第六章 赤髪の少女 その八
所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。とりあえず二日分の掲載を今行いました(予定的に二日間できそうにないので)
俺たちは、デモニオの圧倒的な魔力に、為す術もなく打ちのめされていた。デモニオが放つ闇の力は、これまでの魔物とは比べ物にならないほど強力で、俺の月光刀でも、すべてを斬り裂くことはできない。
「くそっ……! まだ力が足りないのか……!」
俺は、悔しさで、歯を食いしばった。その時、アヴァンが俺の隣に並び、風の力を放つ。
「イリス、大丈夫! 私の力と、あなたの力を合わせれば、きっと、あの闇を打ち破れる!」
アヴァンが、そう言って俺に微笑みかけた。その瞳は、闇の紫と、風の青、二つの色が混ざり合い、美しく輝いている。
「ああ! やろう! アヴァン!」
俺は、アヴァンの言葉に力強く頷いた。
「風よ、我が力となれ!ウィンドストーム!」
「名月流 弥生抜刀!」
俺たちは、互いの魔力を一つにする。俺の月光刀から放たれた光の魔力と、アヴァンの体から放たれた風の魔力が一つになり、一つの巨大な光の渦となって、デモニオへと向かっていく。
「ふふふ……。無駄な足掻きを……」
デモニオは、そう言ってその光の渦を、闇の力でかき消そうとした。だが、光の渦は、デモニオの想像をはるかに超えるものだった。
光の渦はデモニオの闇の力を打ち破り、デモニオの体を貫いた。
「な……! 馬鹿な……!」
デモニオは、そう呟くと、その場に倒れ込んだ。そして、デモニオの体から、禍々しい闇のオーラがゆっくりと消えていく。
「やった……! やったぞ、イリス!」
アヴァンが、そう言って俺に抱きついてきた。
「ああ。勝ったな、アヴァン」
俺はアヴァンを抱きしめ、安堵の表情を浮かべた。俺たちは、デモニオを打ち破ったのだ。
その時、洞窟の奥から、一つの声が聞こえてきた。
「ふふふ……。お前たちが、私を倒したか。しかし、私は不死身。私を完全に消滅させたいなら、魔王城に来ないと不可能ですね。」
振り返ると、そこには、デモニオが再び立ち上がっている。だが、その体は以前よりも、さらに禍々しい闇のオーラに包まれている。
「私を支える封印石は、魔王城に厳重に保管されている。さっきも言ったが、お前たちがここに連れて来たのは、アヴァンの力を覚醒させるため。そして、その力を魔王城へと導くためだ」
デモニオは、そう言って俺たちに闇の力を放ってきた。
「くそっ……! なぜ、倒せないんだ……!?」
カイトが、そう叫んだ。
「デモニオは、魔王上級幹部。学園で習った通り、簡単に倒せる相手じゃないわ!」
リリィが、そう叫んだ。
「さあ、お前たちを魔王様へと導いてやろう」
デモニオは、そう言って、俺たちに再び闇の力を放ってきた。その力は、俺たちの体力を奪い、精神を蝕んでいく。俺たちは、為す術もなく、打ちのめされていく。
「くそっ……! このままじゃ……!」
俺は、そう呟き、諦めかけた。その時、俺たちの頭上から、一つの声が聞こえてきた。
「大丈夫です! みなさん!」
その声とともに、眩い光が、洞窟の中を照らし出す。光が収まると、そこには、リアリンと、複数の聖騎士団員の姿があった。
「リアリンさん! なぜここに!?」
カイトが、驚愕の表情でそう叫んだ。
「カイトくんが、事前に通信魔法の石で助けを求めてくれていました。中都で、君たちの無事を祈っていましたよ」
リアリンは、そう言って微笑むと、デモニオへと向き直った。
「魔王上級幹部、デモニオ・リーパー・オクトーバー。あなたを、この場で、封印します」
リアリンは、そう言って、聖剣を構えた。リアリンの聖剣は、眩い光を放ち、デモニオの闇の力を、かき消していく。
「馬鹿な……! なぜ、こんな場所に、聖騎士が……!」
デモニオは、驚愕の表情を浮かべた。
「さあ、行きましょう。みなさん。ここは私たちに任せて、早く中都へと向かうのです」
リアリンは、そう言って俺たちに微笑みかけた。
俺たちは、リアリンの言葉に、力強く頷いた。そして、アヴァンと共に、この里を後にする。
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