詩集～紅茶～

網戸

アイツもアイツも熱にうなされ

僕を挟んで板挟み

もううんざりだ

やめてくれ

毎晩毎晩毎晩毎晩

彼女が月夜に照らされて

照れてる限りは終わらない

毎夜のこれは終わらない

僕は一人で置いてけぼり

お願いだからもうやめろ

それでも無力な僕のこと

今夜も月夜はやってきて

ヤキモチ熱にうなされた

アイツはガタガタ騒いでる

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無関係の板挟みってつらいですよね。