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これまで登場した人物と関係について

母に読んでもらったら、「カタカナの名前の人を覚えるのが大変だから、家系図みたいなの書いて」って言われたので、これまでに登場した人物についてをまとめてみました。

参考までに見ていただけると嬉しいです。

ここまでの登場人物と関係性


《テオスの街》

○セレナ・レヴィン(16)

レヴィン王国の王、クラトス・レヴィンの一人娘。次期女王。

歴史の授業中に目に止まった半端者の王についての記述と、半端者の王について知ろうとするセレナを止めるクラトスの態度が気になり、20年前のことについて調べるようになる。

魔力持ちだが遅咲きで、16歳になるまで第2覚醒が起きなかった。

が、ニコラオスと出会ったことで、覚醒に一歩近づくことができた。

また、ニコラオスに対して情のようなものを抱きつつあるが、人を愛すること、人から愛されることに慣れていないセレナは、その感情の正体にまだ気づいていない。


○クラトス・レヴィン(43)

レヴィン王国の国王で、半端者の王を失脚させた英雄とされている。

アグネスという女性に何かしらの思い入れがあるらしく、彼女を生きたまま捕えるようにオフィーリアに命じている。

半端者の王を憎んでいるが、その理由は噂程度にしか知られていない。


○サラ・レヴィン(40)

セレナの母で、レヴィン王国の第1王妃。

クラトスとは愛のない政略結婚で結ばれたため、そこに何の情もなく、情のない相手との子どもであるセレナにも無関心。あまり会話もしないため、どんな人物かは娘のセレナも分からない。


○オフィーリア・バラク(40)

クラトスの3つ離れた妹で、20年前には半端者の王の妻だったが、半端者の王が自害してからは王室を離れ、大賢者として、そして公爵として“バラク”の姓を名乗るようになる。

一人息子であるクラニオを大切に思ってはいるが、周りから“氷の王女”や、“Silverシルバー disasterディザスター”と呼ばれている立場上、表立ってクラニオを可愛がることは避けている。

王城の裏山にある墓を20年間守っていて、定期的に手入れをしている。


○ジェイ(45)

オフィーリアの唯一の従者で、マギーア部隊の隊長。

オフィーリアの命令ならば命さえ差し出す覚悟でいる。

主人には秘密でニコラオスの母親と交渉をしており、その関係で“蘇りの魔法”を書き写していたが、取引の詳細は未だ不明。


○クラニオ・バラク(20)

オフィーリアの一人息子で、マギーア部隊の副隊長。

セレナの婚約者でもあるが、セレナが彼を“従兄にい様”と呼ぶので、婚約者であるより、兄のような存在であろうと決めている。

情が薄い王室で、孤独に苦しみながら生きているセレナを心配しているが、多忙のためなかなか会いに行くこともできない。立場は副隊長だが、隊長のジェイの本業はオフィーリアの護衛なので、実質マギーアを動かしているのはクラニオである。

自分の父親については何も知らず、一時期はジェイが自分の父なのではないかと思っていたこともあったが、ジェイの態度と、オフィーリアが隠し持っていた写真に映っていた半端者の王とオフィーリアの姿を見て、自分の父親は半端者の王なのではないかと思うようになる。


○ポリュデウケス・レヴィン(享年36)

クラトスとオフィーリアの父親で、レヴィン王国の前国王。

24年前の事故で、妻のエイレーネー王妃共々死亡してしまう。


○カストル・レヴィン(享年40)

ポリュデウケスの異母兄で、後の半端者の王。

黒い長髪で、右目には眼帯、瞼から頬にかけて剣で切られた跡のある左目は赤。一見純粋の魔族に見えるが、付いた呼び名は“半端者の王”。

クラニオによく似た容姿から、クラニオはカストルが自分の父親なのではないかと考える。

姪であるオフィーリアを妻として娶ったが、20年前の反乱で自害する。

20年後、彼を葬っていた墓が空だったことにオフィーリアが気づく。

現在その遺体がどこにあるのかは分かっていない。


○カレン・ボアルネ(58)

オフィーリアの元乳母で、現在はセレナの乳母。

カレンの面倒を見ていた当時は18歳で、ようやく魔力が覚醒したばかりだった。

オフィーリアに魔法を教えてもらったために現在は魔法を使えるが、初めは全く魔法が使えず、セレナと同じく遅咲きだった。

若い頃に事故にあり、そのせいで顔に古い火傷の跡がある。


《ディアヴォロスの街》

○ニコラオス(19)

魔族寄りの半端者で、現在テオスに母親と共に潜入している。

親子の目的は禁術の書の中の“蘇りの魔法”だが、それを何に使うのかは未だ不明。

母親のためだけに生きてきて、目的など関係ないと思っていたが、セレナと出会ってから考えが変わり、母が何をしようとしているのかを知りたいと思うようになる。

セレナに懇願されて魔力の扱い方を教えているが、そんな中で、住む街も生い立ちも違えど似たようなことを感じて生きているセレナに親近感が湧き、少しでも力になりたいと、情を抱くようになる。


○ニコラオスの母

年齢不明、名前も不明。純粋の神族で、顔もニコラオスとは似ていないが、ニコラオスから“母さん”と呼ばれている。

ある目的があってテオスに潜入しており、ジェイと交渉をしている。その目的は現在不明。


○スザンナ・テレーズ(55)

ディアヴォロスの代表。5年前までは夫が代表をしていたが、夫が死んでからはスザンナが代表を務めている。

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