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水晶  作者: 秋月良羽
現実世界石化、異世界冒険編
575/748

番外編 ミラング共和国滅亡物語(229)~最終章 滅亡戦争(84)~

『水晶』以外にも以下の作品を投稿しています。


『ウィザーズ コンダクター』(「カクヨム」で投稿中):https://kakuyomu.jp/works/16816452219293614138


『この異世界に救済を』(「小説家になろう」と「カクヨム」で投稿中):

(小説家になろう);https://ncode.syosetu.com/n5935hy/

(カクヨム);https://kakuyomu.jp/works/16817139558088118542


興味のある方は、ぜひ読んで見てください。


宣伝以上。


前回までの『水晶』のあらすじは、ミラング共和国とリース王国との間に、ミラング共和国の総統となったエルゲルダの宣戦布告によって戦争が始まる。その結果、リース王国軍はミラング共和国軍と対峙することになる。その戦いの中で、リース王国軍の中の左軍でランシュとヒルバスは活躍し始めるが、中央軍の指揮官でリース王国軍の大将であるファルアールトは左軍の指揮官であるハミルニアを憎むのであった。

一方で、ミラング共和国軍では、リース王国軍の左軍を混乱させるための作戦も考え、かつ、リース王国軍を倒すための作戦会議がおこなわれるのであった。それを主導するのは総統のエルゲルダではなく、ミラング共和国の諜報および謀略組織シエルマスのトップの統領であるラウナンであった。

その中で、ラウナンやファルケンシュタイロは、一人の女性将校の言うゲリラ作戦を拒否して、リース王国軍と正面から戦うことを選択する。


翌日、ランシュとヒルバスは、ハミルニアの命令により、リース王国軍の左軍とは近くから別行動をとる。そこに、ミラング共和国軍のシエルマスが登場し、ヒルバスだけで始末するのだった。


戦いは決着を見ることがなく今日も夕方には終わるのであった。

その後、リース王国軍の会議は、ファルアールトの心の歪みによって、ハミルニアが罵倒されることになり、ハミルニアはファルアールトの心の歪みを満たすために、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣を陥落させるまで、ミラング共和国軍と戦わされることになってしまうのだった。リース王国軍の左軍はランシュとヒルバスがハミルニアと話し合うのだった。


翌日、リース王国軍とミラング共和国軍は戦いとなるが、左軍ではランシュに向かって、アウルが襲って来るのだった。すでに、アウルは何者かによって殺されて、操られていたのだ。その正体はイマニガであり、イマニガは「不死体の生」という技を発動させるが、イマニガの武器に宿っている天成獣に自身の意識を乗っ取られるのだった。イマニガという人間が消え去られた上で―…。


リース王国軍の左軍がそのような状態にあるなか、一方で、中央軍と右軍でも動きがあった。特に

、右軍の方はアンバイドの活躍により、オーロルとフィスガーを撃破、中央軍はミラング共和国軍の本陣へと―…。


リース王国軍の左軍の方は、ランシュとイマニガの体を乗っ取ったガルゲイルの対決は、ランシュが天成獣の宿っている武器である鼻ピアスを破壊して、倒すことに成功するのだった。

その後、リース王国軍の中央軍がミラング共和国の本陣へと来たので、ラウナンは撤退を宣言するのだった。イマニガを使っての作戦が失敗したことにより。エルゲルダを殺されるわけにはいかずに―…。


ミラング共和国軍は、旧アルデルダ領の首都ミグリアドで作戦会議を開き、今後の作戦を方針を決めていく。

その会議の途中に乱入したファットはどこかへと連れ去られ、国内担当首席によって始末され、金庫室に西方担当首席と国内担当首席が向かい、その中の光景を見るのであった。

一方で、ミラング共和国軍の作戦は、軍団をオットルー領、ファウンデーション領、クローデル領の守りに三つを分けるのであった。その指揮官を誰にするかを決める。

その結果、ファウンデーション領はラウナン、クローデル領はファルケンシュタイロ、オットルー領はイルターシャに決まるのであった。

一方で、リーンウルネはオットルー領へと向かっていた。

その間に、リース王国軍側でも動きがあり、旧アルデルダ領を中央軍が、クローデル領を右軍が、オットルー領を左軍がそれぞれ進軍することになった。

それは、ハミルニアにとっては、望まない結果であった。

その間、リーンウルネはオットルー領を訪れ、オットルー領の領主と会談し、リーンウルネの要求を領主に承認させるのだった。


ハミルニア率いるリース王国軍左軍は、オットルー領へと侵攻していくが、ミラング共和国軍はゲリラ戦を展開し、リース王国軍左軍は疲弊していくのであった。

そんななか、イルターシャの居場所を見つけ、降伏させることにランシュは成功する。


一方、クローデル領に進軍するリース王国軍の右軍は、ファルケンシュタイロが率いるクローデル領にいるミラング共和国軍と対峙するのであるが、その最前線にいたのは、クローデル領から徴兵された兵士達だった。その兵たちはアンバイドの実力の前に戦わず降参するのだった。

それが重要な問題となる。

ファルケンシュタイロはファロネンズをクローデル領に派遣し、マーゼルの真意を確かめ、ファロネンズの独断でマーゼルを始末するのだった。

そして、マーゼルが殺されたことを、マーゼルの重臣たちに見せしめ、完全服従を勝ち取る。

一方―…、ファウンデーション領(旧アルデルダ領)では―…、領都のミグリアドが包囲されるのだった。それを打開しようとして―…。

 北方担当首席キールバ=バットーンのいる場所。

 ミグリアドの北方方面。

 キールバは、行動を開始する。

 (さあ、ラウナン様からの指令の開始だ―――――――――――――――――――。)

 嬉々とした表情をしながら、獲物であるリース王国軍の中央軍の兵士に向かいながら、任務をこなす。

 (一人!!!)

 短剣で、リース王国軍の中央軍の兵士を一人始末する。

 そのスピードを目で追うのは、天成獣の宿っている武器を扱っていない人ではグルゼンぐらいが可能であるだけであろう。

 (ああ、これだからたまらない!!!)

 キールバは満面の笑みを浮かべながら、素早い動きをしながら、リース王国軍の中央軍を始末していく。

 一人、二人、三人………と、数を増していく。

 「どうなってやがる!!! さっさと―…。」

と、言いかけたリース王国軍の中央軍の兵士は命を散らす。

 散らす命の景色は、なくなっていき、この世での生命活動を終える。

 その数は増えていき、対処できないがゆえに、混乱は拡大する。

 キールバにとっては、この状況は好都合だ。

 (こんな程度で混乱するなんてぇ~、何て馬鹿な人達だろう!!!)

 キールバはそう思いながらも、手を緩めるということを知らない。

 なぜなら、今、こんなにも楽しいことができているのに、なぜ、それを止める必要がある。

 体力だって、力だってある。

 なら、やらなければいけないだろ。

 そう思うよね。

 そんな感じでキールバは、満面の笑みを浮かべながら、リース王国軍の中央軍の兵士をこの世から排除していく。

 この状況に対処できずに、数を増やし、すでに百は優に超えている。

 「どうなってやがる―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!」

 一人のリース王国軍の中央軍の兵士の叫び声をあげる。

 だが、そんなものはただの無駄なことにしかならない。

 人という生き物がそれを無駄だと判断できるのは、最初からも可能であろうが、多くは後になって判断されることであろうし、実際に、その選択の時に分かっているとは限らない。第三者という視点であるからこそ、そのように見ることができるだけである。

 (五月蠅いねぇ~。)

 キールバはすぐに、叫んでいる人物の方に向かい、一瞬、首から下と頭を真っ二つにする。

 この方法がシエルマスの基本であり、混乱させる時に応用される。

 短剣の場合は、特にこの方法が用いられる。

 そして、キールバは始末し続けていく間に、リース王国軍の中央軍の兵があることを叫ぶのを待つ。

 「敵だ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!」

と、叫ぶのと同時に、大きな音が鳴る。

 そして、キールバは一気に始末する行動を早める。

 (さあ、祭りだ。)

 キールバは心の中でそう思いながら―…。


 一方、国内担当首席フィード=アルクマールのいる場所。

 すでに、一つの部隊の撤退させるぐらいの損害を与え終えていた。

 (ふう~、雑魚の始末はいつもやっているから楽なものだ。だが、部隊の数人の生き残りを逃がしたか。まあ、それで敵がいるということを知り、リース王国軍の中央軍の中枢はかなりの混乱に陥ることになろう。そうすれば、ラウナン様の任務も成功しやすいだろう。)

と、フィードは心の中で思う。

 今は、体力を回復に時間を当てている。

 メリハリというものが重要であり、ずっと、相手を始末することができるわけじゃない。

 ちゃんと攻撃をするだけでなく、体力配分をしっかりとさせながら、的確に効率よく、成果を挙げていくことが肝心であると分かっている。

 国内の反乱分子に関しては、このような数を相手にする、というよりも反乱分子の要人の場所を暴き、的確に始末するかが重要となる。

 そうであるからこそ、無駄な失態は危険なことに直結しやすい。

 だけど、敵の部隊の中で逃げ出し、助かる者もいるが、それは下っ端だけにしている。上の人間はしっかりと始末しておく必要がある。

 (そして、今回、ファウンデーション領には、俺の部下のイマニガをやったリース王国の騎士団の騎士はいないようだし、アンバイドはクローデル領の方で戦っている情報があるようだ。イマニガの恨みを晴らすことは、ここではできなさそうだ。)

と、フィードは思う。

 そして、フィードは体力回復休みを終え、素早く動き出す。

 次の敵を狙って―…。


 リース王国軍の中央軍の陣幕。

 そこには、ファルアールトが寝ぼけ眼の状態である。

 それは、急に、起こされ、緊急事態だと言われ、気分は優れないどころか、イラつきの感情すらあった。

 (緊急事態―…。俺の直臣どもは一体何をやっていやがる!!! これが終わったら、叱責だな!!!)

と、ファルアールトは心の中で思う。

 ファルアールトとしては、ゆっくり寝かせて欲しかった。

 ここ最近は上手くいっているのだし、ミラング共和国軍はすでにミグリアドでリース王国軍によって包囲されている。何かできるような状態ではない。

 リース王国軍が圧倒しているのだから、ミラング共和国軍が降参してくるのを待つだけの仕事だと思っていた。

 実際に、そうなる予定であった。

 そういう未来しか見えていなかった。

 人の思考は時間を消費している以上、見られる可能性に限界があるのは確かだ。

 そして、このファルアールトをイラつかせた責任を、自らの部下に叱責させるということによって、イラつきを解消させようとした。

 「何だ!!! 緊急事態とは―…。」

と、ファルアールトは言う。

 ファルアールトにイラつきの感情があるのは分かっている以上、部下達はピクリという感情があるが、それでも、言わないといけないほどの緊急事態なのだ。

 「ファルアールト元帥。全身黒づくめの集団が我が軍に襲撃し、兵士に多数の死傷者が出ている模様です。」

と、報告する。

 その部下の報告に対して―…。

 「どういうことだ!!! 敵の集団の正体はわかっているのか!!!」

と、ファルアールトは激昂する。

 一体何が起こっているのだと、理解できないし、今起こっていることが理解できていない直臣に対して、情けない気持ちになる。だけど、ファルアールトの方も理解できているわけではない。

 だからこそ、今の事態を理解できるリース王国軍の中央軍の兵士の中にはいないということになる。

 「分かりません。申し訳ございません。今、鋭意調査中です。」

と、報告者は言う。

 報告者としても、あがってくる情報が不明なことばかりで、どのように説明したら良いのか分からないのだ。それでも、上官にちゃんと報告することが役目である以上、その役目を果たすのは当たり前だと理解し、実践するしかない。職務怠慢はできないのだから―…。

 「クソッ!!!」

 悔しさを出すファルアールト。

 この時、部下が情けないからこそ、今の事態が起こっているという認識を変えることはないし、自分には何も責任が本当はないと思っている。自身は優れた人間であると―…。

 だが、本当は心の奥底で思っているのかもしれない。

 この事態に自分はちゃんと対処できるのか、できなければ、それは自分の責任になるのではないか。そんな恐怖が、奥からファルアールトの心の中を支配しようと、密かに準備を重ね、まさに、出陣しようしている。

 そんなことに気づきたいけど、気づくことを恐れている。

 二重の恐怖は、無視することによって一時的に打ち消せる。

 だけど、恐怖が消えたわけではないし、対処したわけでも、克服したわけでもない。

 ゆえに、蔓延ることになる可能性をそのまま残すか、増やすことになる。

 そして、ファルアールトは、イラつきながらも考えるのだった。

 (クソッ!!! 正体も分からねぇ敵と対峙なんか、それも奇襲を仕掛けてきてる輩との戦いなんて―…。考えられるのは、ミラング共和国軍………ならあり得るか。そうだと断定して、ミラング共和国軍が俺たちに攻撃を仕掛けるのは最後の足掻きか。なら―…。)

と、ファルアールトは心の中で思う。

 これは、襲撃してきている敵を推測しているだけで、完全に根拠のあるものではない。ミラング共和国というところまでは合っているが、ミラング共和国軍ではない。

 ミラング共和国の中の諜報および謀略組織であるシエルマスによるものであり、ファルアールトはそういう情報を知っていないようだ。

 いや、厳密にいうのであれば、シエルマスという裏組織がミラング共和国の中にあるのは噂で知っているが、それは眉唾物だとしか思っていない。ゆえに、シエルマスがおこなっていることを頭の中から排除してしまっているのだ。そのせいで、肝心な点で重要なミスをするのだ。

 それを人が完全に避けることはできないのであるが―…。

 「落ち着け!!! 今回の奇襲のようなことを仕掛けてきているのは、向こうが……ミラング共和国軍が不利だと感じているから、このままだと俺たちに勝てないからしているだけのことに過ぎん。ならば、このまま今すぐにミグリア……。」

と、ファルアールトは言いかける時に―…。

 全員は驚く。

 驚かずにはいられなかった。

 姿を見ることができずに、ファルアールトの頭が首から離れ、宙を舞っているのだから―…。

 そして、それをなした人物は姿を周囲に知らしめることなく、急に起こったのだ。

 見た者達は、ただ、報告をしている者がファルアールトを何かしらの方法で、殺したのではないかと思い―…。

 (えっ…。)

 だけど、報告者はファルアールトを殺してなどいない。

 なぜなら、彼は武器から抜いていないのだから―…。

 だけど、そのように押し付けることは可能だ。

 そのように見せかけるような状況を作ってしまえば良い。

 人は、自らが想像できない方法、現実にはあり得ないと思っている方法に関して、最初から議論することすらしないのだから―…。

 その盲点をファルアールトを暗殺した犯人はついたのだから―…。

 「ファルアールト元帥が殺された!!! 殺したのは報告者だ!!! そいつを始末しろ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!」

 周囲にいる一人の声で、すぐに、その言葉を鵜呑みにした者たちは、すぐに、今、ファルアールトに報告しようとした者を殺しにかかる。

 そのことに気づいたファルアールトに報告しようとした者は―…。

 「違う!!! 私ではない!!! 私では―…。」

 その言葉も届くはずもなく、報告者はファルアールトを暗殺したという罪によって、粛清されるのだった。

 結局、それは一生暴かれることのない冤罪でしかなかった。

 人とは、行動する以上、己が望まない結果になることがある。

 それが今、この場で起こっただけに過ぎない。

 だが、その起こったことによって、自らの生涯を強制的に終わらせられることがある。

 世の中の無情をここでは感じてしまっても無駄であろう。

 ファルアールトに報告をおこなった者が粛清という名において殺されることを実行した者達、周囲にいる者達は正しいおこないをしたと自分達は思っているのだから―…。

 それ以外に考えられない、という視野狭窄によって―…。

 この異世界には、天成獣の宿っている武器があり、それを扱うことができる者の中には、周囲に姿を見せずにターゲットを暗殺することは可能であるということを―…。

 そして―…、暗殺犯は―…。

 (ふう~、冤罪を被っていただき助かります。元帥殺しをしたのが味方である兵士だとずっと思っていなさい。後は、うちの組織の部下達がしっかりとやってくれるでしょう。というか、こいつらを混乱に陥れ、私たちの思い通りにできることなど容易いことです。では―…。)

と、心の中で思いながら、姿を晦ませるのだった。

 今回のファルアールト暗殺の主犯であり、実行犯はラウナン=アルディエーレ。

 そう、ミラング共和国の諜報および謀略組織であるシエルマスのトップの地位である統領であり、ミラング共和国を実質上の実権を握る者であり、最強の存在だ。

 その後、リース王国軍は総大将が戦死したことにより、ミグリアドの包囲を一時的に解かないといけなくなった。

 それは、リース王国側の表向きな理由であり、本当の理由は襲撃されたことにより、包囲することが不利だと判断し、撤退しただけに過ぎない。

 要は、ミグリアド包囲は失敗したことになり、ミラング共和国軍の盛り返す可能性ができたということである。

 そして―…。

番外編 ミラング共和国滅亡物語(230)~最終章 滅亡戦争(85)~ に続く。

誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正していくと思います。


ブックマークの数が増えて、ポイント(?)みたいなものが増えていました。感謝しかありません。ありがとうございます。

『水晶』の番外編は最終章ということで長くなっていますが、今年中にはしっかりと仕上がってサンバリアへと向かう話が戻れそうな気がします。

そういうことです。

では―…。

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