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詩集~紅茶~  作者: 暴走紅茶


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34/53

ぬいぐるみ

私はあなたの何なのか

私はあなたに抱かれて

私はあなたと共にいて

あなたに愛されていると思っていた

私はあなたの何なのか

私はあなたの笑顔を見ていて

私はあなたの泣き顔を見ていて

あなたの一部になっていると思っていた

私はあなたの何なのか

私はあなたに見捨てられて

私はあなたの元を離れて

今となっては暗い箱の中

私はあなたの何なのか

私はあなたに会えなくて

私はあなたに会いたくて

そしてまた抱きしめてくれたら


どんなに嬉しいだろう

あなたのぬぐるみは何処へ

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