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水晶  作者: 秋月良羽
現実世界石化、異世界冒険編
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第9話-1 復讐を目的とする男

第9話、想定より長くなりそうなので、分割します。

かなり、最初に書いたの(ネームみたいなもの)とはたいぶアンバイドとの会話シーンが変わってしまったようです。そうなるのも楽しいのですが…。

前回までは、領主フォルゲン=デン=ベークドを倒して、英雄のような扱いを受けました。この回から新章開幕みたいなものとなります。では、お楽しみください。

 ある男は復讐を誓う。

 自分の大切だったパートナーを殺されたからだ。

 彼女と出会った日を思い出す。

 だが、それは結局、彼女がベルグという男によって殺されるところへと必ず繋がってしまう。

 その時のベルグの表情は、まるで好奇心を満たした少年のような顔していて、自らの喜びを表現していた。

 そう、ベルグは異常をきたした人間であった。黒い太い棒みたいな生き物がベルグの後ろにいたこともある男は忘れはしないだろう。「()」がいたのだから―…。

 ある男は、今日も探す。ベルグを―…。復讐するために、殺すために――…。自らの首筋に埋め込まれているようにある水晶をさすりながら―…。



 【第9話 復讐を目的とする男】



 領主フォルゲン=デン=ベークドが支配していた村で、その領主を倒した瑠璃、李章、礼奈は、村人たちの歓迎を受けて一日ほど留まった後、村を出た。

 そして、森の中を抜けていき、少し大きな村もしくは町に着いていた。

 ここは、建物が連なっており、民家が多くあり、建物に沿って大通りみたいなものが形成されていた。

 そこを歩いていた瑠璃、李章、礼奈であった。


 「ここは前の村よる大きいみたいね」


と、礼奈が言う。


 「そうだね~。お店もいっぱいあるし」


と、瑠璃が言う。


 「………」


と、李章が表情を悩ませていた。

 むしろ、考え込めば込むほど泥沼にはまっていくようなものであった。

 そう、瑠璃、李章、礼奈には解決しなければならない問題があったのだ。


 「泊まるところをどうするかだよね~」


と、瑠璃が言う。


 「うん、どうしよう。お金ならあるんだけど~」


と、礼奈が言う。

 金銭面に関しては、魔術師ローからしばらくの間の資金をすでにもらっている。その資金の多くを赤の水晶の能力の別空間に置いていたのである。攻撃や人を別空間に閉じ込めるというのとは別空間にではあるが―…。そうしないと、資金が盗まれたり、攻撃の餌食になって資金を喪失してしまうからである。

 話を戻して、今、現在、瑠璃、李章、礼奈は宿泊場所に関して悩んでいた。

 小さな村では、民家の中から宿泊場所を探さねばならないし、大きな都市では宿泊業を営んでいる場所に泊まることになる。その中間はなかなか難しいのである。そして、まだ、この異世界に来てからほんの一~二週間しか経っていないのだ。この異世界での金銭や物やサービスの相場がどうなっているかなどわかるはずもない。今まで、瑠璃、李章、礼奈は、この異世界の金銭を使う場所にまだ行ったことはないのだから―…。

 そのように宿泊場所に悩んでいる中で、一人の男が声をかけてくる。


 「泊まるところががないなら、泊まれる場所を教えようか」


と、一人の男は言う。

 一人の男は、体格はものすごく鍛えた筋肉を持っているわけではないが、細マッチョのようなものでもない。しっかりとした芯を体自身が持っているのように感じさせ、ボタっとした太っているような体形ではない。そして、雰囲気は如何にも強いと思わせる風貌を体全身に漂わせていた。年齢はたぶん四十代に入っているのではないかという見た目であった。だが、その表情は強い意志にみたいなものを感じさせていた。


 「あなたは一体何者なのですか?」


と、礼奈は話しかけてきた一人の男に尋ねる。

 瑠璃、李章、礼奈が育った現実世界では、こういう子どもに対して親切心を出して尋ねてくる人は多くが不審者に分類される。決して全員というわけではない。子どもに対して、ここでは言えないようなことをやるのである。自分の知らない人について行ってはいけません、とよく学校で教えられているし、両親からも同じように言われているのである。だから、このように礼奈は話しかけた男に対して尋ねたのである。


 「まあ、いきなり声をかけてくるのを怪しむ気持ちもわかる。だから、こちらから名乗ろう。俺はアンバイドといういうんだ。まあ、職業は、ここら辺を中心に賊の討伐や凶暴生物の退治、戦争における傭兵となって雇い主のために戦うのが主な仕事だ。俺は、この職業柄、国の兵士や領の兵士との人脈もあるというわけ」


と、瑠璃、李章、礼奈に話かけてきた一人の男であるアンバイドは、自己紹介した。


 (この人、たぶん、いろいろと情報や手掛かりを持っていると思います)


と、李章が、


 (うん、傭兵みたいな感じだから、それなりに知っているかもしれない)


と、礼奈がヒソヒソとアンバイドに聞こえないボリュームで話していた。


 「どうする、君たち」


と、アンバイドは自身の提案に答えを求める。


 「教えてください」


と、瑠璃はアンバイドの返事を承諾するのだった。

 李章と礼奈は唖然とした。まだ話し合いは終わっていないし、それに、怪しい人について行くことは危険だということを学校で教わっているのに、それを忘れてしまったかのように瑠璃がアンバイドに宿泊場所を教えてもらおうとしたからだ。


 「わかった。今、俺が泊っている場所に案内しよう」


と、アンバイドは瑠璃、李章、礼奈を自身が今現在泊めっている宿泊所に案内するのだった。

 李章と礼奈は、


 「瑠璃さん~」

 

 「瑠璃~」


と、項垂れながら瑠璃とアンバイドに声が聞こえないほどの言葉を発した。

 残念だが、早晩、アンバイドに教えられた宿に泊まる可能性は、高いということが事実でしかない。この村もしくは町の宿は、ほとんどなく、アンバイドが泊っている宿がかなり安全である以上―…。



 ◆◆◆



 アンバイドは、瑠璃、李章、礼奈を観察していた。

 この大きな村、むしろ町といっていいぐらいのところに入るときに、瑠璃、李章、礼奈を見つけていた。

 特に、アンバイドにとっては関心をもつとすれば、ぱっと見では子どもがどうしてこんなところを旅しているのかということだった。

 アンバイドにとってそれは自ら積極的に瑠璃、李章、礼奈に声をかけるほどでもなかった。瑠璃の首に埋め込まれているような水晶を見るまでは―…。


 (あの水晶―…、まさか―……、()()()()()()())


と、瑠璃を特に気づかれないように注視した。

 アンバイドは知っていた。首に水晶のようなもの埋め込まれている理由を―…。だから、アンバイドは気づいたのだ。瑠璃は確実に魔術師ローとのつながりがあると。アンバイド自身も同様でローとのつながりはあるが、会いたいとは思わない。魔術師ローの全てを知ったならば、とあるのことの元凶であることを知ることになる。それは、長きに渡って続く戦いに水晶を首に埋め込まれている血統の宿命に近いものを―…。


 (魔術師ロー(あのババア)との関係を知られたくはないが、瑠璃、李章、礼奈(あいつら)と関わりを持っておく必要がある。特に瑠璃(あの娘)からはなあ~)


と、アンバイドは考えながらも、瑠璃、李章、礼奈に対する宿泊場への案内を続ける。


 (名前はまだ聴いていないが、瑠璃(あの娘)からは何かギーラン(あいつ)のような雰囲気を感じんだけど。でも、ギーラン(あいつ)の娘ミランとかいったのとは何か違うようだけど―……。ここは考えても無駄だな。まず、瑠璃、李章、礼奈(この三人)との信頼関係を築いていくのが第一だな)


と、アンバイドは自身がやるべきことの結論にいたった。



 ◆◆◆



 現実世界の時間の経過で言えば、三十分が経過していただろうか。

 ついに、瑠璃、李章、礼奈はアンバイドの案内によってアンバイド自身が宿泊している場所に辿り着くのである。

 そこは、一軒の家に変わりなかった。この今いる町の家々と同じ構造であった。今いる町の家の平均的な構造は二階建ての家で地中海風の白を基調とした物である。

 アンバイドは、一番前を進み、自ら宿泊している場所の建物の中へと玄関のドアを開けて入っていく。そのとき、瑠璃、李章、礼奈が入ってきているのを確認しながら―…。

 アンバイドは、瑠璃、李章、礼奈が入ると、玄関のドアを閉めた。そして、フロントへとアンバイドは向かっていた。


 「あの~、ここに宿泊しているアンバイドだが―…」


と、アンバイドが言うと、フロントの奥から、恰幅の良いおばちゃんと呼んでもいい年代の女性が現れた。

 そして、アンバイドは、


 「女将さんか。すまないが、俺とは別の部屋で二つほど部屋、開いているか」


と、女将さんと呼ばれる恰幅の良い女性に尋ねた。


 「ええ、開いているわ。もしかして、アンバイド(あんた)の少し離れた後ろにいる子たちのこと」


と、女将さんが言うと、


 「そうだ」


と、アンバイドは答える。


 「料金に関してはどうすんだい。アンバイド(あんた)からは今日の分をもらっているが、それはアンバイド(あんた)一人分のみってことだが、追加の部屋分の料金を払ってもらわないとね~」


と、女将さんが言うと、


 「ああ、これでいいか」


と、アンバイドは二部屋分の宿泊料金をきっちりとだした。


 「毎度。てことで案内しようか。後ろにいる嬢ちゃんたち来な」


と、女将さんはアンバイドの出した宿泊料金が二部屋分の料金であったことを確認した。

 そして、アンバイドの後ろで、アンバイドから少し離れたところにいた瑠璃、李章、礼奈に向けて案内するということを言った。瑠璃、李章、礼奈は女将さんの先導で今日宿泊するための部屋に案内されたのであった。

 瑠璃、李章、礼奈のうち、李章が案内される途中で、アンバイドが出した代金を自分達のお金から支払おうとするが、女将さんが「いや、いいよ。アンバイドから奢ってもらっておきな。それにあいつは有名な傭兵だから、悪い意味ではなくな。だけど、もしも危険に感じることがあったのなら、その時は恩を仇で返すような感じで、逃げて良いから、この宿泊施設なら、逃げ場所を提供するから」という事になり、瑠璃、李章、礼奈は自分達で自分達の宿泊費を払おうとしたが、女将さんに断られるのだった。

 女将さんとしては、この三人が宿泊料金を持っていないとは思っていないが、それでも、アンバイドが悪い奴ではないが、それでも何か目的があって、この三人に接触しているのではないかと思ったのだ。それに、子どもには言えないことをしようとしているわけではないだろう、と女の勘を抱いて―…。



 ◆◆◆


 

 女将さんに案内された後、二部屋で瑠璃、李章、礼奈はくつろぐことになった。

 一部屋にベットは必ず二つあり相部屋も可能であった。

 そして、瑠璃と礼奈で一部屋、李章で一部屋という割り振りとなった。

 こうして、瑠璃、李章、礼奈の三人は、今日一日の宿泊場所を確保することができた。



 ◆◆◆



 瑠璃、李章、礼奈は夕食を食べ終わりアンバイドが宿泊している部屋にいる。

 理由は、夕食の時にアンバイドが瑠璃、李章、礼奈を自分の部屋に呼んだからだ。


 「呼び出してしまってすまない。今、もてなせる物はなく、な」


と、アンバイドが言った。

 瑠璃、李章、礼奈はベットの上に座っていた。それは、アンバイドが寝て起きているベットとは同じ部屋にある違うベットであった。


 「いいえ、それはかまいません。それで呼び出した理由とは何でしょうか?」


と、李章がアンバイドに尋ねる。


 「理由かぁ~」


と、ふとアンバイドは考える。


 (理由は、お前たちが魔術師ローと関係があるかということだが。それを今すぐ聞くのは良くない。なら~)


と、アンバイドは思いながら、言葉にする。


 「実は、ここ最近人と話していなくて寂しいなあという気持ちもあるんだが~、最も聞きたいのは、君たちのような子どもがなぜ旅をしているのか? その理由が気になってな。それに、旅をするということはそれなり危険でいっぱいだからなぁ~。年上のオッサンのお節介でもしてみたくなったのさ」


と。


 「旅をする理由ですか?」


と、李章は言って、考え込む。


 (実は、自分の生まれた世界が石化して、この世界に石化した人ので探していますとは言えないから―…)


と。

 同様に、瑠璃も礼奈も考え込んでいた。

 そして、瑠璃、李章、礼奈はお互いを見ながら、アンバイドにどう切り出そうかと話し合いをする。その様子にアンバイドは、何か深い事情みたいなものがあるのだと察した。


 「実は~ですね―…。私たちが住んでいた場所で、人々が石化するという現象が起こって、それを逃れたのが私たちだけだったんです。その石化を解くための方法を探すために旅をしているんです。私の知り合いの魔女さんが石化する前に言っていたんです。石化を解くためにはベルグという人物を探せ、と」


と、礼奈は嘘と真実を織り交ぜながらアンバイドに自分達の事情を説明した。

 アンバイドは、瑠璃、李章、礼奈が嘘をついていることはわかった。それ以上にアンバイドは、気になる単語を聞き逃さなかった。そう、ベルグという人物という単語を―…。


 「ベルグと言ったか。お嬢さんたち」


と、アンバイドは瑠璃、李章、礼奈に聞く。


 「そうです」


と、礼奈が答える。


 「そうか。なら、今の俺の目的と共通しているということか」


と、アンバイドが言う。

 それに、瑠璃、李章、礼奈は驚く。もしかして、私たちと同じ世界から来たのか。それとも、同様の石化現象がどこかで起きてそれを解決しているのか。それとも、誰かに頼まれて石化現象を調査しているのか。ということを瑠璃、李章、礼奈は思考をめぐらせていた。


 「実は、俺もベルグという男を探しているんだ。ある()()のために―…」


と、アンバイドは続けて、


 「目的に関しては言えないが、君たちと探している人物という面では同じだ。だから、君たちの旅に同行させてはもらえないか。俺のほうがここらの地理や事情について詳しいと思うし、子どもだけでの旅ってのは危険でもあるし、いざって時には力になれる。俺はここら辺で一番強いと言ってもいいぐらいの実力だ。どうだ。」


と、言う。

 瑠璃、李章、礼奈はそれぞれでしばらく考え、三人でヒソヒソと話した。


 「どうする。これは受けるべきなのだろうか」


と礼奈が、


 「怪しいです。見ず知らずの人の同行ほど危険なものはありません。したがって、断っておくほうがいいと思います」


と李章が、


 「う~ん。でも、何か気になるんだ。あの人~」


と瑠璃が言った。


 「瑠璃」


 「瑠璃さん」


と、礼奈と李章が言って、瑠璃の発言を疑問に思う。


 (アンバイドさんは、たぶん私の首筋に埋め込まれている水晶のことについて知っていると思う。だって、アンバイドさんにも同じようなものがあるから。そんなことは李章君や礼奈には言えない。たぶん、二人には首筋に埋め込まれている水晶(これ)は見えていないから―…)


と、瑠璃は心の中で思うであった。

 実は、瑠璃はアンバイドと出会ったとき、すでにアンバイドの首に埋め込まれている水晶について気づいていた。自分と同じように―…。だから、どうして自分の首に埋め込まれている水晶があるのかを聞きたかったのである。そのため、アンバイドの宿泊所への案内にするというアンバイドの提案を受け入れたのである。ようやく、瑠璃自身の首に埋め込まれている水晶のことについて知ることができる期待を抱いて―…。



第9話-2 復讐を目的とする男へと続く。

次で、第9話が終わるといいなと思います。

誤字・脱字に関しては、気づける範囲で修正していくと思います。


注意:投稿に関しては、不定期となっております。


2022年11月3日 以下を修正または加筆する。

①「自分の知らない人についていってはいけません、とよく学校で教えられているし、両親からも同じように言われるのである」を「自分の知らない人について行ってはいけません、とよく学校で教えられているし、両親からも同じように言われているのである」に修正。

②「まあ、職業は、ここら辺を中心に賊の討伐や凶暴生物の退治が主な仕事だ。まあ、この職業柄、国の兵士や領の兵士との人脈もある」を「まあ、職業は、ここら辺を中心に賊の討伐や凶暴生物の退治、戦争における傭兵となって雇い主のために戦うのが主な仕事だ。俺は、この職業柄、国の兵士や領の兵士との人脈もあるというわけ」に修正。

 後の文章でアンバイドは傭兵の仕事をしていることがわかるので、そっちの方が『水晶』の物語で重要なので、ちゃんと、アンバイドの言葉としました。忘れていました、すいませんでした。

③「話し合いも決められたことに―」を「まだ話し合いは終わっていないし、それに、怪しい人について行くことは危険だということを学校で教わっているのに、それを忘れてしまったかのように瑠璃がアンバイドに宿泊場所を教えてもらおうとしたからだ」に変更。

 文章のおかしかったので、変更しました。

④「項垂れながら瑠璃とアンバイドに声が聞こえないほどの言葉を発した」の後に、「残念だが、早晩、アンバイドに教えられた宿に泊まる可能性は、高いということが事実でしかない。この村もしくは町の宿は、ほとんどなく、アンバイドが泊っている宿がかなり安全である以上―…」を加筆。

⑤「アンバイドは自身がやるべき結論にいたった」を「アンバイドは自身がやるべきことの結論にいたった」に修正。

⑥「ああ、これがいいか」を「ああ、これでいいか」に修正。

⑦「そして、アンバイドの後ろで、アンバイドから少し離れたところにいた瑠璃、李章、礼奈に向けて案内するということを言った。瑠璃、李章、礼奈は女将さんの先導で今日宿泊するための部屋に案内されたのであった」の後に、

「 瑠璃、李章、礼奈のうち、李章が案内される途中で、アンバイドが出した代金を自分達のお金から支払おうとするが、女将さんが「いや、いいよ。アンバイドから奢ってもらっておきな。それにあいつは有名な傭兵だから、悪い意味ではなくな。だけど、もしも危険に感じることがあったのなら、その時は恩を仇で返すような感じで、逃げて良いから、この宿泊施設なら、逃げ場所を提供するから」という事になり、瑠璃、李章、礼奈は自分達で自分達の宿泊費を払おうとしたが、女将さんに断られるのだった。

 女将さんとしては、この三人が宿泊料金を持っていないとは思っていないが、それでも、アンバイドが悪い奴ではないが、それでも何か目的があって、この三人に接触しているのではないかと思ったのだ。それに、子どもには言えないことをしようとしているわけではないだろう、と女の勘を抱いて―…」を加筆。

 不審者についてはいけないという言葉があり、急に宿泊費を奢ってもらうことに関する説明が不足していたので、追加しました。

以上。

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