痩せ日記 完
自己満文章ですが 暇潰しにどうぞ
ところで、そもそも人ってなんで太ったり痩せたりするんだろう。
漠然とした疑問が僕の脳裏を駆け巡っていた。
やっぱり食べるから?
んー…。無性に気になる体のメカニズム。
「痩せてる大食いの人ってきっと代謝がすごく良いんだろうね〜」
いつしか母親が呟いていた言葉を思い出した。
代謝……か。代謝?
早速インターネットで調べた。すると次のような事がわかった。
一、人には基礎代謝というものがある。
一、消費エネルギー〉摂取エネルギー であれば事実上痩せていく。
一、基礎代謝は体温や筋肉量にも左右される。
というような初めて知る事実が語られていたのだった。
あー 基礎代謝ね。
消費エネルギーね。
摂取エネルギーね。
ちょっと 1日の摂取エネルギーと基礎代謝を調べてみた。
摂取エネルギーが基礎代謝を過剰オーバー
あれ〜
太って当たり前だのクラッカー
しかし
どうすればー
まてよ。要は摂取エネルギーより消費エネルギーを増やせばその分痩せられるんだろ?
じゃあ摂取エネルギーだけを減らせばいいじゃないですか
運動面倒だし
その日から僕は基礎代謝未満のエネルギー摂取を徹底した。
非常にカロリーに敏感な毎日に突入して行った。
今までなんのタメライもなく口にしてきたものさえも 軽く口に出来ないジレンマ。
いやー 非常に辛い日々ですたね。
しかし さすがに人体の理にかなった仕組みである。
結果的に85キロ前後から59キロ〜60キロまで落としました。
いやぁ 20キロ以上もよく落としましたね。
期間的には2006年の秋冬〜2007夏という1年未満のスパンですが。
しかし 一番痩せたのを指摘されたのはつい先月。 痩せたスピードが一番早かった時期でした。
5月の上旬〜7月上旬で8キロ痩せた。
しかし ここで自分ではあまり気付かなかった事実を知る。
友人や先輩、親や身内からの反応は当然ながら 「お前痩せたな!」でした。 しかし 二言目には
「お前その痩せかた変だよ」親でさえも 「ちょっとあんたそれ病的だよ」 と言う始末。
あれー? 短期間で痩せたからか?
それも確かにあるのだが、実はあまり全身を鏡で見る習慣がない僕は、客観的に自分の体を見ていなかったのだが、言われて見てみると…
異常に骨のラインが強調された体になっていた。
わかりやすく誇張して言えば、骨に薄い肉皮が付いている感じ。
特に腕などは相当痩せ細っていた。
要は、ただひたすら肉を落とすことのみを目的にダイエットしていたので、筋肉までも落ちてしまったのだった。
これでは非常に見るに耐え難い体になってしまった。
そういえば、体重を落としてからやたらと甘いものが食べたくなったり、しょっちゅう立ちくらみをしていた。
ダイエット中に必要なたんぱく質を僕はほとんど摂らなかった。
結果ただ肉と骨を残した貧相な肉体になってしまったのである。
そういう事もあり、今では体重を増やし&たんぱく質摂取を意識して食生活を送っている。
2週間で4〜5キロ程増やした。この生活はとりあえず今までの倍前後食べているので、以前より満足感のある食生活となっている。
しかし未だに体に肉は思ったほど付いてはいない。
一体どのくらいになればちょうどよい体つきになるのやら(-.-)
僕が今回のダイエットで学んだ事は
一、偏食でのダイエットは避けること。
一、夜(特に22時以降)の飲食を常としない事。
一、よく噛んで食べること。(満腹感を得やすくする・顎の筋肉を使う事で顔の肉を落とす効果も)
一、朝日を浴びる。
そして最後はやはり適度な運動・筋肉量。
もしこれからダイエットを始めようと思っている方にはぜひ参考にしてもらいたいと思う。
話はこれで終わりである。
はっきり言って小説とは呼べない自己満足なただの文章になってしまったが、暇潰しになって貰えたならそれで十分。
それではまた。
完
ご愛読ありがとうございました。