第129話-10 ミラング共和国との戦い
カクヨムで『ウィザーズ コンダクター』を投稿中。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
アドレスは以下となります。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219293614138
宣伝以上。
前回までの『水晶』は、オットル領地でミラング共和国軍を指揮していたイルターシャを降伏させることに成功させるのだった。ランシュは―…。
左軍の本陣へと戻ってきた。
すでに、ヒルバスに頼んで、オットル領地で指揮をしていたイルターシャが降伏したので、戦闘を中止するように触れ回ってもらっている。
ゆえに、ヒルバスは同行していない。
イルターシャがおかしなことをしてくる気配もない。
降参だからと言って、そのまま信じるのは危険である。
警戒を怠る理由にはならない。
そして、左軍の本陣の中のハミルニアがいる場所へと到着する。
「やあ、どうしたんだい。ランシュ君。そこの後ろにいる美しい女性はランシュ君の新たな彼女?」
なんてことを言ってくる、こんな時に―…。
もしも、俺がハミルニアと対等な関係なら、ツッコミ以上に拳骨を入れているところだ。
まあ、上司と部下という関係である以上、しないがな。
「違います。ハミルニアさんには、一つだけ重要な情報を俺に言っていないことに対して、謝罪をしてもらいます。」
「ほお、その情報とは―…。」
俺もイルターシャとの会話で知っているが、改めてハミルニアから確認して、こっちにより有利にしてもらう必要がある。
次のミラング共和国の首都でのミラング共和国軍との戦いでは、確実にエルゲルダの首を狙いたいので、俺自身が自由に動けるようにしてもらいたい。
ヒルバスにも自由に行動する権利が与えられればいいが、それだと左軍の力が低下してしまうので、無理だ。
それに、イルターシャはどこで裏切るのかわからない。降参はしてきたけど、油断できない以上、左軍とともに行動をとらせる方が賢明な判断であろう。
イルターシャに戦闘時に裏切られるようなことになれば、確実に、エルゲルダへの復讐を達成することはできなくなってしまうことは避けられない。
それは嫌だ。
「オットル領地の指揮官が天成獣の宿っている武器を扱い、かつ、幻とかでイケメンに変身していたのですが―…。さらに、その情報はすでに昨日のうちにリース王国軍の偵察に知られていたそうですが―…。」
さて、どう反応することやら。
移動途中に、私が幻を扱うことができるのは、あなたがたの偵察兵に見せていた、とのことだ。
その情報を寄越せよ、ハミルニア!!!
「あはははははは、ごめんね。やっぱり、そこにいる女性の素晴らしい作戦によって精神的に追い詰められていたから、気持ちとして焦って、言うべき言葉を見落としていたのだと思う。ごめんね、ランシュ君。次回からは気を付けるけど、もし、同様のことがあるのなら、指摘してくれると助かる。」
誤魔化すな!!!
だが、この指揮官より優れた指揮官をリース王国軍では見出せないし、イルターシャは捕虜のような感じで、絶対、俺を上にしようとするはずだから、選択肢はないというわけだ。
まあ、次回、指摘できるし、これをだしにして、ラルネでの自由行動を獲得することができれば良いのだから―…。
「ええ、ハミルニアさんもミスはすると思います。次回からは気をつけてください。後、ミラング共和国軍の首都ラルネでの決戦では、ある程度、自由に行動できる権利をください。それで、お互い水に流すことにしましょう。」
これで、怪しまれずに行動することも可能になる。
「わかった。」
よし!!!
決して、ガッツポーズはしないけど―…。
そこで、イルターシャが―…。
「話を戻して悪いのだけど、私のところへ攻めたとしても、私の天成獣の属性を知っていたとして、いくら注意しても意味ないと思いますよ。あの場面と、私が天成獣の宿った武器を扱っている以上は―…。」
やっぱりか。
オットル領地のミラング共和国軍の陣地でイルターシャと話してきた時から思っていたが、イルターシャは天成獣の宿っている武器をどこかに持っており、その属性は幻ということなのだろう。
「へぇ~、すごいね。指揮能力に加えて、天成獣の宿っている武器を扱えるとは―…。」
ハミルニアは、イルターシャに関心し、感心するのだった。
「ええ。」
と、イルターシャも雅な女性のような返事をするのだった。本当に、イルターシャは、男を篭絡させるのが上手いんじゃないのか?
「で、彼女がオットル領地でのミラング共和国軍の指揮官ですか? 若い方が指揮をなさっていたなんて―…。」
ハミルニアは、なぜ若いイルターシャがミラング共和国軍の指揮をしていたのかを聞く。
「ええ、私は最初、中央の本陣の方を指揮していたのですが、撤退を進言したために、元帥によって降格処分が下されたのです。エルゲルダになってから、女性指揮官への風当たりが悪くなって、ミスすれば男性よりも重い罰が課せられるのです。私は天成獣の宿っている武器を扱うことができた以上、貞操を守ることはできていますが、他の女性の将校や兵士は―…。」
イルターシャは苦虫を潰しながら言う。
よっぽど、酷いことをされているのだろう。
まあ、他国であり、俺にはエルゲルダとレグニエドへと復讐するという目的があるため、手を貸すことはできない。
貸しても力にはなれないことはわかりきっている。
そして、すぐに落ち着きを取り戻し、本題へと戻るのだった。
「まあ、それを言っても意味がないでしょう。その後、私は、オットル領地で指揮でもしてろということになり、さらにリース王国軍の動きを止めろと言われています。私としては、たぶん、無理であることは分かり切っていたので、時間稼ぎに変更して、オットル領地に進軍する軍を抑えることにしました。すでに、その時に侵攻してきたのがリース王国の左軍ということもあり、戦いぶりを見て、指揮官は確実に降伏を促してくることはわかっていました。しかし、抵抗しないと、返ってミラング共和国軍側から怪しまれるのは事実だったので―…。それでも、本当はもう少し抵抗する予定だったのですが―…。失敗してしまいました。」
と、イルターシャは淡々と述べる。
だけど、これすべてを本当のことだとは思えない。
左軍がオットル領地から引き上げる可能性も確実に考慮していたと思われる。
そうしない指揮官が、このようなゲリラ戦法をとってくる可能性はかなり低い。
中央軍の指揮官のような人物ならばゲリラ戦法とかとってこないだろうが―…。
「そうですか。むしろ、あなたは降伏しに来たのですか?」
と、ハミルニアはイルターニャに降伏するのかどうかを尋ねるのだった。
これは、質問のように感じるが、答えなど最初から決まり切っていることだし、そのようなことを理解できないイルターシャではない。
が、この場の空気とは違う想定外の解答をしてくる可能性が存在する。
「ええ、ミラング共和国軍参謀オットルー=リア=イルターシャ、リース王国軍に降伏いたします。そのためにこちらへと来たのですから―…。私はあなたがたによって辱めを受けることになるでしょう。それでも、私の率いている兵士の安全が確保できれば良いのですが―…。」
自分を犠牲にして、部下の命を優先するのか。
それ自体も本当に心の底で思っているのかどうかさえわからない。
警戒しないといけないということは確実だな。
「わかりました。だけど、オットル―=リア=イルターシャさん。あなたを辱めるようなことはいたしません。それは約束させていただきます。私は女性が望んでもいないのに、そういう男女の関係を持とうなどはいたしたりしませんよ。さらに、軍隊が強姦などで女性を無理矢理襲ったりなどしたら、支配する時に反抗され、統治に支障をきたしたりします。あくまでも、恨まれる要素は少ない方がいいですし、統治もなるべくミラング共和国側にとって不利になる量を少なくしないといけませんから―…。まあ、ミラング共和国の対外強硬派で戦後生き残った者たちは、住民に私たちの悪事をばら撒いて反抗するようにするでしょうが―…。中央軍の人たちがその餌を与えてね。これは言い過ぎました。」
ハミルニアは、イルターシャを辱める気がないということを理由を含めて、長く言うのだった。
ハミルニアさん―…、もう少し要点を簡潔に言って欲しいものだよ。
「そうですか、感謝いたします。左軍の指揮官は、陣形を見ながらも、戦いの指揮の仕方からもわかりました。指揮官として優れているということを―…。私もこのような上司のもとにいれば、力を存分に発揮させることができたのでありましょう。」
イルターシャは、ハミルニアに向かって感謝をしながら、ハミルニアを称賛するのだった。
適当な言葉ではないと、俺には思えた。
イルターシャが安心したような表情を一瞬だけ見せていたのだ。
それでも、警戒するような表情へと戻る。
指揮官であるハミルニアは、公式としてはイルターシャを襲う気はないが、それでも、イルターシャに散々オットル領地で苦しめられた人物が納得がいかずに、襲う可能性があることを否定することはできない。
その行動はさすがにハミルニアに予測することができたとしても、止めるのは難しいかもしれない。いや、確実にそうであろう。注意することは簡単にできるが―…。
ゆえに、イルターシャは次のハミルニアの言葉を待っている。
その言葉がイルターシャにおける信頼を獲得する上では、確実に必要なことなのだから―…。
それを理解できないハミルニアではないだろう。
「そこまで褒められるような指揮官ではございませんよ、オットルー=リア=イルターシャさん。私など、中央軍の指揮官に比べれば、出世ができないような不遇な身なのですから―…。それに、オットル―=リア=イルターシャさん、オットル領地のあなたが指揮しているミラング共和国軍の解体と同時に、一部残りたい者はこちらの軍へと編入させます。しばらく冷たい視線を晒されることになりますが、我慢してもらいたいです。すみませんが―…。それでも、そこにいるランシュ君とヒルバス君の方をつけておきますので、二人を用心棒みたいに使って構いませんよ。」
ハミルニアの言葉にイルターシャは安心するのだった。
俺とヒルバスを裏切らせるような工作も考えているかもしれない。
それにしても、左軍の主要戦力である俺とヒルバスを、さっきまで敵のトップであった人間に預けるなんて―…。
絶対に、イルターシャの信頼を獲得するためのものなのだろう。
俺としてもありがたいことだ。
絶対に、ハミルニアは俺が何を望んでいるのかを漠然と理解しているのだろう。
本当に食えねぇ人だ。
俺個人としては、嫌いじゃないし、好感をもてるのだが―…。
「お心遣い、改めて感謝いたします。」
と、イルターシャは言いながら、ハミルニアに向かって頭を下げるのだった。
「いえ。ランシュ君、オットルー=リア=イルターシャさんの護衛を頼みましたよ。」
「はい。」
ハミルニアに命令されるのだった。
俺に断る権限? そんなものはないというのが答えだ。
そして、俺とイルターシャは、ハミルニアのいる場所から出て、俺はイルターシャの護衛にさせられるのだった。
本当に―…、でも、自由に行動できる可能性はハミルニアと命令されるよりもしやすくなったのは事実なのは間違いない。
イルターシャ側の陣地。
俺はヒルバスとも合流し、イルターシャの護衛のように振舞う。
イルターシャの左にヒルバス、右に俺だ。
「どういうことですか!!」
と、イルターシャの部下の一人が、イルターシャに向かって言うのだった。
「アイゼク、これは決定事項ですし、こちらの安全は、左軍の指揮官によって保障されました。」
「ですけど―…。」
「理解してください。」
「わかりました。」
アイゼクというイルターシャの部下は、納得はできないが、イルターシャの命令に逆らうことは考えず、引き下がるのだった。
イルターシャを説得するのが無理だと感じたからであろう。
俺にとっては、このような争いは早々に終わって欲しいし、俺としてはむしろミラング共和国の首都における戦いで自由行動をしてもいいという話をしたいぐらいだ。
今回、俺は絶対にミラング共和国の総統であるエルゲルダに復讐をしたいのだ。
そのために、イルターシャがミラング共和国の首都に進軍するということへと向かわせないといけないのだ。
自分勝手で我が儘だが、エルゲルダへの復讐は俺が生きるという自己の目的のために必要なことだ。譲れるわけがない。
………早く終われ~。
と、思いながら、三十分後、話し合いは終わるのだった。
「すみませんね。だけど、軍を再編するのには時間がかかるの。それに、ランシュさんは、早く首都へと行きたいようね。狙いはエルゲルダ。彼の首を獲れば、リース王国でも重宝されるのは間違いありませんから―…。でも、ランシュさんは、ラーンドル一派が嫌いだということは、何か別の目的―…。これ以上は言うべきではないようですね。」
イルターシャは俺のことを探ってきそうになる。
最初は、軍の再編に時間がかかると申し訳なさそうに言いながら―…。
本当に、油断ならない。
「言わない方がいいな。いろんなものが飛んでしまうけどな。」
「怖いですねぇ~、ヒルバスさん。」
全然、怖がっていないだろ。
「そうだと思いますよ。だから、不必要なことは言わない方がいいです。」
と、ヒルバスも警戒しながら、イルターシャに向かって言う。
「そうですか。わかりました。で、あなた方が望んでいるのは、首都の攻撃に私たちの軍勢も参加して欲しいということですか?」
何で、分かるんだよ、イルターシャは―…。
まあ、今更ということであろうが―…。
「だな、首都の攻撃に参加して欲しいが、別に、ミラング共和国軍と戦って欲しいというわけではない。直接戦う必要はない。むしろ、俺が欲しいのは、ミラング共和国の首都で、ミラング共和国軍とリース王国軍が戦っている時、俺が自由に行動できるようにして欲しい。」
俺は自らが望んでいることを言う。
俺は、ミラング共和国の総統エルゲルダへと復讐をしたいのだから―…。
理由までは言わないが―…。
無理矢理でもOKという返事を貰うつもりであるが―…。
「わかりました。どういう事情があるかはわかりませんが、ここで認めないと大変なことになるのはわかりますから―…。」
こうして、俺はイルターシャからミラング共和国の首都でのミラング共和国軍との戦いで、自由行動ができる許可を貰うことに成功するのだった。
第129話-11 ミラング共和国軍との戦い に続く。
誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正すると思います。
執筆のペースがかなり落ちていると思います。無理にペースを上げないと思います。それでも、ちゃんとリースの章を完成させるようにはしていきたいと思います。そろそろミラング共和国の首都での決戦へと向かっていくので、第129話の完成も近いとは思いますが―…。実際に、仕上がってみないとわかりませんが―…。
少し、成長していければいいと思っています。この執筆の不調の中で―…。『水晶』とカクヨムで掲載している『ウィザーズ コンダクター』で、ですが―…。
『水晶』のネームがここ最近できていないので、そろそろ『水晶』の所まで進んで欲しい。一話分…。
今、現在の『水晶』は、当時のネームにかなり付け加えて書いているような状態です。量が多くなるとは思っていたのですが、ここまで多くなるとは思っていませんでした。やる気ができるかどうかはわかりませんが、無理しない範囲で進めていきます。
再度、成長しろ――――――――――、自分。
最後に、次回の投稿に関しては、完成しだいこの部分で報告すると思います。
では―…。
2022年3月5日 次回の投稿分が完成しました。次回の投稿は、2022年3月6日頃を予定しています。
2024年2月15日
①「「違います。ハミルニアさんには、一つだけ重要な偽情報を俺に言ったことに対して、謝罪をしてもらいます。」
「ほお、その偽情報とは―…。」」
を、
「「違います。ハミルニアさんには、一つだけ重要な情報を俺に言っていないことに対して、謝罪をしてもらいます。」
「ほお、その情報とは―…。」」
に修正。
理由は、前日のハミルニアとの会話や回想の中で、ミラング共和国オットルー領でのミラング共和国軍の司令官が女性であることが分かっているから、その矛盾を発生させないように変更させていただきます。
これでも、矛盾を完全に止められたかは分かりませんので、必要に応じて、変更することがあります。そこはご容赦ください。
②「オットル領地の指揮官はイケメンの方とか言っていたけど、イケメンではなく、美しい女性だったのですが―…。」
を
「オットル領地の指揮官が天成獣の宿っている武器を扱い、かつ、幻とかでイケメンに変身していたのですが―…。さらに、その情報はすでに昨日のうちにリース王国軍の偵察に知られていたそうですが―…。」
に変更。
①の理由による。
③「さて、どう反応することやら。」の後に、
「移動途中に、私が幻を扱うことができるのは、あなたがたの偵察兵に見せていた、とのことだ。
その情報を寄越せよ、ハミルニア!!!」
を追加。
②の説明の原因に根拠をもたせるためです。
④「あはははははは、ごめんね。そうだったのか。これはちゃんと調べてきた人には注意しておかないとね。」
を、
「あはははははは、ごめんね。やっぱり、そこにいる女性の素晴らしい作戦によって精神的に追い詰められていたから、気持ちとして焦って、言うべき言葉を見落としていたのだと思う。ごめんね、ランシュ君。次回からは気を付けるけど、もし、同様のことがあるのなら、指摘してくれると助かる。」
に変更。
このセリフの方が良いかな…と。
こうすることで、ハミルニアは誤魔化しつつも、イルターシャを褒めて、印象を良くしようと伝わるし、ランシュに対して、次回ミスした時は指摘するということにして、ランシュの怒りと不信感を抑えようとしているのが表現できていると個人的には思っています。
⑤「あはははははは、ごめんね。やっぱり、そこにいる女性の素晴らしい作戦によって精神的に追い詰められていたから、気持ちとして焦って、言うべき言葉を見落としていたのだと思う。ごめんね、ランシュ君。次回からは気を付けるけど、もし、同様のことがあるのなら、指摘してくれると助かる。」
の後に、
「 誤魔化すな!!!
だが、この指揮官より優れた指揮官をリース王国軍では見出せないし、イルターシャは捕虜のような感じで、絶対、俺を上にしようとするはずだから、選択肢はないというわけだ。
まあ、次回、指摘できるし、これをだしにして、ラルネでの自由行動を獲得することができれば良いのだから―…。
「ええ、ハミルニアさんもミスはすると思います。次回からは気をつけてください。後、ミラング共和国軍の首都ラルネでの決戦では、ある程度、自由に行動できる権利をください。それで、お互い水に流すことにしましょう。」
これで、怪しまれずに行動することも可能になる。
「わかった。」
よし!!!
決して、ガッツポーズはしないけど―…。
そこで、イルターシャが―…。」
を、追加。
より、ランシュがミラング共和国の首都のラルネで行動しやすくするために、許可があるということを演出するためです。それでも、慎重に行動していると思いますが、バレないようにしないといけないことに変わりはありませんが―…。
⑥「いくら注意しても意味ないと思いますよ。あの場面と、私が天成獣の宿った武器を扱っている以上は―…。」
を、
「話を戻して悪いのだけど、私のところへ攻めたとしても、私の天成獣の属性を知っていたとして、いくら注意しても意味ないと思いますよ。あの場面と、私が天成獣の宿った武器を扱っている以上は―…。」
に、変更。
これで、何となく矛盾はなくなったかもしれませんが、場合によっては、さらなる変更を加えていくと思います。