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水晶  作者: 秋月良羽
現実世界石化、異世界冒険編
577/748

番外編 ミラング共和国滅亡物語(231)~最終章 滅亡戦争(86)~

『水晶』以外にも以下の作品を投稿しています。


『ウィザーズ コンダクター』(「カクヨム」で投稿中):https://kakuyomu.jp/works/16816452219293614138


『この異世界に救済を』(「小説家になろう」と「カクヨム」で投稿中):

(小説家になろう);https://ncode.syosetu.com/n5935hy/

(カクヨム);https://kakuyomu.jp/works/16817139558088118542


興味のある方は、ぜひ読んで見てください。


宣伝以上。


前回までの『水晶』のあらすじは、ミラング共和国とリース王国との間に、ミラング共和国の総統となったエルゲルダの宣戦布告によって戦争が始まる。その結果、リース王国軍はミラング共和国軍と対峙することになる。その戦いの中で、リース王国軍の中の左軍でランシュとヒルバスは活躍し始めるが、中央軍の指揮官でリース王国軍の大将であるファルアールトは左軍の指揮官であるハミルニアを憎むのであった。

一方で、ミラング共和国軍では、リース王国軍の左軍を混乱させるための作戦も考え、かつ、リース王国軍を倒すための作戦会議がおこなわれるのであった。それを主導するのは総統のエルゲルダではなく、ミラング共和国の諜報および謀略組織シエルマスのトップの統領であるラウナンであった。

その中で、ラウナンやファルケンシュタイロは、一人の女性将校の言うゲリラ作戦を拒否して、リース王国軍と正面から戦うことを選択する。


翌日、ランシュとヒルバスは、ハミルニアの命令により、リース王国軍の左軍とは近くから別行動をとる。そこに、ミラング共和国軍のシエルマスが登場し、ヒルバスだけで始末するのだった。


戦いは決着を見ることがなく今日も夕方には終わるのであった。

その後、リース王国軍の会議は、ファルアールトの心の歪みによって、ハミルニアが罵倒されることになり、ハミルニアはファルアールトの心の歪みを満たすために、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣を陥落させるまで、ミラング共和国軍と戦わされることになってしまうのだった。リース王国軍の左軍はランシュとヒルバスがハミルニアと話し合うのだった。


翌日、リース王国軍とミラング共和国軍は戦いとなるが、左軍ではランシュに向かって、アウルが襲って来るのだった。すでに、アウルは何者かによって殺されて、操られていたのだ。その正体はイマニガであり、イマニガは「不死体の生」という技を発動させるが、イマニガの武器に宿っている天成獣に自身の意識を乗っ取られるのだった。イマニガという人間が消え去られた上で―…。


リース王国軍の左軍がそのような状態にあるなか、一方で、中央軍と右軍でも動きがあった。特に

、右軍の方はアンバイドの活躍により、オーロルとフィスガーを撃破、中央軍はミラング共和国軍の本陣へと―…。


リース王国軍の左軍の方は、ランシュとイマニガの体を乗っ取ったガルゲイルの対決は、ランシュが天成獣の宿っている武器である鼻ピアスを破壊して、倒すことに成功するのだった。

その後、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣へと来たので、ラウナンは撤退を宣言するのだった。イマニガを使っての作戦が失敗したことにより。エルゲルダを殺されるわけにはいかずに―…。


ミラング共和国軍は、旧アルデルダ領の首都ミグリアドで作戦会議を開き、今後の作戦を方針を決めていく。

その会議の途中に乱入したファットはどこかへと連れ去られ、国内担当首席によって始末され、金庫室に西方担当首席と国内担当首席が向かい、その中の光景を見るのであった。

一方で、ミラング共和国軍の作戦は、軍団をオットルー領、ファウンデーション領、クローデル領の守りに三つを分けるのであった。その指揮官を誰にするかを決める。

その結果、ファウンデーション領はラウナン、クローデル領はファルケンシュタイロ、オットルー領はイルターシャに決まるのであった。

一方で、リーンウルネはオットルー領へと向かっていた。

その間に、リース王国軍側でも動きがあり、旧アルデルダ領を中央軍が、クローデル領を右軍が、オットルー領を左軍がそれぞれ進軍することになった。

それは、ハミルニアにとっては、望まない結果であった。

その間、リーンウルネはオットルー領を訪れ、オットルー領の領主と会談し、リーンウルネの要求を領主に承認させるのだった。


ハミルニア率いるリース王国軍左軍は、オットルー領へと侵攻していくが、ミラング共和国軍はゲリラ戦を展開し、リース王国軍左軍は疲弊していくのであった。

そんななか、イルターシャの居場所を見つけ、降伏させることにランシュは成功する。


一方、クローデル領に進軍するリース王国軍の右軍は、ファルケンシュタイロが率いるクローデル領にいるミラング共和国軍と対峙するのであるが、その最前線にいたのは、クローデル領から徴兵された兵士達だった。その兵たちはアンバイドの実力の前に戦わず降参するのだった。

それが重要な問題となる。

ファルケンシュタイロはファロネンズをクローデル領に派遣し、マーゼルの真意を確かめ、ファロネンズの独断でマーゼルを始末するのだった。

そして、マーゼルが殺されたことを、マーゼルの重臣たちに見せしめ、完全服従を勝ち取る。

一方―…、ファウンデーション領(旧アルデルダ領)では―…、領都のミグリアドが包囲されるのだった。それを打開しようとして―…、シエルマスを投入し、リース王国軍の中央軍のトップを始末するのだった。

その後、クローデル領でも動きが―…。

 その間、クローデル領のミラング共和国軍は―…。

 クローデル領の首都で―…。

 壇上から多くの兵士を見るファロネンズ。

 その姿は、これでファルケンシュタイロ様の役に立てるという気持ちであった。

 その気持ちこそ、ファロネンズの高揚感を示していた。

 (ファルケンシュタイロ様。今、クローデル領の愚か者達をあなたの栄光のための素晴らしい供物にすることができます。お待ちください。)

と、ファロネンズは心の中で思う。

 ファルケンシュタイロの役に立つ。

 それだけが、今の生きがいとなっている。

 だからこそ、そのために剣術を使うし、そのために汚いことをすることができる。

 見返り、本人は求めていないように見えるが、そうではない。

 ちゃんと求めている。

 ファルケンシュタイロに褒められるということを―…。

 「それでは、これより集まったクローデル領兵は、ミラング共和国がリース王国に侵略される危機に対して、共和国を守るために、自らの身を盾にすることを誓い、助太刀するのだ。」

と、ファロネンズは言う。

 クローデル領の領民を兵士として活用する。

 すでに、多くの数万近い男性の兵士が集まっている。

 老若に関わりなく、かつ、成人に達していない者、老人もいて、全員男性だ。

 ここに女性は一人もいない。

 というか、男尊女卑の考えがミラング共和国にある以上、女性が戦うことにおいて、足手纏いになるという思い込みがここにはある。

 ある意味で、クローデル領の女性は自らの生命の終わりからは、敵陣に突っ込んで落とすということからミラング共和国の悪しき慣習によって、救われているのかもしれない。

 だが、今回のリース王国とミラング共和国との戦争における被害から完全に免れるということではない。

 すでに、クローデル領の方でも、ファウンデーション領におけるリース王国軍の中央軍の悪行が知れ渡っている。

 そうである以上、ここにいる者達の士気は上がってもおかしくはないが、そうではない。

 クローデル領の領主であるマーゼルは、ファロネンズによって殺され、ファロネンズの目に狂気染みたものが宿っていた。そして、その威圧感により、どうしても萎縮してしまうのだ。

 それに、自らが死地へと向かっていることと、リース王国軍の中には、とんでもなく強い人物がいるという噂があるのだ。

 そうなってくると、リース王国軍の中央軍の悪行に対する恨みよりも、リース王国軍から上手くかわしながら、自らの身を守ることの方が重要だと思っている人々が多い。全員がそういう気持ちであるわけではないが―…。

 「返事をしろ、返事を!!!」

と、ファロネンズが激昂するように言う。

 そう、これは、ファロネンズが気に食わなかったということと、ミラング共和国のために戦うのだ。大きな声で、やる気のある声を出すことができるはずだ。

 これは強要だ。

 ファロネンズは、ミラング共和国の国民がこの国を全員が愛していると思っているし、国のためなら、自らの命を差し出すことができると思っているのだ。

 これは思い込みでしかないが―…。

 そんななか、ファロネンズに逆らうと危険だということを知っているマーゼルの部下だった者たちは―…。

 『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!』

と、叫び出す。

 こうすることによって、自らの命を守ろうとしているのだ。

 僅かばかりでもその可能性が残っている限りは、そのようにして見せるという希望に縋るという感じだ。

 希望に縋るしか自身が生き残る方法を見出せないのだから―…。

 (フン、ファルケンシュタイロ様のために、その命を燃やすことは当たり前のことだ。ミラング共和国の英雄のために死ねるのだからなぁ~。だが―…、これほどの士気ではどれだけもつことやら―…。)

 ファロネンズは嘆きのような感情を抱きながらも、その表情を表に出すことはしない。

 なぜなら、弱味をここで見せるわけにはいかないからだ。

 余計なトラブルを回避できるのなら、回避するのが良い。

 もし、弱味を見せて、握られるようなことになったとしても、天成獣の宿っている武器を扱うことで、すぐにでもファロネンズの弱味を握った奴を始末することができるし、ここにいるのはミラング共和国軍の兵士よりも弱い者達ばかりだ。

 だからこそ、心の中にかなりの余裕がファロネンズにはあるのだろう。

 「そうだ、そのような士気を見せれば良い。では、向かうぞ!!!」

と、ファロネンズは言う。

 こうして、ファロネンズが率いるクローデル領兵は、クローデル領で戦われている戦場へと向かって行くのだった。


 その間、リース王国軍の右軍。

 ある知らせが届くのだった。

 「フォルルーク様!!! リース王国軍の左軍から報告です。」

と、報告者は言う。

 その言葉を聞いて、リース王国軍の右軍のトップとなっているフォルルークは、その報告に耳を傾ける。

 「何だ。」

と、フォルルークは言う。

 「リース王国軍の左軍、ハミルニア様は、騎士団の兵士とともに、オットルー領にいるミラング共和国軍を降参させることに成功しました。さらに、オットルー領にいたミラング共和国軍の多くが、リース王国軍に軍門に降るという戦果を挙げました。」

と、報告者は言う。

 その言葉を聞いて、驚くのだった。

 それはそうだろう。

 ミラング共和国軍の多くを大人しくこちらへと降参させ、かつ、リース王国軍側にすることは簡単なことではなく、最上に難しいと言ってもおかしくはない。

 それをやり遂げるには、圧倒的な実力を示すか、相手を上手く切り崩す交渉術が必要になるからだ。要は、圧倒的な武力と交渉能力が必要となる。

 実際は、イルターシャの方がどうやって上手くリース王国軍に降参するのかを考えた結果でしかないが―…。

 そして―…。

 (あれほど、難しいオットルー領をこんなに早く、リース王国のものにできるとは―…。今まで、あまり目立つことなく、それでも、異例のスピードで出世していたハミルニアがこんな戦果を挙げるとは―…。司令官としての才能があるのだろう。私も負けないようにという気持ちと同時に、私のペースでしっかりと戦果を挙げないと…な。)

と、フォルルークは心の中で思う。

 フォルルークとしては、リース王国軍の左軍の戦果に変に対抗意識をもったとしても、自分にできることは限られるので、凄いと思いながら、自分は自分のペースを大事にしながらやっていくことを心に固く誓う。

 焦っても良いことはないし―…。

 そして、同時に、クローデル領での戦いを集中することができる。

 ファウンデーション領の方での戦いは分からないが、オットルー領に兵士を割く必要がなくなったのは有難い。

 そして、フォルルークは返事をする。

 「報告をありがとう。我がリース王国軍の一つの軍が、オットルー領を陥落させたことは誇らしく思う。私は―……、無理せずに今できる限りの職務を遂行することにしよう。我々には、アンバイドがいる。彼の邪魔をせず、ミラング共和国軍を破り、彼らの首都ラルネへと向かうことにしよう。」

と。

 フォルルークは、これは報告者に言うべきことかは分からないが、それでも、口にすることで、自分がしなければならないことを確固たるものとして、周囲に示すことによって、責任というものを無理矢理にもたせるのだ。自身に―…。

 そうすることで、何が何でも責任を果たそうと追い込むのだ。プレッシャーをかけ、責任を果たそうというのはこういうことだ。

 「はい!!!」

と、報告者は元気よく返事をするのだった。

 (さすがフォルルーク大将。)

と、心の中で報告者は思うのだった。

 報告者からしてみれば、今のフォルルークの言葉は、フォルルークが人格者であるという印象を与えたようだ。だからこそ、彼についていくという感じで、元気に返事をするのだった。

 フォルルークは、ラーンドル一派のような欲深の人物ではなく、誰かのために動けるような人物である。頭を使う才能にはそれほど恵まれていないが、人を思いやれる面はしっかりとある。軍人というよりも、慈善活動家の方が適職であろうが、慈善活動家は良い暮らしができるわけではない以上、軍人でいる方が将来、何も不便な生活をしないという可能性が高いので、軍人になった方が得であろう。

 だが、その選択が正しいとは限らない。幸せというものは曖昧である以上、図る方法はあってないようなものだ。基準をつくることは簡単にできるだろうが、人々が感じることのすべてを表現することができない以上、結局は、万能指標や基準になることはない。

 それに気づける人々は少ないだろうし、ある基準を万能で不変、普遍と思える方が物事を見ていく上で、気持ちを不安定ではなく、安定的なものにすることができる。それがメンタルにおける安定と同時に、生きていく中で精神的な不安定による自らの暴走や最悪への道の回避へと繋がる。だからこそ、無理矢理でも基準を決めて自分の柱に、中心点にするのだ。

 そして、結局、それが完全ではない以上、曖昧な基準が自らにとって予想外と思えることによって崩れ去っていくことから免れず、偶然に出会ってしまう。悲しいことに、それを防ぐためには、自らの人生を終えるという最悪の選択をしなければならないが、もう一つは、受け入れながら考え続けるしかない。

 そして、フォルルークは仕事に取り掛かっていくのだった。

 戦争の中であろうが、自らがするべき仕事がなくなるわけがなく、増えていく一方であった。


 そして、ミラング共和国の首都ラルネでは―…。

 場所は議事堂の対外強硬派が使う部屋。

 そこには二人の政治家がいた。

 ファウンダ=クロニードルとディマンド=ファウンデーションである。

 「オットルー領が陥落したそうだ。領主の方もすぐに降参だとか―…。戦わずにして、どういうことだ。ふざけるな!!!」

と、ディマンドは言う。

 その言葉には怒気がはらんでおり、その勢いは部屋の外にも聞こえるぐらいであったとしてもおかしくはない。

 その怒りの言葉を聞いたクロニードルは、

 (五月蠅いの~う。もう少しは大人しくできないのじゃろうか。それにしても、ファウンデーション領のファットから連絡が来ていないから、さらに、イラついておるなぁ~。あそこにはラウナンが向かっており、不必要として暗殺されたのかもしれぬが、こやつに今、言うべきことではないの~う。噂程度じゃし―…。)

と、心の中で思う。

 クロニードルとしては、ファブラから得られる収入源で、かなり懐を豊かにし、私腹を肥やしている。そうである以上、ファットが殺されようが、自分の権益がおかされることがなければ、どうでも良い。そして、ミラング共和国がリース王国との戦争に勝ってくれるのなら、文句などない。新たな権益を手に入れることができるのだから―…。

 そう、クロニードルは、根っからの貪欲商人……と思われる性格をもっていることがわかる。

 「そう思うだろ!!! クロニードルさん!!!」

と、ディマンドは共感を狙う。

 ディマンドとしては、今の気持ちにクロニードルに共感してもらい、自分の考えが、思っていることが正しいことを証明したい。

 「ディマンドよ、起こったことを一々悔やんだとしても意味はない。それよりも、これから、ミラング共和国軍がどうなるかは、俺らでは何かをすることはできんが、ファルケンシュタイロに任せて、最悪の場合にも備えて考えておくのが、俺らにとっては今、必要だな。」

と、クロニードルは言う。

 それは、いろんな事態に対して、対応しておけよという意味だ。

 ファルケンシュタイロであったとしても、完璧にリース王国に対して、勝利できるかどうかは分からない以上、最悪の場合にも備えておく必要がある。

 それぐらいのことをしておかなければ、自らが生き残り続けるのは難しいということになる。

 そして、ディマンドが言う。

 「ファルケンシュタイロに任せておけば、最悪の場合に備える必要などない。ファルケンシュタイロ、そして、不気味なラウナンがいれば、百人力だってできるはずだ。リース王国軍など、目ではない!!!」

 ディマンドは、ファルケンシュタイロがミラング共和国軍の英雄であり、軍人として素晴らしい戦績をここ数年で挙げている以上、負けるということはあり得ないのだ。そして、ラウナンが何かしら援護をしてくるだろうから、リース王国軍が勝つという要素はないと見ている。

 だが、現実は、そんなに甘くない。

 クロニードルは、

 (夢ばかり見るな、小僧が―…。)

と、ディマンドに呆れるのだった。

番外編 ミラング共和国滅亡物語(232)~最終章 滅亡戦争(87)~ に続く。

誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正していくと思います。


では―…。

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