公康とコンビニ
瑞慶覧を、罠にはめた。二度とシャバには現れない。
瑞慶覧の父親も、ホームに入れて。出て来る事は無いだろう。
天音ちゃんに、背中がバレていた。
照屋道場は、土地を抵当として。辺土名弁護士に預け。日々道場債権の為に、動画編集等を行い頑張っている。
砂川や西村も、編集に携わり。暴漢役である俺に、ボカシを付け加え。
照屋道場は、連携を見せているが。
逆に、俺とナンシーは完全に引き離された。
ガレージには、昼に来ているようだが。
家にには、寄り付かなかった。
肝心の普は、違和感を感じで入るようだったが。
これも、普の為だ。徐々に、俺から離さなければならない。
そんな時に、泉姉から電話がかかってきた。
牧姉と違い。この人は、グイグイ来るから、苦手なんだよ。
「東江。子供は、まだか。今の私なら、お前の子供をダースで育てられるぞ」
第一声がこれだ。踏み込んでくる。
「泉姉さん、無理なんですよ。そんなに、ポンポン作ったら。『まんだらけ教』の教祖問題が、こじれますよ」
俺が、踏み込む事ではないが。アラブの金持ちの様に、1ダース作ってみたいものだ。
「次は、大丈夫だ。大阪から2名の巫女を出す。それも、熊の睾丸付きでだ。それで、教祖は大阪が貰う」
前回は、馬の睾丸だったような。その前は、スッポンを1週間食わされて。
泉姉の気持ちが、俺のメンタルを壊しかけている。
「それだけの連絡じゃないですよね」
俺は、泉姉にあるプランをお願いしていた。
「ピスタチオ(聖水(PISS)勃雄)計画な。どうにか予算が通った。取り敢えず、魔女っ子の試験から開始する予定だ」
俺は、推薦枠を一つ手に入れて。
マイナーな魔女っ子試験を作らせていた。
歴代の青のフルネームとか。技名。敵のキャラ。変身ポーズまで。
その試験のポスターを、瑞慶覧の家に、直接投函した。
世の中には、瑞慶覧のようにグレーゾーンに分類される人種が一定数いて。
ある分野に特化して、IQが高いらしい。
ある分野は、数学でも、読解力でも無く。魔女っ子に置き換えてみた。
精神科医の診断書が、最終的に必要となったが。
そこは、老人ホームの経営上ツーカーで、処理して。お役所からも、補助金が降りた。
本人達には、『田舎で暮らす。種を求めている女性の為に、精子を分けて下さい』と謳った。
案の定、瑞慶覧公康がエントリーしている。
しかも、実名のエントリーだった。
噂が、噂を呼び。2000名の応募者が有り。
泉姉は、少ないと言っが。俺は、多いと思った。
だが、収容人数は限られている。
枠は、23人で。ニートのクズから採用が決まる。
一つは、公康が貰うから。残りは22人だ。
俺は、間違った事を、言っていない。
23人を、『汁男優』として、バイトをさせ。
薬品メーカーからも、モルモットとして。薬を投与させる予定だ。
公康のような、クズを一箇所にまとめて。
ギリギリの薬を投与しても。表に出さない約束をしている。
薬品メーカーからも、補助金を得ていた。
『ピスタチオ計画』の全貌はこの位にして。
公康の成績は、中の下だ。
200満点中の102点で、1507番話にならなかった。
満点を出したのが、67人いたので。
その中から、ランダムで22を選び。
弁護士経由でアポを取り。公康に直接内容を伝えた。
丁度、大阪の巫女が訪ねてきていて。同伴してもらい。
『花咲じいじ』のパンフレットを添えた。
これには、瑞慶覧の父親が興味を示し。
小金持ちの老人が、釣り針にかかった。
老後の事など、考えてなど無かったのに。公康が、家を出て。働き。自立しる事で、老後を夢見始めた。
顔を加工された美女や、目を黒線で隠したグラビアアイドルのボディに見惚れ。
最後は、俺の隣にいる美女。何にでもツッコミをする関西弁と、はんなりの京都弁の二人の掛け合いで。場は和み。
後日、瑞慶覧の父親から連絡が有り。
学校前店のコンビニを、「買い取って欲しい」との要望が有り。
俺は、水面下で交渉を進めていた。
災いは突然やってくる。
また、公康が家に乗り込んできた。
違う。なっちゃんが置いて行ったアルファードが、襲撃された。
公康は、駐車場に転がっていた角材を持ち。フロントガラスに向けて、フルスイングをした。
『ドバン』
フロントガラスは、割れる事は無かったが。無数の傷が入り。大きく凹んでいる。
逆に、公康の方は手にシビレを感じる程の、痛みを覚えた。
もう一度、フルスイングをして。フロントガラスに穴を開けた。
この時点で、公康は息が上がり。『ゼーゼー』言っている。
まだ怒りの収まらない公康は、運転席のドアに向かい。角材を振り上げ。
ドアミラーに向けて、振り下ろし。
ドアミラーは、破壊され。配線だけで、ぶら下がっている。
次に、アルファードのボディを数回殴り。
ガレージからの音楽に気づいた。
朝10時過ぎの出来事だった。
俺達は、仏間に布団を敷き。関西の2人と眠っていたのだが。
公康の襲撃で起こされた。
俺は、急いでパンツを履き。服を着て、サンダルで外へ出た。
俺が、到着する頃には。公康が、ガレージのドアを半壊していて。
ガレージの中から、大音量で音が漏れている。
「くそガキ。何をしたか分かっているのか」
俺は、公康の後ろからタックルをして。公康を地べたに倒した。
「お前の性で、お父さんとお母さんが離婚した。慰謝料払え」
公康は、俺がガレージの仲居いると思ったらしい。
しかし、ガレージの中にいるのは、ナンシーだ。
俺とナンシー以外、ガレージの鍵を持ち合わせてい無い。
『ピスタチオ計画』の事もある。事態を大きくする気は無かった。
「お母さんが、家から消えたんだよ。家を売って、アパートに住むんだって。俺の大きな焼きそばは、誰が作るんだよ」
公康は、自分の事しか考えていなかった。
俺は、急いで立ち上がり。
ドアに空いた穴から手を入れて。ドアの鍵を開ける。
ガキ共に使った、インシュロックを手にして外へ出た。
公康を、うつ伏せにする為に転がして。うつ伏せにし。後ろ手に縛り。足首も縛った。
「卑怯だぞ。正々堂々と勝負しろ。俺は走ってここに来たのだぞ」
どうせ、大道りから走っていただけだろうが。
公康に構わす。瑞慶覧の父親と辺土名弁護士を呼びながら。ガレージに入った。
「ナンシー、ナンシー」
そんなに、広い空間でも無い。隠れる場所も限られる。
簡易的なシャワールームのカーテンは、開いていて。
建て付けただけの流しの下と、簡易的サウナの中だ。
ナンシーは、サウナの中にいた。
扉を開けると、熱風が飛び出し。服を着たナンシーが倒れている。
俺は、急いでナンシーを担ぎ出し。冷蔵庫から、ありったけの氷と、飲み物を取り出して。ナンシーの体を冷やした。
「あり が とう。すば るさん」
ナンシーは、タドタドしく。意識が、朦朧としながらも。感謝を告げようとしている。
俺は、ナンシーの側で。手を握り。
「大至急。救急車をお願いします」
スマホを置き。ナンシーを抱き寄せて。スポーツドリンクを口移して飲ませた。
意識が戻ったのか。不安が残るが。
「昴さん。愛してる」
俺は、ロミオの気持ちを少し理解し。
「俺も、愛してる」
俺は、ナンシーに強く抱きしめられ。
火照るナンシーの首元に、氷を当てながら舌を絡めた。
救急車よりも早く、暇な辺土名弁護士が到着して。
俺は、ナンシーと一緒に救急車に乗り込んで。手を握り離さなかった。
ナンシーは、点滴を打ち。顔色も良くなった。
俺達は、帰りのタクシーで、3週間ぶりに会話を重ね。
翌日から、通常通り日常を送り。
普の為だと思い。言い聞かせ。ガレージから、距離を置いた。
瑞慶覧の父親とは、後日の話し合いとなり。
何でも屋の金城くんに、薄いベニヤ板の扉では無く。
団地の重たい鉄の扉に替えた。
そして、瑞慶覧の父親との話し合いがは始まった。
瑞慶覧の父親は、離婚が成立して。沖縄を発ち。『花咲じいじ』に骨を埋める気らしい。
残っていた、アパートを追加で買い取って欲しいと、要望してきた。
「これだと、土地が小さく。底値で買い取るが良いですか」
瑞慶覧の父親は、俺の要望を飲まないとならなく。全ては、公康の性なのだが。
「問題有りません。公康が独立してくれただけでも、感謝しか有りません。有難う御座います」
瑞慶覧の父親は、弁護士も引き連れず。辺土名弁護士の書類にハンコを押すだけだった。
確かに。弁護士を連れてきても無意味だ。公康が暴れたことが原因で。
離婚したのが発端なのだから。
後から聞いた話だが、公康が言っていたのは。2000kcalのカップ焼きそばで。
いい歳のオジサンが、カップ焼きそばを作れない。世も末だ。
俺は、新たなアパートとコンビニを、赤嶺社長の名義にして、税金対策も有るが。
元ヤクザが、経営者となると。営業や会合にもでづらい。
そこで、朱美を経理に入れて。不正のチェックをさせる事で。
赤嶺社長を、置き物としてすえて。役割をさせた。
ナンシーは、仕事の量を増やして。バイトを辞めて。チーママにまで上り詰めた。
辺土名弁護士や赤嶺社長など。昔の知り合いを呼び、成績を上げている。
そんな時に、2つの事件が起きる。
コンビニ学校前店での話だ。
一つは、瑞慶覧の母親が現れた事だ。
今、保有しているアパートの売却を、検討しているらしい。
瑞慶覧の父親を訪ねて来たのだが。彼は、金を持ち公康と共に、既に関西へ旅立っている。
「あの団地前店の横のアパートを売りたいと。言うことですが。お金にお困りなのですか」
話し次第では、定価で買おうとも思っている。
「公康が居なくなって。40年ぶりの自由なの。思い切って、明洞に旅行しようかなって。思っているの」
瑞慶覧の母親は、瞳を輝かせている。
服装が派手なのは、反動から来るものなのか。
「チェジュ島では無く。明洞ですか」
ホテルでカジノしるのが、ルートと思っていたから。
「韓国ドラマの聖地巡りをしたいのよ。男の人には、理解されづらいのよね」
おじさん達には、理解されない。ドロドロしない、ピュアなラブストーリーと。あのマスク。
甘やかしてくれる。言葉の数々。
瑞慶覧の母親は、半分ここに無かった。
お花畑になっている。
「あのアパートを売却して。大型船で、台湾にクルージングしても見たい」
熟年離婚の反動がこれか。恐ろしいな。幾ら有ったら、足りるのだろう。
「それでしたら、俺に買い取らせて下さい。底地に、少し色を足しますから。是非」
瑞慶覧の母親は、迷いが無かった。
「貴方に、お願いするわ。実際、良く分かってないの。父親の財産を、受け継いだけど。お父さんが、半分持っていっちゃうし」
瑞慶覧の母親は、口を押さえて。
「離婚が成立したのに、お父さんは、おかしいわね」
瑞慶覧の母親は、物悲しそうにも見えた。
あのスケベなジジイは。勝手に、人の財産を使い込んでいる。許せん。
「それでしたら、ウチのアホな弁護士と、スケベな不動産屋を。ご紹介いたしますよ」
俺は、アパート2件とコンビニ2件を、赤嶺社長名義にして。面倒事を、丸投げし。
ヤクザのフロント企業のように裏で儲けた。
もう一つは、早苗から変な話を聞かされる。
「おはようございます。東江さん」
真琴の同級生だ。麻美と三人いるのをよく見かけるが。バイトを探しているのか、求人誌を手にしている。
「おじさんのコンビニ団地前店で、バイトをするか。深夜に、外国人を回そうと考えている矢先で。こっちも助かる」
いつものコンビニだ。皆が良く集まり。深夜に営業妨害している店だ。
「良いんですか。お願いします。家が近いんで、助かります」
今度は、笑顔で頭を下げ。俺にも都合が良かった。
早苗がバイトを始めると。近所の女子校が集まり始め。
「ねぇ。あのブタ本当に消えたの」
「昼に、生理用品買いに来たら。奥から出てきたブタ。居ないの」
「絶対に、制服狙いだったよね。あのブタ」
公康は、ここでも嫌われていた。
トイレや更衣室のカメラは外してある。
「居ないの。東江さんが、二度と帰ってこないって」
早苗は、団地以外の女子高生を集め。収益を上げ。
この頃から、俺の悪評が広がり始める。
「東江さん。学校で変な男が、真琴に声を掛けて来るんですけど。どうしたら良いですか」
藪から棒で、考えた事も無かった。嬉しくも有るが。まだ早い、と思う面もある。
そもそも、父親だったら否定するのだが。少し悩んだ。
「俺が、関わって良いのか。子供の恋愛に」
「違います。一方的に付き纏われている。って言うか。邪魔してる感じです」
俺が、考えながら話そうとすると。
早苗は、違う感じで。ストーカーされている、みたいな口ぶりで話す。
「そんなに、ヤバい奴なのか」
公康といい。今回の古波蔵といい。変な奴ばかりだ。
「バレー部のエースで。ルックスだけは、良いんですけど。中身は最低です。他所のバレー部の女子にも、最低と知れ渡るほどです」
ガキ共の問題に、大人が関わるのは。ましてや、異性で京子の娘の恋愛である。
「そんなにヤバい奴なら。真琴に、手を出したら。怖いおじさんが出てくるって。脅しててくれ」
俺は、最近のガキを舐めていた。
特攻隊長をしていた三上達も更生してるし。早苗達もいい子だ。
俺の周りは、目まぐるしく動き始め。
コンビニやアパートのダニ退治を行い。
アパートの通路を清掃したり。駐車場の白線を、塗り直したり。街灯の蛍光灯も、LEDに変えた。
出費がかさみ。5億の金が消えつつあるが。
ナンシーと朱美の金は、別にして取ってある。
そんな時だった。
深夜に、ガレージのランニングマシーンで、汗を流していると。
『カチャ』
突然、サウナの個室が開き。ナンシーが、出てきた。
仕事を休んだのか。赤襦袢だけを羽織り。
帯も締めずに。陰毛は、借り揃えられている。
俺は、戸惑ったが。
ナンシーに、抱きつかれて。キスをされたら。理性は消えていた。
まだ、ビニールのかかった、真新しいソファーで。俺は、ナンシーを抱いた。
1回戦が終わり。賢者タイムのとき。
ソファーの背もたれは、平らになり。ベッドになっている。
ナンシーは、俺の腕に収まり。
二人の体は、赤襦袢で隠している。
「わがままで、ごめんなさいね。情緒不安定なんだけど。昴さんを失うなんて考えられない」
ナンシーは、重たい口を開いた。
「縛られるほど、燃え上がるのかな。浮気を、している訳じゃないのに。罪悪感が増して。女の部分が抑えられないし。何度も、東江さんを求めようともした。私を。普もだけど。何度も、助けてくれるヒーローなの。昴さん、愛してる」
ナンシーは、足を絡め。右手で俺の肩を触り。胸にキスをした。
俺も、ナンシーの耳や頬を触り。
もう一度キスした。
「俺も、愛してる」
理性を失い。抱いたのだから仕方が無い。
お互いに、我慢をしていた。
「昔のように、何度も抱いてくれる」
「もちろん、嫌いになった訳じゃない。俺達には、もう少し時間がある。普が、中学生に上がったら説明しよう」
俺は、問題を先送りにした。
答えなんて、簡単に出るはずも無く。俺の存在が、バレなければいいだけだ。安易に考え。
普通に考えたら、警察官なんて。誰でもなれる。規律を守り。挫折をしなければ。
ましてや、普の父親は殉職した警察官だ。
ヤクザを、憎んでいるだろうと思うに違いない。
「二人の事も。『まんだらけ教』の事も、どうでもいいの。昴さんの側で、愛してもらえるなら。10年後に、普が警察官なったら。籍を入れて。東江を名乗るの。これだけは守って。私と婚姻を結ぶの。式とか、子供とかは。考えていないの。側で、見守って欲しいの」
ナンシーからのキスの催促が有り。
俺は、それに応えた。
「もう、何か言ってよ。幸せにするとか。ダイヤの指輪を買いに行こうとか。何か無いの」
ナンシーは、不機嫌そうだったが。
「先ずは、俺の息子を小さくしてくれ。コレだと、指輪を買いに外へは出られない」
俺は、赤襦袢を捲り。勃起したペニスをナンシーに見せた。
「なんで。真面目な話ししてたよね。スッポンの血を飲んだようには、見えなかったけど」
「愛の力だ」
即答した。
「もう。久しぶりなんだから、優しくしてよね」
ナンシーは、俺にまたがり。熱い口づけの後。左手を伸ばして、ペニスを握って。挿入した。
ナンシーは、いつものように。家に来るようになった。
悲劇のヒロインを、演じるようになり。嫉妬して。誘うときは、激しいプレイになる。
「東江のおじさん。ママが僕の頭を吸わなくなった。ありがとう」
普は、少し照れくさそうに。登校中に感謝を述べた。
俺の日常は、戻りつつあるが。
ほころびは、直ぐに訪れる。
俺は、朱美と天音ちゃんと。買い物デートをしていた。
普通に、何気ない買い物で。野菜を買い足し。天音ちゃんのウエハースチョコを買う予定だったが。
乾麺のコーナーで、問題が起きた。
「パパがいる」
天音ちゃんの一言だった。
天音ちゃんは、激辛のカップ焼きそばを指した。
俺と朱美は、目を合わせ。次に、周りを警戒した。
俺は、天音ちゃんをカートから抱き上げて。
カップ麺を取り、顔の横に並べた。
「パパと、何処がにているのかな」
俺は、恐る恐る小声で聞いた。
「お顔じゃないよ。パパのココの絵だよ」
天音ちゃんは、肩に回った手で。背中を叩いた。
「天音、パパがお風呂の時に見せたの」
朱美も、近付き。小声で話した。
天音ちゃんは、首を振った。
「パパが、寝ている時に見たの」
朱美が、別な質問をするが。
天音ちゃんは、この質問にも首を振った。
「パパの背中をいつ見たの」
朱美が、少しトーンを上げると。
「パパが、ベッドの火を消したとき。ママをの服をビリビリにして……」
俺は、天音ちゃんの口を塞ぎ。持っていた、カップ焼きそばをカートに落とした。
お菓子コーナーで、ウエハースチョコを買い足し。
「パパの背中の事は、皆に内緒にしようね。今度、魔女っ子の映画を見に行こうか」
俺は、天音ちゃんを、魔女っ子の映画で釣った。
天音ちゃんの魔女っ子グッズが、一つ増えて。
203号室は、狭くなりつつある。
高評価とブックマークを感謝します。
私が書いているのが、小説になっているのか。プロットの延長なのか。気になりますが。
取り敢えず、クライマックスと。10万文字を目指そうと思います。