもじゃないが休まないと身が持たないと思う。

 そんな5日間を思い出していた。


「それなのに明日夜勤?冗談じゃない!勘弁してくれ」 


 5日間を思い出して怒気を含んだ言葉がつい出ていた。その目はもはや力無い目ではなくやり場のない怒りに満ちた。

 別に利用者の方が嫌いとか介護職が嫌とかではないが、もう少し配慮というか遠慮等そういったものがあってもいいものだと思った。

 特に明日の夜勤は夕方から勤務なのだが、夜は施設で過ごし、朝はバタバタと利用者を起床し朝食の援助をして、昼ちょっと前まで働かなければならない。

 その後に帰ってようやく寝られるが、起きるのが変な時間帯になってしまう為上手く休むことが難しい事が多い。その為ほぼ一日は仕事に時間を取られてしまう。

 想像しただけで更に疲れと怒りが倍になってくる。

 が、心身疲れているためその怒りだけはすぐに鎮火した。


「大体急に休むなよ、糞が」


 誰もいないことをいい事に汚い言葉を吐いて闇夜を歩く。

 ふと、傘にあたっていた雨が音と共に強くなるのを感じた。雲から低音も聞こえ風も強くなり天候はさらに悪化していった。


「チッ!」


 大きな舌打ちをし歩幅とスピード上げて急いでアパートへ向かう。

 しかし記憶が正しいなら今、自分がいる場所とアパートの距離は歩いて訳1時間。急いでも40分位かかるのだ。

 朝はバスを利用したのだがこの時間、バスはすでに終わっており、今は歩きしか帰る方法が無かった。


「せめて俺が帰ってから台風来いよ。それか車が戻ってきてから」


 苦虫を潰したような顔で愚痴をこぼす。


「ああ~!もう!!嘘だろ!」


 思わず大声で言ってしまう。雨、風、雷がただでさえ今は嫌なのに極め付けに霧が出てきたのだ。

 霧はどんどん深く多く湧いて、まるでドライアイスをお湯に漬けたように吹き出した感じだった。

 その為、もはや方向が定まらず今自分がどこにいるかも全く分からなくなっていた。それどころか周りもよく見えず目印になる物が全く無いのである。


「え~、確か」


 自分の帰路の記憶を思い返す。確か途中に大木があったはず、そこまで行けば一息つけるだろう。目印の特徴の記憶を頼りに歩き出す。だんだん不安になってきた。

 その後どの位歩いただろうか、普段車なので景色なんて全く見ないのが悪かったのか、ここが何処かわからない。不安はだんだん膨らんでいく。

 携帯のスマホをズボンのポケットから取り出し時間を確認する。時間は深夜の0時を過ぎようとしいてた。

 施設を出たのが21時過ぎ。普通に歩けば23時位に帰れる距離なのにどこをどう間違ったのかえらく時間がかかっている。


「ここ何処だよ」


 思わず愚痴が漏れる。雨等の音以外何も聞こえず、霧は濃くなる一方。そして誰もいない。せめて車でも通ってくれれば場所も分かるし安心するが、おかしい事にここまで車は一度も確認していない。

 いや、そもそも街灯の明かりさえ見かけていないなんて余りにも変すぎる。


「やばい、怖くなってきた。そして何か寒くなってきた」


 言葉を出した。出さずにはいられなかった。

 不安と恐怖が大きくなり、辺りは闇と霧で人っ子一人いない。孤独に耐えられなくなってきた。

 そしてついに走った。雨に濡れるのをお構いなしに走った。がむしゃらに走った。


「はぁ、はぁ、はぁ」


そうして走って行くが元々疲労が溜まっていたので早々に限界で立ち止まる。


 服は雨に濡れて全身ずぶ濡れ。しかしそんなことを気にする余裕もなく、眼鏡を拭き周りを見渡す。そして視界の隅に移った見覚えのあるものに、思わず安堵の声が漏れる。

 記憶にあった大木だ。遠巻きではよく周りと全体は見えないが、いつも帰路の途中で見かける大木が見えた。

 木に向かって歩き出す。安心したのか先ほどよりも足取りが軽い気がする。木の根元にたどり着き、そこで雨や風を遮る場所がないか根元を伝って木の周りを歩き出す。


「ここでいいか」


 丁度いい木の根で作られた穴が見つかり、その中に入っていく。奥はそんなに深くないが、大人2人がギリギリ入れる広さだった。

 しかし根っこが太く雨も通さず、風も入って来ない。そのせいか妙な安心感が自分を包む。おかげで雨に濡れて冷えた身体に暖かさが戻った感じがした。


「あの木にこんな穴があったなんてな。しかしさすがに疲れた」


 緊張の糸が切れたのか、極度の疲労感と相まって一気に睡魔に襲われる。

 大きな欠伸をしてスマホを取り出す。明日の、いや今日の朝に帰ればいいやと思い、目覚しの機能を開きタイマーをセットする。

 夜勤帯は夕方からなのが幸いしたのか、体を丸めるようにしながら体を温める。


「おやすみ~」


 瞼を閉じ眠りに落ちいていった。




―――――

――――――――――

―――――――――――――――


 ピピピピピピ!

 

 うるさく、頭に響く不快な音で目が覚めた。

 スマホを取り出し音を止める。


「ん~~~!痛てっ!」


 瞼を擦り、体全体を伸ばしている最中脳天に思いっきり痛みが走り手で頭を抑えてうずくまる。

 なんてことはない、背伸びをしようとして勢いよく伸ばしたら根っこにゴンっと頭をぶつけただけ。目覚めの効果は抜群だったが、痛くて涙が出てきた。


「~っ、さて腹減ったし帰るか」


 半泣き状態で穴から出てきて立ち上がり体を伸ばす。

 ボキボキと鳴りながら軽くストレッチをして体をほぐす。


「雨止んだな、いい天気だ」


 木々の間から日光が煌き、雨も少しずつ蒸発していきちょうど良い風が吹いている。鳥も元気よく鳴いている。 この天気の明るさならもう迷うことなく家に帰れると思い荷物を背負い辺りを見渡す。


「……?」

 

 ふと、様子がおかしい事に気がついた。やけに静かだ。時間帯的にはまだ早朝なはずだが、車の音が一つも聞こえないというのはいくらなんでも変だ。それにこの場所、こんな森みたいだったか……?

 もう一度辺りを見渡す。今度は見逃しが無いようじっくりと。

 しかし辺りには木々だけで人工物が一切なく、音も車のエンジン音ではなく風と鳥などの自然の音しか聞こえない。

 どの位たったのか。長いようで短い時間が経ち安心が一気に不安へと変貌し頭が真っ白になっていく。


(いやいやそんな訳はない)


 そう自分に言い聞かせ必死に頭を働かせる。


「そうだ、ここどこだよ?」


 そう言葉に出しどこか見晴らしの良い所がないかと辺りを見渡す。

 そうして自分が入っていた大木に目をやる。この木を登ることにしたのだ。

 この大木の枝の太さなら自分が乗っても大丈夫そうだ。そう思って大木の枝に捕まって登っていく。体力に自信がない自分でもこの大木の枝は太く掴みやすく登りやすかった。

 枝は自分があと2人乗ってもびくともしないしっかりとした枝だった。

 そうしてある程度の高さに登って、葉をかき分け顔を出し辺りを見渡した。


「えっ」


 目を見開いて絶句した。自分が想像していた景色と全く違っていたから。

 眠気が一気に吹っ飛んだ。口は開いたまま塞がらず、落ちないよう枝を持っている右手以外全身から力が抜け落ちた。


「なんだよ……これぇ」


 ようやく出た言葉は当然の疑問。


「何処なんだよ……ここ」

 

 次に出た言葉も至極当然の疑問だった。

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