10章の人物紹介
ベリル
・少なくとも恋愛方面に振り切れた。自覚をしたらあっという間だった。
・テュエリーザに苦手意識が有るけれど、いい加減にアルベルトを警戒した方が良い。
・比較的何でも食べるけど、昆虫食だけは理解出来ない。必要が迫れば食べるかもしれんけど、基本無理。
フェルニゲシュ
・ようやっと肩の荷がひとつ降りた。
・相棒とは完全に別行動になるが、その間に相棒の良い所を囁いておいてやろうぞ!
アデラ
・ベリルの告白と顔の良さに呼吸困難になる。そしてネットスラングを叫ぶ。
・臨時神官として雇われたものの、公爵家で目立たない為にお仕着せを着用。
・他の使用人達からはミミルの手伝いに見られている上、背の高い綺麗な女の子から言い寄られていると思われている。
ジークベルト・シュヴァルツクローネ
・少年の心を忘れない、猪突猛進系天才中年魔導錬金術師。空を自由に飛びたいな。
・脳内には獣脂が詰まってはいるが、いざと云う時の判断は出来る。
ディーデリヒ・シュヴァルツクローネ
・大好きなプペの為、何としても港街へ行きたい。
・感情のコントロールが下手で、魔力を無駄に消費し易い。
トリスメギストス
・偉いし強いのに、何故か舐められやすい。地味だからかな?
・占いは基本星読み。8割当たる。2割は読み間違え。詰まるところ百発百中。
ルキウス・ファス・ユニヴェール
・未だに祖父のネフティア公爵の前では、硬い言葉遣いになってしまう。
・女性慣れしているのでは?と、ベリルは考えたが、実際はそんな事無い。母親の影響で苦手意識の方が強い。
ミシェル・デルニ・ユニヴェール
・重曹の存在を知らない。野戦訓練の経験はあっても、掃除はした事無い。
フレーヌ・フォン・セレスタイン
・一般的な掃除をした事は無い。一般的じゃない掃除なら何度もしてる。
・解剖し足らないので、食事中にカトラリーを使って解剖ごっこをしている。なのにカトラリーを使う食事すら出来なくなった結果、サンドイッチの具材を広げる馬鹿みたいな事をしてる。
サミュエル・フォン・セレスタイン
・魔王代理として各地で暴れ回る。使用魔法は非常にえげつないもので、行動を共にする冒険者達はベリルより魔王らしいと内心思っている。
・実はアルコールに弱いので、1人だけジュース飲んでる。酒を呑むと、愉快に笑いながら嘔吐し続ける。
アルベルト・フォン・セレスタイン
・理知的な老人で通しているが、その考えと行動はヤバい。魔物の死骸は茸の繁殖場。それを他人に食べさせるとか、本気でまずい。
テュエリーザ・ミネ・セレスタイン
・魔王軍に加わり、無双を繰り広げる猪老婆。
・討伐した大蜘蛛の死骸を焼き、他人に振る舞う。自分は食べない。だって不味そうだから。
デボラ・セレスタイン
・領地発展と維持の為に頑張る、極めて優秀で常識的な女性。
・聖水を愛飲しているが、それは最近の疲れ目と腰痛の所為。聖水を作れる神官が来てくれたのは良いが、その神官が頭痛の種になるとは考えてなかった。
フレデリカ・シュエット
・魔法が使えなくなった世界でも、彼女は輝いている。
・流石に老いを感じ始めた今日この頃。⋯⋯その割には未だに肉体に衰えは感じられず、勝てる気がしない。
ブライゼル・シュエット
・マスコットみたいな可愛いおじいちゃん。
・ベリルからは恋愛マスターと思われてるが、飽くまで常識的なアドバイスしか出来ない。
・庭いじりが趣味だと思われているが、実際はアルベルトがばら撒いた毒茸の駆除の為。
ロビン・アッテンテーター
・魔法が上手く使えなくなった結果、顔を維持出来なくなった。
・実は名家の血を継いでいる為、今の状況でも弱い魔法なら使用出来る。今後その家が何処か、出る事があるかは不明だが、取り敢えずロビンの鳥は黒鳥。
シレーヌ・アッテンテーター
・優しげな美女だが、それは見た目だけ。中身はフレデリカもびっくりな胆力。
・ロビンよりも年上な事を気にしている。
エレナ・アッテンテーター
・自称恋愛マスターを名乗るも、実際の経験は皆無。
・魔法はまだ少しだけ使用出来る。
ザレン・アッテンテーター
・さすまたを振り回す暴走幼女。
・ベリルの専属使用人を狙っているが、特に恋心がある訳では無く、美しいものの側に居たいと云う欲求。
ダンテ・アッテンテーター
・おっとり可愛い少年。まだ2歳児ながら周囲の空気が読める上、落ち着いて相手の話を聞ける。姉2人よりも優秀な匂いがぷんぷんしているが、運動は苦手な模様。
ミミル・ウラガン
・ウラガン男爵家の1人娘。
・いい加減な粗忽娘であり、家族からもお手上げ状態の残念令嬢。だけど頭は悪く無い。
アヴァール・フォン・ヴェスディ
・公爵になっても尖ったファッションセンスは変わらない。
・体型は痩せてはいるものの、筋肉が無い訳じゃない。
マルセル・フォン・ネフティア
・前パテルディアス公爵の交代により、四大公爵家の老害となった男。最近は派閥の中でも浮き始めている。
・現代に居たら絶対にプロレス観戦が趣味。
マティアス・フォン・ネフティア
・どう見ても30手前にしか見えない12歳の少年。フレデリカも斯くやと云う筋肉の持ち主。
・3年程前、テミスに恋をする。愛の言葉は「綺麗なお姉さん、お嫁さんになってくれ!」
・頭は良くない。
テミス・フォン・パテルディアス
・次期当主を降ろされ、宰相直属の文官になった女性。25歳。完全に婚期を逃した彼女は非常に優秀であり、次代の宰相として今日も現宰相にパシらされている。
・3年程前、マティアスに恋をされる。断りの言葉は「貴方が大人になったらね」。何故そんな事を言ってしまったのか、今は非常に後悔している。
マルトー
・はっきり言って恐ろしいマシンを作り出してしまった。工業区画へ帰った彼は、仲間のドワーフ達に新たな魔法具の作り方を伝授するのが目的である。
ロッチャ
・工業区画でまたしてもマルトーのリサイタルが始まるのだが、今のロッチャには予想出来ない。
聖樹の精霊達
・神聖な存在ながら、結構自分勝手な奴等。
・言葉を発するのは基本4体。1番目と2番目は子供っぽく、3番目は理知的。4番目はマイペース。
蜘蛛
・命令を無視して私怨を優先した結果、今度こそ復活が見込めない程脳が破壊される。
シシュアイ
・新しいペットを連れてお散歩中。
ちまちまと進んだこの章でしたが、やっとひと段落です。
次章も宜しくお願い致します。




