第六章 赤髪の少女 その十一
所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。
リアリンさんとの話が終わり、俺たちはエリシオン支部を出た。聖騎士見習い、そして大魔法使い見習いとして、それぞれ新たな道が示されたことに、皆が複雑な表情を浮かべていた。
「すごいな、みんな。俺たち、もう聖騎士見習いなんだな」
カイトが、どこか浮かない顔で呟いた。
「でも、イリスさんとカイトさん、そしてリリィさんとは、しばらく一緒に行動できなくなるんですよね……」
エルドが、寂しそうにそう言った。
その日の夕方。俺は、アヴァンと二人で、学園の屋上にいた。夕日が、学園全体を、赤く染めている。
「イリス……」
アヴァンが、静かに、そう呟いた。
「どうした、アヴァン?」
俺がそう尋ねると、アヴァンは、眼下に広がる都市エリシオンを見つめながら話し出した。
「私、正直、不安だったんだ。みんなが、どんどん強くなって、私だけ、置いていかれるんじゃないかって……」
アヴァンの言葉に、俺は何も言えなかった。アヴァンがそんな思いを抱えていたことを、俺は知らなかった。
「でも、イリスが、私を助けてくれた。イリスが、私の闇を受け入れてくれた。だから、私、もう、一人じゃないんだって、思えたの」
アヴァンはそう言って、俺に微笑みかけた。その微笑みは、以前よりも、ずっと強くなっていた。
「アヴァン……」
俺は、アヴァンの言葉に胸が熱くなるのを感じた。
「あのね、イリス。私、イリスのことが……好きだよ」
アヴァンは、そう言って、俺に、まっすぐな瞳を向けた。その瞳は、決意に満ちていた。
俺は、アヴァンの言葉に、驚愕した。今の俺は、何も言うことができなかった。
「だからね、イリス。私、頑張るよ。次の試験で、必ず、大魔法使い見習いになって、イリスと、一緒に、魔王と戦う。そして、イリスと……一緒にいたい。」
アヴァンは、そう言って、決意に満ちた瞳で、俺を見つめた。俺はなんとか言葉をつなげて話した。
「ああ。俺も、頑張る。リアリンさんの指導を受けて、もっと強くなる。そして、俺も、アヴァンと一緒に、魔王と戦う」
俺は、アヴァンの手を握りしめ、そう言った。
「うん! 絶対だよ!」
アヴァンは、そう言って、俺の手を、力強く握り返してくれた。
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夕日が完全に沈み、空は深い藍色に変わっていた。一つ、また一つと星が瞬き始める。
「見て、イリス。あの星……」
アヴァンが、指差した先には、ひときわ明るく輝く星があった。
「あれ、なんていう星だろう……」
俺がそう呟くと、アヴァンは、静かに微笑んだ。
「きっと、私とイリスの、二つの光が、一つになった星だよ」
アヴァンが、頬を赤くしながら言った。
アヴァンの言葉に、俺は胸が熱くなった。俺たちは、今、それぞれの場所にいる。だが、心は、一つだ。俺は、話を続けた。
「そうだな。じゃあ、あの星を、俺たちの星にしよう」
俺がそう言うと、アヴァンは、嬉しそうに頷いた。
「うん! じゃあ、私、あの星に、負けないくらい、強く、輝いてみせるから」
アヴァンは、そう言って、夜空の星を見つめた。その瞳は、決意に満ちていた。
「ああ。俺も、負けない。俺も、あの星に負けないくらい、強くなる。そしていつか、皆から信用される剣士になる!」
俺は、そう言って、アヴァンの隣に立ち、同じように、夜空の星を見上げた。
俺たちは、それぞれの道へ進む。だが、俺たちの心は、一つだ。
俺たちは、それぞれの場所で、魔王と戦うために、強くなる。そして、いつか、必ず、再会する。
「約束だよ、イリス」
アヴァンが、そう言って、俺に微笑みかけた。
「ああ。約束だ、アヴァン」
俺は、そう言って、アヴァンに、力強く頷いた。
俺たちは、夜空の星に、それぞれの決意を誓い、互いの成功を祈った。そして、俺たちの新たな旅が、ここから始まる。
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