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Slip~タイムスリップから始まる1つの物語~  作者: オレンジのえんぴつ
第1章 Slip
8/12

第6話 止まる『時間』

遅くなってすみませんm(__)m

限りなく0に近い読者の皆様、お久しぶりです!

今話からはGoogle+に投稿していない作品になります。

前回同様の急展開ですので、ぜひ前回以前と見比べながらご覧ください(笑)

[17.来客]

______

ピンポーン

珍しいわね。こんな時間に来客なんて。

「はいはーい」

ガチャ

…えーっと、セールスか何かかな…?

「初めまして、Sさん。…Sさんであってますよね?!」

なんで人の名前を…しかも過去のコードネームを知ってるんだ?この人。

「…どなたです?警察に通報しますよ?」

スマホを操作してみせる。

「ああぁぁぁ!待ってください!私はMと申します!…大きな声では言えませんが、未来から来ました」

「えっ、未来…?やっぱり通報しますよ!」

「待ってください!待ってくださいって!なんでもしませんけど! (なんでもするとは言ってない) 」

______


[18.change and again]

20……年?>…>研究所?

うっ、うう…

今度は何の衝撃だ…?

?「Y〜早く道具持ってきて〜」

話しかけられてる…?

?「遅いよY!何やってるn…えっ」

あっ、やべ。みっかっちゃった。

?「動くな!誰だ!そこで何をやっている!」

そんな突然銃みたいなのを突きつけられても!何か言わないと…!

J「えっーと…私はJです(`・ ω・´)ゞビシッ!!」

?「何しにきた!」

J「知りませんよ…えっと、地震が起こって…」

?「地震…?もしかしてT都の…?」

J「多分そうですけど」

?「あなた!詳しく話を聞かせてもらえないかしら」

何とか助かった…?というか、この人誰かに似てるような…?

?「ここ座って。あっ!申し遅れました、私はコードネームSです」

J「ありがとうございますm(__)mそれで、俺が何か…?」

S「あなた…いやJさん。ここに来る前の日付覚えてる?」

J「日付…ですか。7月x日だったと思います」

S「やっぱり!年は?」

J「モチリンピックの2020年ですよ…?」

S「分かったわ!JさんとYは入れ替わったのよ!これは興味深い…!」

J「工エエェェ(´д`)ェェエエ工…というか興味深いとか言わないでくださいよ、こっちの身にもなってください( *`ω´)」

S「あっ、でもYが…あの時間に…ってことか…」

J「あのー…それじゃあ俺はどうしたら…」

S「それは私にはどうにもできないわ。ただ、アレのせいで時間が歪んだのは確かね」

J「混乱してきた…俺が2020の人で…」

S「Yは2021年から一年前に…」

S (なんかさっきから人の気配がする…?)

ルルルルルルルル…

…警報?なぜか聞き慣れた警報だ。

ドドドドドドド…

間髪を入れず地鳴りのような爆発音が研究所内に鳴り響き、Jの意識は次第に遠ざかっていった________


[19.入れ替わりともう一度]

20……年>…>不明

いった…

なんなんだ…?

なぜか痛む頭を抑え、ゆっくり体を持ち上げる。ぼやけた視界。それがだんだんはっきりとした像を結び始め、Y博士は唖然とした。この景色は…どう考えてもT都地下連続地震の景色…!

落ち着け、私。さっきまでいたのは2021年のC研究所。今いるのは2020年の…どこだ…?ここ。今はどうしてこうなったかより、安全確認が重要だ。揺れは収まっているようだ。空が赤くなり始めているしとりあえず広いところに出よう。重い体と痛む頭に耐えながら少し歩く。

?「…おーい!どこに行ったのー!」

うわっ!突然飛び出して来られたら…!

フラッ…バタッ!

?「あっ!すみません大丈夫ですか?!…J!どこ行ってたの!突然いなくなるから…びっくりさせないでよ…」

Y「イタタタタ…Jですか…?私はJではありませんよ」

?「えっ…人違いでした…すみません。似ていたものですから…」

Y「人探しですか…?」

?「はい…突然避難所を飛び出して行ってしまったもので…あっ、申し遅れました私はRといいます、あなたこそどうしてここに…?」

Rか…なんかどこかで聞いたことのある名前だ…。でもタイムスリップしてきたなんて言えないからな…

Y「私はYといいます。私は…えーと迷ってしまって…それより!私も探しますよ、そのJさん」

R「本当ですか…!でも、その頭大丈夫なんですか…?」

Y「このくらい大丈夫だ。それより日が暮れる前に見つけないと!」

R「そうですね!」

探すこと10分…

分かったのは今日が2020/7/xであること。ここは中華街であったこと。Rは友達とミナトアイランドに来ていて、地震に見舞われたこと。

私はどうしたら…。そしてJはどうしてこんなことをしたのか…。

あぁ、もう日が暮れそうだ…

これ以上は危険だから諦めようとRに声をかけようとした。

…!細い路地に光が見える!誰かいるのか…?

引き込まれるようにその路地に入っていく。

…?これは…

その光は、浮いていた。しかも周りの物質を吸い込んでいたようだ。その光の周りだけ建物がえぐられていた。そしてその光の中には______

光は、あの時の様に、Yをゆっくりと吸い込んでいった。


第7話へ続く…

次回予告!

バラバラに散りばめられた時空<ピース>が今、ツナガル…

次回!「第7話 ツナガル『時間』」

お楽しみに!

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