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0.俺の人生マジオワタ\(^o^)/

ピピッピ ピピッピ

毎度寝不足の俺は布団の中から手だけを伸ばし叩き割るぐらいの力で目覚まし時計にチョップをかます。

…もう朝か仕事行かないと…

ゾンビが墓から出るかのように布団から這いずり出る。

顔を洗うために洗面所にいく鏡に映る自分顔見てため息を吐く。自分でも彼女いない歴=年齢になるのも納得できる顔だ。それに目の下のクマもひどい。

スーパーの半額のパンをかじりながらヨレヨレのスーツに着替える。そしてカバンを持ち机の上から鍵を取り玄関を出る。

息が吸えなくなるほどの通勤ラッシュの電車にギリギリで乗り込み痴漢の濡れ衣防止のためにカバンを棚におき両手でつり革を掴む。

これから向かう会社は給料が少なく、残業が多い。もちろんサービスで。そんな地獄に毎日向かうのは学歴がないせいなのか、不景気なせいなのか。そんなことを思いながら、電車を出た。俺の会社は少し郊外にあるため俺が降りる頃には人も少なくなっていた。急ぎ足で跨線橋の階段を登る。その時だった。階段を踏み外す。なんとか斜めった体を立て直そうと足を踏ん張るが靴底の磨り減った革靴はあっけなく地面に別れお告げる。それと同時に俺もこの物語に別れお告げる…はずだった。

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