第六章 赤髪の少女 その十
初めての投稿で不慣れの部分もありますが、どうかよろしくお願いします。所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。
風の巫女の里を後にした俺たちは、ひとまず学園の寮に戻った。アヴァンは、自分の闇の力と、風の巫女の力を一つにし、より強力な魔法を操れるようになっていた。
「すごいな、アヴァン! お前の魔法、前よりもずっと強くなってる!」
カイトが、アヴァンの魔法に驚嘆の声を上げた。
「うん! イリスたちが、私を助けてくれたからだよ。ありがとう、みんな!」
アヴァンは、そう言って、俺たちに満面の笑みを向けた。
俺たちは、アヴァンの笑顔に安堵の表情を浮かべた。俺たちはアヴァンを救うことができたのだ。
数日後、俺たちはリアリンに誘われ、学園周辺にある聖騎士の支部で最も近いエリシオンという都市に行くことになった。目的地に近づくにつれ、巨大な城壁と、高くそびえる塔が俺たちを迎えてくれた。
「すごい……! これが、エリシオン……!」
リリィが、そう言って目を輝かせた。
「ああ。武器などの商業が活発な都市だ。武器の保有数なら、聖騎士本部に勝ってるらしいぞ。」
俺は、そう言って、エリシオンの城門へと足を踏み入れた。
城門をくぐると、そこには多くの人々が行き交い、活気に満ちている。俺たちは、その人混みをかき分け、支部本部へと向かった。
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支部本部の奥にある一つの部屋。そこには、リアリンが一人、座っていた。
「リアリンさん!」
俺がリアリンの名を呼ぶと、彼女はゆっくりとこちらを振り返った。
「イリスくん、みんな、無事でよかった……。そして、アヴァンさんも、無事で何よりです」
リアリンは、そう言って俺たちに微笑みかけた。その微笑みは、以前よりもどこか優しく、そして深いものになっていた。
「リアリンさん。デモニオは、どうなったんですか?」
俺がそう尋ねると、リアリンは静かに頷いた。
「デモニオは、一週間は封印できる石にしました。そして、その石は明日、この支部で完全に封印されます」
リアリンの言葉に、俺たちは安堵の表情を浮かべた。
「これで、もう安心ですね!」
カイトが、そう言って安堵の息をついた。
「いいえ、まだ安心はできません。リリィさんから聞いたんですが。デモニオは、皆さんにこう言っていいたんですよね。『私を完全に消滅させたいなら、魔王城に来るがよい』と……」
リアリンの言葉に、俺たちの顔から血の気が引いていく。
「そして、デモニオは魔王上級幹部。デモニオ以外にも、強力な幹部がいるでしょう」
リアリンは、そう言って、俺たちに話を続けた。
「ですが、心配はいりません。あなたたちは、今回の件で、その実力を証明してくれました。イリスくん、カイトくん、学園の試験で上位十二位に入った者として、聖騎士見習いとして迎え入れます。リリィさんも、大魔法使い見習いとして魔術師学園が認めてくれるでしょう。そして、新学期より第二学年に編入してもらいます」
リアリンの言葉に、俺たちは驚愕した。
「聖騎士見習い……!?」
俺がそう呟くと、リアリンは静かに頷いた。
「はい。聖騎士の個別指導を受け、力をつけるのです。そして、最終的に聖騎士としてこの国を守るために、魔王と戦うのです」
リアリンは、そう言って俺に、まっすぐな視線を向けた。
「そして、イリスくん。あなたの個別指導は、私が担当します」
リアリンの言葉に、俺は驚愕した。
「リアリンさんが……!?」
俺がそう叫ぶと、リアリンは優しく微笑んだ。
「はい。闇を斬る剣士の力を、私が最大限に引き出してあげましょう」
俺は、リアリンの言葉に力強く頷いた。俺たちの旅は、ここから、新たな局面へと向かい始める。
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