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水晶  作者: 秋月良羽
現実世界石化、異世界冒険編
576/748

番外編 ミラング共和国滅亡物語(230)~最終章 滅亡戦争(85)~

『水晶』以外にも以下の作品を投稿しています。


『ウィザーズ コンダクター』(「カクヨム」で投稿中):https://kakuyomu.jp/works/16816452219293614138


『この異世界に救済を』(「小説家になろう」と「カクヨム」で投稿中):

(小説家になろう);https://ncode.syosetu.com/n5935hy/

(カクヨム);https://kakuyomu.jp/works/16817139558088118542


興味のある方は、ぜひ読んで見てください。


宣伝以上。


前回までの『水晶』のあらすじは、ミラング共和国とリース王国との間に、ミラング共和国の総統となったエルゲルダの宣戦布告によって戦争が始まる。その結果、リース王国軍はミラング共和国軍と対峙することになる。その戦いの中で、リース王国軍の中の左軍でランシュとヒルバスは活躍し始めるが、中央軍の指揮官でリース王国軍の大将であるファルアールトは左軍の指揮官であるハミルニアを憎むのであった。

一方で、ミラング共和国軍では、リース王国軍の左軍を混乱させるための作戦も考え、かつ、リース王国軍を倒すための作戦会議がおこなわれるのであった。それを主導するのは総統のエルゲルダではなく、ミラング共和国の諜報および謀略組織シエルマスのトップの統領であるラウナンであった。

その中で、ラウナンやファルケンシュタイロは、一人の女性将校の言うゲリラ作戦を拒否して、リース王国軍と正面から戦うことを選択する。


翌日、ランシュとヒルバスは、ハミルニアの命令により、リース王国軍の左軍とは近くから別行動をとる。そこに、ミラング共和国軍のシエルマスが登場し、ヒルバスだけで始末するのだった。


戦いは決着を見ることがなく今日も夕方には終わるのであった。

その後、リース王国軍の会議は、ファルアールトの心の歪みによって、ハミルニアが罵倒されることになり、ハミルニアはファルアールトの心の歪みを満たすために、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣を陥落させるまで、ミラング共和国軍と戦わされることになってしまうのだった。リース王国軍の左軍はランシュとヒルバスがハミルニアと話し合うのだった。


翌日、リース王国軍とミラング共和国軍は戦いとなるが、左軍ではランシュに向かって、アウルが襲って来るのだった。すでに、アウルは何者かによって殺されて、操られていたのだ。その正体はイマニガであり、イマニガは「不死体の生」という技を発動させるが、イマニガの武器に宿っている天成獣に自身の意識を乗っ取られるのだった。イマニガという人間が消え去られた上で―…。


リース王国軍の左軍がそのような状態にあるなか、一方で、中央軍と右軍でも動きがあった。特に

、右軍の方はアンバイドの活躍により、オーロルとフィスガーを撃破、中央軍はミラング共和国軍の本陣へと―…。


リース王国軍の左軍の方は、ランシュとイマニガの体を乗っ取ったガルゲイルの対決は、ランシュが天成獣の宿っている武器である鼻ピアスを破壊して、倒すことに成功するのだった。

その後、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣へと来たので、ラウナンは撤退を宣言するのだった。イマニガを使っての作戦が失敗したことにより。エルゲルダを殺されるわけにはいかずに―…。


ミラング共和国軍は、旧アルデルダ領の首都ミグリアドで作戦会議を開き、今後の作戦を方針を決めていく。

その会議の途中に乱入したファットはどこかへと連れ去られ、国内担当首席によって始末され、金庫室に西方担当首席と国内担当首席が向かい、その中の光景を見るのであった。

一方で、ミラング共和国軍の作戦は、軍団をオットルー領、ファウンデーション領、クローデル領の守りに三つを分けるのであった。その指揮官を誰にするかを決める。

その結果、ファウンデーション領はラウナン、クローデル領はファルケンシュタイロ、オットルー領はイルターシャに決まるのであった。

一方で、リーンウルネはオットルー領へと向かっていた。

その間に、リース王国軍側でも動きがあり、旧アルデルダ領を中央軍が、クローデル領を右軍が、オットルー領を左軍がそれぞれ進軍することになった。

それは、ハミルニアにとっては、望まない結果であった。

その間、リーンウルネはオットルー領を訪れ、オットルー領の領主と会談し、リーンウルネの要求を領主に承認させるのだった。


ハミルニア率いるリース王国軍左軍は、オットルー領へと侵攻していくが、ミラング共和国軍はゲリラ戦を展開し、リース王国軍左軍は疲弊していくのであった。

そんななか、イルターシャの居場所を見つけ、降伏させることにランシュは成功する。


一方、クローデル領に進軍するリース王国軍の右軍は、ファルケンシュタイロが率いるクローデル領にいるミラング共和国軍と対峙するのであるが、その最前線にいたのは、クローデル領から徴兵された兵士達だった。その兵たちはアンバイドの実力の前に戦わず降参するのだった。

それが重要な問題となる。

ファルケンシュタイロはファロネンズをクローデル領に派遣し、マーゼルの真意を確かめ、ファロネンズの独断でマーゼルを始末するのだった。

そして、マーゼルが殺されたことを、マーゼルの重臣たちに見せしめ、完全服従を勝ち取る。

一方―…、ファウンデーション領(旧アルデルダ領)では―…、領都のミグリアドが包囲されるのだった。それを打開しようとして―…、シエルマスを投入し、リース王国軍の中央軍のトップを始末するのだった。

 ファウンデーション領。

 領都ミグリアド。

 その城壁の上では―…。

 (撤退していきますねぇ~。さあ~て、これを報告してあげないといけませんねぇ~。ファルケンシュタイロの方は苦戦しているようだし、それは仕方がない。)

と、ラウナンは心の中で思う。

 ラウナンは非常に気分が良い。

 自らが計画した作戦が成功したのだから―…。

 どうあっても、成功は成功だ。

 そうである以上、実績を挙げたことになる。

 ゆえに、自らの作戦の成功に酔いしれる。

 どんなアルコール度数の強い酒よりも強い酔いを与えてくれる。

 ああ、こんなに強い度数なら溺れても仕方ないよな。

 そんな感じだ。

 そして、ファルケンシュタイロが指揮権を持っているクローデル領でのリース王国軍の右軍との戦いに関しては、すでに、全国に派遣しているシエルマスから集められる情報によって、ある程度のことは分かっている。いや、ラウナンにしてみればすべての情報であろう。

 ファルケンシュタイロが苦戦している理由は分かっている。

 リース王国軍の右軍には、アンバイドがいるのだ。

 伝説の傭兵と呼ばれているぐらいに実力があり、すでに、天成獣部隊の主力の数人がアンバイドと戦って殺されているのだから―…、危険極まりない。

 そんな相手なのだから、良く抑えている方だろう。

 そして―…。

 (オットルー領に派遣したシエルマスからの報告が一人も入ってきていない。あるのは、ゲリラ戦を仕掛けてリース王国軍の左軍が苦戦していることだ。どうなってる。味方の中に裏切り者がいるのか?)

と、ラウナンは心の中で思う。

 たとえ、気分が良い状態であったとしても、不安要素がないわけではない。

 不安要素は、ラウナンにとって、酔い覚ましの効果があった。

 それは怒りという感情の副作用を伴いながら―…。

 それでも、完全な怒りを感じることはここではせず、冷静に考え始める。

 オットルー領で派遣されているシエルマスからの報告がないが、ここからさらに、シエルマスを派遣させることは今のところできない。彼らは、ファウンデーション領での戦いに集中させないといけない。

 ここで勝てば、何とかなると感じたからだ。

 リース王国軍の中央軍は、右軍と左軍と比較すれば、圧倒的に弱く、勝つ可能性が高いからだ。

 そこさえできれば、後はリース王国軍が勝手に総崩れをしてくれるであろう。

 ラウナンは、そう思っているし、そうなると確信している。

 ラウナンは、不安要素を抱えながらも、自分がここで勝つことがミラング共和国軍の勝利を意味していることを知っている。

 だからこそ、ここで何とかしようとする。


 一方、リース王国軍は―…。

 逃げる、逃げる。

 包囲網を解かずにはいられなかった。

 (ファルアールト元帥が殺されるなんて―…。どうなっていやがる!!! ミラング共和国…許さねぇ!!!)

と、ファルアールトの磯巾着が一人、心の中で思う。

 この人物は、ファルアールトの後任となって、いつか出世することを望んでいるが、ファルアールトが殺され、そして、ミグリアドの包囲を解いて、逃げてしまっている以上、自身の昇進がなくなるのではないかと思うと、悔しい気持ちにしかなれなかった。

 そう、このような目に遭わされているのは、ミラング共和国軍が悪いのだと―…。

 そう思いながら―…。

 いつか、ミラング共和国軍に復讐してやりたいという気持ちを抱きながら―…。


 数日後。

 リース王国の首都リース。

 その中にあるラーンドル一派が会議を開いている場では―…。

 「今日はお集りいただいてご恐縮ですが、今回のミラング共和国との戦争で、ファルアールト元帥が敵の攻撃により殉職しました。」

と、会議に進行をする者が言う。

 その言葉には、ファルアールトは何をしているのだという気持ちだった。

 ここにいる者達全員が軍人ではない。

 商人だ。

 ラーンドル一派は、ラーンドル商会の有力者を中心としている一派である以上、軍事に関する専門家はいない。というか、軍人は、ラーンドル一派の体の良い道具にしか過ぎない。軍事面での―…。

 ラーンドル一派にとっては、戦争は一つの手段に過ぎず、そこまで多くしたいとは思っていない。なぜなら、戦争をするだけで、ラーンドル一派としては儲けることもできるが、国家がどうしても貧しくなって、そこから得られる利益が減少してしまう。

 国家に寄生することによって生き永らえている以上、国家が消滅するのは自分達の商売が干上がってしまうので、避けないといけない。

 これを本能で理解している。

 自分達が儲け、利益を得ることが自らの至上命題だからなのだ。

 そういう意味では、貪欲な商人という分類されるものらしさは備えているのだろう。

 「そうか、ファルアールトか―…。あいつは最近、あまり良い戦果を挙げていなかったようだな。折角、目をかけていてやったのに―…。まあ、あんな奴が死んだところで、代わりはいくらでもいる。軍人など、貧民どもが出世したいと思い、やってくる教養もない場所だ。ラーンドル一派という素晴らしい商才を持った我らに使われてこそ、立派に輝けるものだ。」

と、ラーンドル一派の一人が言う。

 ファルアールトに目をかけていたので、今回は自身の失態になるのではないか、と思っている。だけど、そんな失態も次で挽回できると思っているのだ。

 それだけの自信が、この人物にはある。

 この人物は失態によってクビにされることなく、どんな惨めなことからチャンスという機会を得て、それをものにしてきたのだ。だからこそ、次も成功すると信じることができる。

 経験は、自らに染み込むほどに強く、蔦のように絡まり、時に、それが大きな鎖となり硬直性をもたらす。

 そのことには、この人物は気づいていないようであるが―…。

 「そうだな、アルカンタラタス。だが、ファルアールトを元帥として今回のミラング共和国との戦争の総大将に推薦したのはお前だ。そうなると、相応の責任を取らないといけないのではないか。」

と、別の人物が言う。

 アルカンタラタス。この人物はファルアールトを推薦した人物であり、ラーンドル商会では、国内の生産業との取引を担っている。噂はあまり良くないが、取引に関してはそれなり信頼はできる値で売ってくれる人間だ。それでも、僅かな額だが、売り上げ額を横領していたりする。それを資金にして、有力者と繋がっていたりする。自身へと金はほとんど蓄えていなかったりする。逃亡費用ぐらいであろう。生活は、意外にも質素だ。

 そして、この場にいるラーンドル一派が、欲塗れだと分かっているが、彼らが権力を持っている以上、彼らに対して反抗する気はないし、自らの命を生き永らえさせるための情報はしっかりと集めていたりする。人の感情を読むのにも長けている。能力者である。

 (俺の責任にして、自らの派閥から重役を一人、追加したいのだろう。まあ、それでも良いが―…。そんなことをしても、お前らは欲深(よくぶか)だから、この事態を対処することもできん。シエルマスが行動している以上、それを破れる可能性があるのはアンバイドぐらいだろう。兎に角、次の総大将もそこまで実力がある軍人よりも、操りやすい、意向を反映させやすい奴に限る。アングリア様は、自らの得になるとご自身の主観で判断される人だ。要は我が儘坊ちゃんというわけだ。彼の判断に逆らわないようにしないとね。)

と、アルカンタラタスは心の中で思う。

 アルカンタラタスが、人の感情を読む場合は、心の中の言葉を聞くのではなく、その表情と言動から相手の感情をクイズのように当てる感じなのだ。それも完全正解になるという感じの―…。

 要は、人の言動と表情で、相手の感情を読んでしまい、それが当たりなのであり、そこから対策を立てるのが、他の人よりも優位にできるのだ。

 そして、今のリース王国軍のトップ、ミラング共和国戦争の総大将には、優秀な軍人ではなく、ラーンドル一派にとって操りやすい人物を選定し、何か良からぬことを企めば、裏から、その人物を潰すことが容易にできるのが良い。

 そっちの方が、ラーンドル一派がコントロールしやすいし、権限を与えたことによるミスを犯さない可能性が高いのだ。

 だけど、それは同時に、優秀な軍人を扱うことに長けているのではなく、自分の掌に収まる人物を扱うことに長けることしかできない。

 要は、人を扱うことに対する限度を決めつけてしまっているということになる。

 そして、同時に、優秀な軍人との付き合いを減らすか、その人物を排除することも視野に入れて動くことを場合によっては強いられる結果になる。

 そう、優秀な軍人の功績が邪魔となって―…。

 さらに、アルカンタラタスは、アングリアの性格をも理解していた。アングリアは自分本位の人間であり、彼に意見するのは危険でしかない。地位を失うだけならまだましだが、最悪の場合、自らの命を落とす結果になりかねないのだ。

 そうだと考えると、アングリアの意見には一切逆らうようなことはしないように行動することが重要だ。

 「確かに、責任は感じています。だが―…、ミラング共和国の目的がリース王国の征服である以上、ここで私を処分したとしても喜ぶのは、ミラング共和国だけです。ミラング共和国は、こちらの内輪もめを逃すような国ではありません。軍事力で優れている以上、僅かな隙が大きな弱点となります。私を処分すると考えるのなら、戦争後でも構わないでしょうに―…。それよりも、次の総大将を擁立し、我々、リース王国は降参しないという姿勢を見せることが重要でしょう。次の総大将は、ファルアールトの腹心の一人オバーラ=ラガナーネが宜しいのではないでしょうか。」

と、アルカンタラタスは言う。

 ここで処分を受ける気はない。

 だけど、処分を受けるのであれば、どうやって上手く逃げ出すかぐらいは考えている。

 メタグニキアの私設部隊の一部はすでに、自身の方へと買収済みだ。

 メタグニキアといえども、自身の私設部隊の本当の支配者はラーンドル一派であることを理解しているだろう。だから、そこを狙い、ちゃんと最悪の場合を想定して、行動できるようにしているのだ。

 さらに、アングリアの機嫌を損ねないようにして、自らの考えを言うようには気を付けている。

 「オバーラか―…。彼はファルアールトの磯巾着の一人だろ。そいつはコントロールしやすいが、ミラング共和国軍との戦いの中で、活躍できるのか。」

と、ラーンドル一派の一人が尋ねる。

 その言葉は、アルカンタラタスへの疑念だ。

 彼の言葉通りに進めたとして、ミラング共和国に勝利し、ミラング共和国を征服することができるのだろうか。そのようなことだ。

 だが、アルカンタラタスはそのことはすでに想定済みだ。

 そして、勝利する可能性はしっかりとあると見ている。

 「オバーラはお飾りです。活躍するのは、アンバイドと今回の戦争の緒戦で有名になっているリース王国の騎士団の人間でしょう。騎士団を我々の手中に収めることは難しいかもしれませんが、彼らの活躍を利用しない手はないでしょう。」

と、アルカンタラタスは言う。

 アルカンタラタスは、今の自分の言葉に対して、ラーンドル一派の重鎮達は不安な表情と同時に、猜疑心を抱くのではないかということはすぐに理解できていた。

 だが、リース王国の騎士団の人間が、リース王国の権力の掌握は、現時点で無理であり、彼らが本当にそのように考えているのなら、これから数年ほど時間がかかると分かっているのだ。

 (騎士団だけではそのようなことはできんだろう。リーンウルネと協力しなければ無理だ。リーンウルネの方も準備ができているわけではない。そのラグがどれぐらいになるかは分からないが、その間に、我が派閥の力を蓄えることもできる。予想外な事態がなければ…な。)

と、アルカンタラタスは心の中で思う。

 なぜなら、そのような情報は流れているのだから―…。

 そして、アルカンタラタスの能力を利用して、総合的に判断することができるのだ。

 この場には、嫉妬や憎悪、欲というものが渦巻いているが、そのようなものはある程度、上手く理解することができれば、コントロールするのは難しいことではない。

 これが、アルカンタラタスが培ってきた処世術だ。

 相手の望むことを用意する。

 そして、リース王国の騎士団の活躍は世間に広めるようなことがないようにしつつ、公式はリース王国軍の軍人が活躍し、それを上手くサポートしたラーンドル商会だということにすればよい。

 情報が漏れないことはないが、公式にこうだと言い張っていれば良い。

 そうすれば、いずれ、長い年月で、多くの人々は忘れていくことになるだろう。

 それを待つのが定石だ。

 「アルカンタラタス。お前の好きなようにしろ!!!」

と、アングリアが言う。

 アルカンタラタスは、アングリアの望んだものを用意してくれるので、今回も任せることにする。

 「分かりました。私が仕えるべき最高の主君であらせられまするアングリア様。リース王国はあなたのものです。」

と、アルカンタラタスは返事をするのだった。

 その返事は、周囲から見ればおべっかを使っている感じがして気に食わないが、アングリアを喜ばせるには十分な言葉であり、周囲から嫌な目で見られていても、アングリアの信頼を得ておき続ければ、生き残ることは十分にできるのだから―…。

 そして、会議は終わり、さらに、数日後にリース王国軍の新たな総大将が決まるのだった。

番外編 ミラング共和国滅亡物語(231)~最終章 滅亡戦争(86)~ に続く。

誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正していくと思います。


では―…。

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