現実から完全に逃げた少女
ちょっと狂ってるかもしれません!
ニガテな方はご注意を!
つぐみside
どうしてみんなは、こんなにつまらなくて束縛されている現実で生きていけるの?
こんなにつまらない世界で…
つまらない
つまらない
つまらない
つまらない
毎日そう思っている。
「二次元に行けたらいいのに…」
川原つぐみ
13歳
A型
11月31日
射手座
趣味
パソコン
特技
現実逃避
飛び級で
6歳で小卒。
7歳で中卒。
9歳で高卒。
12歳で大卒。
ちなみに東大ね♪
首席で卒業。
私は今誰もいない家の真っ暗な自分の部屋にこもっています。
目の前にはディスプレイが5つ光っている。
そしてヘッドフォンで音楽を聴きながらキーボードを高速で打っています。
今パソコンで何をしているかって?
ふっそんなの君達に言っても分からないさ。
でも一つだけ何をしているか教えてあげる。
コレならみんな分かるでしょ?
夢小説を見てるの、夢小説って最高。
自分の名前を入力すると、小説の中に自分が出てくるんだよ。
アニメのキャラクターに自分の名前を呼ばれるんだよ。
こんなに最高で幸せなことってないよ。
「ドSって最高…私をイジテてください…」
こんなにいい世界なんてないよ…。
それから私は変わった。
今ヘッドフォンで音楽をききながら高速でキーボードを打ってるの。
何をしてるかって?
言っても分からないだろうから言わないよ。
母side
「ただいま、つぐみ?つぐみ?」返事がない。
部屋に行ってみる。
コンコン
ノックをしてみる。
「つぐみ?」
コンコン
「つぐみ?入るよ」
部屋に入った。
「何店コレ店
つぐみが高速でキーボードを叩いている。
「つぐみ」
「……」
「つぐみ」
「……」
ヘッドフォンを取って声をかけてみる。
「つぐみ」
「……」
「つぐみ」
「……」
キーボードを引き剥がした。
でもつぐみは自分の手元にキーボードがないにもかかわらず、高速で指を動かしていた。
「…つぐみ」と言うと手が止まった。
そして次は傍にあったまうすを動かす。
目の前にあるサイトを見ているようだ。
サイト名は「夢小説…」
「最高…」つぐみがつぶやいた。
「呆れた」というと、さっき私が取ったヘッドフォンを耳につけた。
「呆れた…ご飯の準備しなきゃ」
つぐみside
『僕には、つぐみが必要なんだ。だから、僕と結婚してください』
「します!!」
『はい!』
小説の中の私がそう言った。
『ありがとう。僕が一生つぐみを護るよ』
終
「最高…次♪」
『僕だけを見てればいい。愛してるよ』
「私もです!」
『私も…愛してます。
例え、あなたが間違った愛しかたをしていても…
それでも、私はあなたを一生愛していきます。』
「最高…!最高…!」
私は現実から逃げている。
いや、もう現実に戻すことなんて出来ないよ。
だって…
ご飯を食べる事も
お手洗いにいくのも
お風呂に入るのも
母さん達と話してるのも
現実で起きてることが
私にとってはすべて二次元なんだぁ。
もう現実なんて要らないよ。
必要なのは、
“私”と“二次元”たったその2つがあれば…私は生きていける。
二次元に生まれてきて良かった…。
あぁ神様…。
心の底から感謝します。
彼女は一生二次元の中で幸せに暮らすのであった。
つぐみside
今キーボードを高速に叩いて、ある文章を書いている。
その文章とは…
彼女は現実から完全に逃げた。
逃げたことによって、彼女から現実という言葉が消えた。
残ったのは、“二次元”と“最高の幸せ”と“感謝”だ。
たったこの3つの言葉が彼女の中に残った。
二次元で生きていける最高の幸せ
二次元でいきていけることの感謝
彼女は少しずつ壊れていった。
現実と二次元が分からなくなるくらいまでに…
「あれぇ?
なんかコレぇ誰かのことを指してるみたいww
誰かなぁクスクスまっいっかぁ。あぁ楽しい。
こんなに幸せなの初めて…最高だよ…こんなに充実した生活を送れるなんて、
死んでも良いかも…あはは…
うそうそ、こんなに充実した生活を送っているのに死んじゃ意味ないじゃんww」
ねぇそうでしょ?
ふいに出てきたネタで書いた結果このような短編小説が出来ました。
急展開ばっかでスミマセン!
評価などいただければありがたいです!!




