第三章 異次元からの迷い人 その十八
初めての投稿で不慣れの部分もありますが、どうかよろしくお願いします。また、所々にAI(名前や誤字脱字の修正など)を使っているため、完全に自分作の作品ではありません。どうか暖かく見守ってください。
村の宴は、夜通し続いた。疲労困憊だったはずの俺たちは、村人たちの温かい心と、勝利の喜びに包まれ、いつしか疲れを忘れて笑い合っていた。
翌朝、俺たちは、ボロスの家で朝食を囲んでいた。
「イリス殿、カオル殿、アヴァン殿。本当に、この村を救ってくれて、心から感謝しておる。お前たちは、わしらにとっての英雄じゃ」
ボロスは、深く頭を下げた。俺たちは、その言葉に、胸が熱くなるのを感じた。
「いえ、俺たちだけじゃありません。ボロスさんの協力があったからこそ、俺たちは勝てたんです」
俺がそう言うと、ボロスは嬉しそうに笑った。
「そうか……。だが、わしは鍛冶屋として、お前たちの力を研究し続けようと思う。特に、カオル殿の『銃』という武器、あれには、鍛冶師としてのわしの魂を揺さぶるものがあった」
ボロスの言葉に、カオルは少し驚いた表情を見せた。
「ボロスさん、私の銃を……?」
「ああ。わしには、まだその仕組みは分からん。だが、必ずや解き明かしてみせる。いつか、カオル殿がまたこの村を訪れた時には、わしが作った最高の『銃』を、お前さんに贈ってみせよう!」
ボロスの言葉に、カオルの瞳が潤む。彼女は、力強く頷いた。
朝食を終え、俺たちが旅立つ準備をしていると、カオルが俺に話しかけてきた。
「イリスさん、アヴァン。私、ここで二人とは別れます」
カオルの突然の言葉に、俺とアヴァンは驚いて彼女を見た。
「どうしてだ、カオルさん? これから、この世界のどこかで再び影の魔物が現れたら、俺たちの力が必要になるかもしれないだろ?」
俺がそう尋ねると、カオルは首を横に振った。
「もちろんです。でも、私は、私のやるべきことを探したいんです。イリスさんの剣術が、故郷の月の呼び方と繋がっていたように、私の『銃』も、この世界のどこかの文化や歴史と繋がっているかもしれない。それを、探してみたいんです」
カオルの言葉は、確固たる決意に満ちていた。
「それに、私だけこの世界の人間じゃないから、二人と一緒にいるのは気が引けて……」
そう言って、カオルは少し寂しそうに微笑んだ。
「そうか……。わかった。なら、元気でな、カオルさん」
俺は、彼女の決意を尊重し、別れを告げた。アヴァンも、涙ぐみながらカオルを抱きしめる。
「カオルさん、またきっと会おうね!」
「はい。また、いつか……」
カオルは、俺たちの前で、ゆっくりと歩き出した。その背中は、以前よりもずっと、強く、大きく見えた。
新たな旅の始まり
カオルと別れた後、俺とアヴァンは、ボロスに別れを告げ、旅立った。
「イリス、次はどうするの?」
「まずは、イブリース村のギルドに、今回の件を報告しに行く。そして、影の魔物の正体について、もっと詳しい情報を集めたい」
俺はそう言って、前を向いた。
俺の腰には、以前よりもずっと重く、そして深く感じられる剣が差さっているような気がした。俺は、この剣と共に、この世界の謎を解き明かし、そして、再び現れるかもしれない闇の脅威に立ち向かっていかなければならない。
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