第四章 聖騎士になるために その十六
所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。
父の死から数日が経った。俺たちは、父の葬儀を終え、再び学園へと戻る馬車の中にいた。馬車の中は、重い沈黙に包まれていた。リリィは、ただ黙って、父から託された巻物を抱きしめている。俺は、父の死を受け入れられずにいた。
「イリス……」
リリィが、静かに俺の名前を呼んだ。
「この巻物、一緒に読んでくれない?」
俺は、リリィの言葉に頷き、彼女の隣に座った。
巻物を開くと、そこには、父の筆跡で、闇を斬る剣の伝説と、その力を引き出すための術が記されていた。
皐月水流撃。おそらく父が使えた唯一の技だろう。そして、巻物の最後のページには、一枚の地図が描かれている。
「これは……、イリスの故郷……」
リリィが、地図を見て、驚きの声を上げた。
「ああ。竜の里、イブリース村だ。」
俺は、そう言って、地図を見つめた。地図には、竜の里の中心にある、大樹の根元が記されている。そして、その場所には、『月光』という文字が記されていた。
「もしかして……。父さんは、俺に、この場所に行ってほしいと……?」
俺がそう呟くと、リリィは、静かに頷いた。
「そうよ。きっと、この場所に、闇を斬る剣の、本当の力が隠されているわ」
俺は、父の願いを果たすため、竜の里へと戻ることを決意した。
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俺たちは、馬車を乗り継ぎ、イブリース村へと向かった。イブリース村にたどり着いた俺は、カオルと再会した。カオルは、俺の帰還を喜び、そして、父の死を悲しんでくれた。
俺は、カオルに、父から託された巻物のことを話した。カオルは、その話を聞き、静かに頷いた。
「その伝説は、この周辺に伝わる伝説と同じだと思います。闇の神が再び現れる時、闇を斬る剣士は、この世界を救うと……」
カオルの言葉に、俺は、自分の使命を改めて感じた。
俺たちは、巻物に記された地図を頼りに、大樹の根元へと向かった。大樹の根元には、一つの洞窟があった。
洞窟の中は、神秘的な光に満ちていた。その光は、洞窟の中心にある、一つの台座から放たれている。
台座の上には、一本の刀が置かれていた。その刀は、まるで月の光を閉じ込めたかのように、眩い光を放っている。
「これが……」
俺は、その刀に、胸が高鳴るのを感じた。
「イリス……! あれが、あなたの剣の、本当の姿よ! 伝説の神器、『月光刀』だわ!」
リリィが、興奮したように叫んだ。俺は父親からもらった『月光刀』を代わりにそこに置いた。
俺は、その刀へと手を伸ばした。刀に触れた瞬間、俺の体の中に、温かい力が流れ込んできた。それは、父の温もりと、父の強さだった。
「父さん……!」
俺は、その刀を手にし、涙を流した。
その時、洞窟の奥から、禍々しいオーラが放たれ始めた。
「グオォォォォォ……!!」
闇の魔物が、俺たちの前に姿を現した。それは、以前、俺たちが戦った、闇の神の影と酷似していた。
「イリス! 力を使いなさい! その刀の本当の力を!」
リリィが、俺にそう叫んだ。
俺は、月光刀を構える。すると、俺の体の中に、父の力が、そして、闇を斬る剣の力が、満ち溢れていく。
「これが……俺の、本当の力……!」
「名月流 皐月水流撃!」
俺は、月光刀を振り下ろす。俺の刀から放たれた光の斬撃は、闇の魔物を完全に消滅させた。
俺は、父から託された、闇を斬る剣の力を手に入れた。俺は、父の遺志を継ぎ、闇の神の影と戦うことを決意した。
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