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怖かった

かばりすと、長編を書いてみた

おれの彼女、暮橋陽子は癌に侵されていた。

そして今現在、俺は陽子の自宅前。

インターホンを押そうと人差し指を近づけると、途中でピタリととまってしまった。

腕はぶるぶると震えている。

俺はただただ……不安だった。

今までは病院で治療を受けていて、それなりに希望を持って応援していた。

けれど、今日から在宅診療に切り替わっている。

病状はよく知らないが、在宅ということはさしずめ、もう治る見込みがないのだろう。

彼女と一緒にいられる時間はそう長くはない

彼女が癌と申告されてから、俺はそれなりの覚悟を決めていたつもりだ。

だが、実際にその状況に陥っている俺は今の現状に恐怖心に駆られて、目を背けようとしている。

明日にしよう、今日はまだ心の整理がついてない。

でも、あいつがが今日死んでしまったら……

だけど、俺はあいつの顔をちゃんと見てやれる自信がない。だけれど……

そんな、負の感情がループを始め、頭を抱えてしゃがんでしまう。

すると、後ろから

「何してんの、要くん?家入りたいなら、入りなよ」

後ろを振り向くと、目の前には体がやせ細って、顔がやつれている、見るからに不健康そうな少女。

灰色のウイッグで頭を隠しているその少女は車椅子のハンドリムを前に回して、こちらに向かってくる。

俺と歩幅1歩程度の距離で止まり

えへへと笑みを浮かべながら、

「そういえば、今日から車椅子になったんだよ。玄関までおぶってくれるかな、要くん?」

そう、こいつが暮橋陽子だ。

まだまだ、勉強不足のところがあるので更新が遅いと思います。申し訳ない

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