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Slip~タイムスリップから始まる1つの物語~  作者: オレンジのえんぴつ
第1章 Slip
11/12

番外編② 異世界Slipper

番外編です( ˘ω˘ )

異世界に行くお話はあるのに異世界から来るお話はなんで無いんだー!

という思いからこのようなお話ができました(笑)

番外編とは言いつつ、本編とも結構絡んでます。


それでは、どうぞ!

[30.扉とその鍵]

______おいおい!ケール!」

K「大丈夫だって!いくよ、デルタ!」

D「( ゜Д゜)ハァ?ちょ…」

K「モードムーブ!スリップル!」


[31.刺客]

2019年春>朝>とある都市郊外の通学路

それはとある日、RとJが学校へ向かっていた時のこと…

R「それでさー、お布団が庭まで吹っ飛んでてさー」

J (しれっとギャグ言ってるし…(´・ω・`))

R「あれー?今日なんかあったっけ?」

J「ん…?」

校庭のあたりがなんだか騒がしい。

大勢の生徒が群がっている。

芸能人でも来たか?それとも、今日休校?

どっちみち行ってみるしかないね!

R「あ、ちょっと!Jet待って!」

??「r{^*gjwo&3?39-7&3?:@:)€\?}<=jsepa?」

??「ygekapdbe/¥:@@]^{+!\?」

何語!?

こんな時はBamboo翻訳ー!テッテレー!

『ピコン。言語を検出できません。』

……

Jはそっとスマホをポケットにしまった。


[32.Where am I?Who am I?]

??年>昼?>??

ブワアァァァ…

??「…フン!…ゲフン!ゲフン!」

ここは…?

K「デルタ!ここすごいよ!」

D「(;-ω-)ウーン?」

2人は建物に囲まれた場所にいた。

D「おい!ここどこだよ!」

K「えぇ?分かんない」

何やら人が集まってきた。

でも話している言葉が2人には分からない。

D「なに話してるんだ…(・・?)」

K「もう、しょうがないなぁ〜(´・ω・`)

モードトランス!トランスレーション!」


────


「誰?あの人たち」

「なんだよあの格好!」

「もしかして不審者…?( ゜д゜)ハッ!まさか…!」

「俺警察呼んでくるわ…もしもしポリスm((ry」


D「なんか…さ。…ね?…ね?!聞いてる?!」

K「モードムーブ!テレポート!」

…風が吹き抜けた。

K「あれ…?(´・ω・`)なんで?デルタ?聞いてる?」

D (それはこっちのセリフだよ!!)

D「あのさぁ…通報されてるよ?」

K「え?…モードムーブ!ピックアップ!」

…風が吹き抜けた。

K「( 'ω')ファッ!?」

────どうやら魔法が使えないらしい。


[33.Welcome to the Earth]

昼休み>とある都市郊外の学校

────魔法学校?!』

K「ここから学校へ帰るにはどうしたらいいか教えて?」

J&R『いや、知らないって!』

鋭いツッコミが飛ぶ。

R「知ってるわけがないじゃないですか!」

J「それにどうやってここまで来たんです?」

K「それはー…」

D「…ケールが魔法を使ったんだ。しかもまだ使いこなせないページの魔法を適当に選んで…」

K「ごめんてデルタぁ!ここもなかなか楽しそうじゃん?」

D&J&R『…(´・ω・`)』


────JetとRomは2人から"異世界(パラレルワールド)"の話を聞いた。そしてこの世界のことも2人に話した。

どうやらその異世界には太陽が2つあるらしい。名前は太陽ではないらしいが…。で、代わりになのか、四季がない。そして、校庭の端に並ぶ桜の木々を見て言っていた。

「私の世界にもこんなものがあったらなぁ…」

…どうやらその世界には自然に色、というものが存在していないらしい。1面グレーだったり白だったり黒だったり…。彼らの服もそれを表していた。

昔、その星が誕生した時、得体の知れない銀色の塵が大量に積もったらしい。その塵を使うことによって魔法が使えたんだとか。

そしてとある偉い人がもっと強力な具体的な魔法を使えるようにしたらしい。それがあのステッキのような杖のような棒である。その棒は銀色の塵を吸収して魔法を使う仕組みらしい…────


[34.Good bye from the Earth]

放課後>とある都市郊外の学校の屋上

D「あーあ…どうするんだよ…本当に帰れないじゃん…」

K「スリップル!スリップル!!…はぁ(´・ω・`)」

J「そういえば、その棒に魔力…?が溜まってるんだよね?」

D「うん?そうだけど…」

R「それって…その銀の塵がないと魔法、使えないんですよね…?」

K「そうなのかな…?そういう風に習ったけど…普段から使えるからなぁ(´・ω・`)使えないのは初めて」

D「( ゜д゜)ハッ!もしかして、この世界には塵がないから…」

J「じゃあ…帰れ…ない…」

R「ちょっと待ってください!デルタさんはまだこの世界に来てから魔法、一回も使ってないんですよね?!」

D「あぁ、そういえばそうだね…でも結局、塵がない世界では魔法使えないよね?」

R「塵はないですけどっ!その手の中にあるものには塵があるんじゃないですか…?」

J「( ゜д゜)ハッ!そうか!!デルタはまだ棒の中に魔力が溜まったまま…!」

D「で、でも…この魔法3学年上で習う魔法で、しかも用途も違うんだよ?私にできるわけが…」

R「できますよ。デルタさんなら。」

J (R…いいこと言うな…)

K「そうと決まれば、デルタよろしくー!」

D「(´・ω・`)そんなぁ…」

J「自信持てって!」

D「…分かった。ケール、こっちへ」

K「まったね〜!」

J&R『じゃあね!異世界の友達(異世界Slipper)さん!』

D「行くよ…?モードムーブ!スリップル!」

────2人の体は消え、風になっていった…


R「2人、無事に戻れたかなぁ…」

J「大丈夫でしょ、きっと。あの2人ならさ。」

〜番外編② 終〜

第1章終話(第8話) プロローグ・アンド・エピローグ(後編)投稿予定→2018/2/3土19:00

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