第六章 赤髪の少女 その五
所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。
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老人に、私が風の巫女の末裔であり、この里の運命を背負っていると告げられてから、数日が経った。私は、老人の案内で、この里を歩き回った。
この里は、まるで時が止まったかのようだった。人々は、魔法を使わず、自然と共に生きていた。そして、誰もが、私を優しく迎え入れてくれた。
私は、この里に伝わる、風の巫女の伝説を教えられた。風の巫女は、風を操り、人々の心を癒し、そして、この里に伝わる闇の神の影を封印する、特別な存在だと。
「お前は、風の巫女として、この里に伝わる闇の力を受け入れなければならない。それが、お前の運命だ」
老人は、そう言って、私を、一つの洞窟へと案内してくれた。洞窟の中には、一つの大きな石碑があった。石碑には、禍々しいオーラが放たれている。
「この石碑は、闇の神の影が、この里に残した、魔力の残骸だ。お前が、この石碑から闇の力を受け入れた時、お前は、真の力を手にするだろう」
老人の言葉に、私は、胸が締め付けられるような思いだった。闇の力を受け入れる……。私は、イリスと、そして仲間たちと一緒にいるために、闇魔法を封印した。それなのに、今、私は、その闇の力を、受け入れなければならないのか……。
「怖がることはない。闇は、悪いものばかりではない。闇は、光をより輝かせるための、もう一つの力だ。お前の闇は、お前自身の心を映す鏡だ。お前が、自分の心を解き放てば、お前の闇は、風のように、自由に、優しく、そして、強くなるだろう」
老人は、そう言って、私に微笑みかけた。その微笑みは、とても優しく、そして、どこか、深い闇を秘めているように感じられた。
私は、石碑へと手を伸ばした。私の手が、石碑に触れた瞬間、石碑から、禍々しいオーラが、私の体の中へと流れ込んできた。それは、私を蝕んでいた、闇の力を、増幅させていく。
「う……!」
私は、その力に、思わず呻いた。その力は、私の心を、支配しようとしていた。
その時、私の頭の中に、イリスの、リリィの、カイトの、エルドの、そして、リアリンの顔が、次々と浮かんでくる。
「アヴァン! お前なら、絶対に大丈夫だ!」
「アヴァン! 私たちは、ずっと、あなたを信じている!」
「アヴァン! 負けるな!」
「アヴァンさん! 頑張ってください!」
「アヴァンさん!君の闇は、君自身の心を映す鏡になるはずです!」
彼らの声が、私の心の中で、こだまのように響き渡る。
「みんな……!」
私は、彼らの声に、勇気をもらった。私は、闇の力を、ただ闇として受け入れるのではなく、私の魔法の、もう一つの力として、受け入れることを決意した。しかし同時に……
私の闇の魔法は、強大な力によって、暴走してしまった。
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