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師匠(仮)〜唯一の技術持ってるのに獣になった〜  作者: 杞憂らくは
追い駆けられ逃避行〜火薬の香りに砂糖をまぶして〜
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8章の人物紹介

いつもの補足的な人物紹介です。


ベリル

・やっと恋愛方面な話が出て来たものの、どうすれば良いのかも分からない恋愛幼稚園児な16歳。⋯⋯かと思えば、他人の下心には敏感。

・今回魔王にメイドと扮装に忙しい。

・未だにレヴィアタンの肉は食べておらず、乗客にも分けてない。


フェルニゲシュ

・恋愛指南役を自認している元古竜の今蜥蜴。その百戦錬磨の経験を伝授しようとするが、ベリルからはしばしば迷惑がられている。

・ドゥシュアが何と無く気に食わない。


ジークベルト・シュヴァルツクローネ

・四つ足のまあまあ可愛いフォルムから、いつの間にやら中々威圧感のある巨大獣になってしまった。毛皮の色イメージはカナブンとかあの辺。

・36歳(誕生日が来た為)にして厨二病全開。ゴレンジャーなら断然ブラック⋯⋯では無く、ヒーローサイドを秘密裏に助ける悪役の方が好き。

・息子を育てるに際し、ベリルって偏屈だったけど聞き分けが良かったんだなと実感した。


テュエリーザ・ミネ・セレスタイン

・先々代セレスタイン公爵夫人。未だに公爵家の女王と呼ばれる女傑。別名猪女王。

・ベリルから「ばあば」と呼ばれるのに固執している。全ては親友フレデリカが孫に親しまれている事を羨ましいと感じたから。ベリルの事は(女の子みたいで)可愛いと思っている。

・乗馬の腕前は見事なものであり、歴戦の騎士が追い駆けても追い付けない。


アルベルト・フォン・セレスタイン

・茸狂いの先々代公爵。

・引退後、茸に関する執筆活動を行なっている。最新作は絵本『恋する毒茸』。

・物腰の柔らかな老紳士だが、ヤバめのセレスタイン一族が総意で「1番ヤバい」と評する。趣味の毒茸胞子のばら撒きが原因だが、最近の研究である冬虫夏草の養殖が兎に角ヤバい。

・気に入った人間を茸の名前で呼ぶ。特に気に入ると毒茸の名前を付けられる。


サミュエル・フォン・セレスタイン

・178cmにまで伸びた15歳(未だ誕生日では無い)。そろそろ伸び悩み。

・未だに奇行が目立つが、最近は次期公爵としての自覚が少しは⋯⋯ちょこちょこ⋯⋯何と無く出て来ている。

・初めてケーキ作りに挑戦したが、あんなに失敗するものだとは思わなかった。


フレーヌ・フォン・セレスタイン

・宰相になった現セレスタイン公爵。ストレスがまずい所まで来ている。

・ジークベルトに謎の薬を渡し、可笑しな獣に変化させた張本人。


シャルール・フォン・セレスタイン

・その辺の令嬢よりも嫋やかな淑女を演じる事が出来るおじさん。

・ドレスだけで無く、様々な衣装もお手の物。着ぐるみ製作もマダム・ココンにお任せあれ。


ルキウス・ファス・ユニヴェール

・魔法王国国王。兄。

・2年前の傷があまりにも深いので、常ならだらだらしている彼も流石にまずいと思ったのか、比較的(当人比)国政に力を注いだ。

・ベリルが成人したら譲位する腹積り。


ミシェル・デルニ・ユニヴェール

・魔法王国国王。弟。

・2年前、あまりにも自分が足りない事だらけだと自覚し、努力を重ねたものの、やっぱりまだまだ足りない国王だと評されている。

・国王と云う責任を全うしたくはあるが、ベリルが成人したら譲位する事に賛成。


アヴァール・フォン・ヴェスディ

・ヴェスディ公爵。20歳。

・突然の当主就任だったが、周囲の力を借りて何とか混乱を治めた。

・変わらぬ胡散臭さだが、根は真面目。当主の為早急に結婚を考えてはいるが、家柄、人柄、性格全てを考慮し、母と姉の意見も取り入れつつ決めたいと考えている。


ティユール・フォン・グラスター

・愛の重い侯爵夫人。

・テュエリーザも一目置く才女。

・「嫁き遅れ」「年増」「鬼嫁」は禁句。最近は「旦那は甲斐性無し」とかも言ってはいけない。


マルセル・フォン・ネフティア

・ネフティア公爵。

・ベリルに対するあの当たりはもう意地。お陰で派閥が崩壊し掛けた。


ドゥシュア

・ベリルに忠誠を誓った裏切り道士。隻腕。

・フェルニゲシュが愛しの始祖姫(フィアールカ)の父親だと嗅ぎ取っていて、かなり下手に出ている。

・冒険者達とは良い関係を築けている様で、夜に酒を呑んだりする事も。

・蛇だから、蟒蛇(うわばみ)。酔い難い。

・魔王一行の時は全面を覆う蛇の銀仮面を着用。


ナンナ・ハディート

・念願のドレスメーカーに弟子入りしたが、最初の仕事は魔王のコートに刺繍をする事だった。

・メープルのドレスデザインを任され、ありったけの「可愛い」を詰め込んでご満悦。


ジョシュ・グリーン

・冒険者達の魔法留学の監督役。⋯⋯の筈が、1番真剣に学んでいるハーフエルフのおじさん(104歳)。

・ベリルが魔王をやっている間は、トリスメギストスの目眩しの為に授業を受けている。楽しい。


リジー

・魔法留学に真面目に取り組むハーフエルフの女性。

・魔王一行なんて恥ずかしいものに入らない事を選択したは良いが、他の皆がその恥ずかしいものを演じるので、これで良いのか悩む。同調圧力に弱いので、日本人みたいな思考。


ダイス

・魔力が無いので、魔法留学とは名ばかり。リジーにアプローチする為にくっ付いて来たハーフオーガの青年。

・何だかんだベリルの実力を認め、「まぁ、困ってるなら助けてやるよ」的なムーブをかます。その割には魔王一行で目立ちたい気持ちが大きい。

・魔王一行の時は顔の下半分を覆う牙の銀仮面を着用。オーガの角と相俟って一行に良い雰囲気を加えている。


クアッド

・宿敵コナーを出し抜く為に魔法留学を決めたハーフドワーフ。

・魔王一行に加わったのは、魔法を使った実践を少しでも積む為。

・魔王一行の時は上半分の熊の銀仮面を着用。


メープル

・魔法を学ぶ為に魔法留学をしたが、本来の目的はイケメンとのロマンスと云う、不純な動機のハーフエルフ女性(見た目幼女)。

・普段は猫を何匹も被っているが、魔王一行に加わるとつい剥げてしまう。

・魔王一行の時は上半分の猫の銀仮面を着用。


コナー

・宿敵クアッドに負けない為、魔法が使えないにも関わらず魔法を学ぶ為に留学して来たハーフオーガ。

・クアッドに遅れを取らない為、魔王一行に加わる。

・魔王一行の時は鰐の銀仮面を着用。


レイチェル

・もう1度冒険者として頑張る為に魔法留学に来たエルフとホビットの混血。

・持ち前の好奇心から魔王一行に加わる。

・魔王一行の時は上半分の兎の銀仮面を着用。


メルカト

・ドワーフ直伝の魔法具造りに興味が有り、魔法留学に付いて来たハーフドワーフ。

・問題を起こし易いリーダーのコナーのストッパーになる為、魔王一行に加わる。

・魔王一行の時は全面の山羊の銀仮面を着用。


カピン

・貪欲に強さを求めた結果、魔力が無いにも関わらず魔法留学に来た純粋な人間。

・ベリルに友誼を感じてはいるものの、それ以上に僧兵とやり合ってみたい欲求から魔王一行に加わる。

・魔王一行の時は上半分の狐の銀仮面を着用。


トリスメギストス

・魔女協会協会長。別名「不老の賢者」。年齢は不詳。身長は169cmと小柄。

・髪色は鮮やかな青だが、容姿は地味で凡庸。その為、魔女のお相手として弾かれた事がある。

・特技は速記術とゴーレム作製。ゴーレムは「ギニョールシリーズ」と銘打ち、様々な個体を作製。

・ドゥシュアを怪しんでいる。


プペ

・ギニョールシリーズ7號。子守の為に作製。

・突貫で作製された為か、かなりのポンコツ。子供の為なら主人への忠誠も曲げる。子供への教育は不可能。

・何故か絶対的数値化が可能である。子守には要らない要素だ。


ディーデリヒ・シュヴァルツクローネ

・正真正銘、ジークベルトの息子。4歳。愛称は“ディー”。

・ジークベルトに瓜二つだが、ジークベルトよりも整った容姿をしている。

・父親同様自己肯定感が強く、この歳で立派なナルシスト。加えて女好きであり、トレンドは女性の胸部。持ち前のあざとさと狡賢さで叱られる事はまず無い。

・実は可愛いぬいぐるみが好きで、テディベアが好き。最近のお気に入りはアルベルトの「ベニテンクマくん」。


アデラ

・元聖女の侍女。15歳。150cm。

・ずっと可愛らしい容姿を長い前髪で隠していたが、客商売だからとパン屋で働く時に整えた。

・小柄であるが、胸部の発育は順調。ベリルの視線はこいつの所為でかなり泳ぐ。

・憧れの“フレデリカ”とベリルが同一人物だとショックを受けたものの、よく考えたらベリルとの()()に特に問題は無いなと思い直した。

・そう、彼女も恋愛幼稚園児です。


ドルセーラ・ルークス・ウィスクム

・取り残された聖女。

・侍女が1人も居ないので、何とか自分1人で生活している。食事だけは用意して貰えるので、餓死とかは無さそう。


トニー・エヴァンズ

・学術都市でパン屋を営む老人。

・アデラを孫の様に想い、大層可愛がっている。

・アデラを連れて行くベリルは、とんでもない悪党にしか思えなかった。手を繋ぐ?まだ早い!

・パンは全て彼の手作り。


ルーシー・エヴァンズ

・学術都市でパン屋を営む老婦人。

・アデラを孫の様に想い、大層可愛がっている。

・アデラを連れて行くベリルは、まるで王子様みたいにしか思えなかった。素敵ねぇ、逃避行だわ。

・ジャムは全て彼女の手作り。


常連さん

・パン屋に通い、アデラを見詰める常連さん。

・何処かの商家の御子息らしく、高等部に通っている。

・名前は無い。アデラも名前は知らないので、作者も付ける必要は無いと判断しました。


(テイ)翡翠(フェイツイ)

・東の華雲国から国を引っ掻き回す為に来た、迷惑千万な外道仙人。

・ドゥシュアからは苦手意識を持たれているものの、彼はドゥシュアに懐いている。

・ドゥシュアの死亡を知り、物凄い落ち込んだ。


シシュアイ

・羝の弟子。部下では無い。

・ベリルから「ふわふわの綿毛」と評される程、掴み所の無い男。

・他の者達からは弟弟(おとうと)と呼ばれる。


シェツィ

・羝の部下。エスコルピオ夫人として、聖王国を手中に収めた。モデル体型のぺったんこ。

・ドゥシュア同様口寄せと送り出しが可能。

・臆病だが、下に見た者に対しては横柄で残忍。タンランとは犬猿の仲。

・仲間内では長女みたいなもん。


タンラン

・羝の部下。羝の命令のまま、各地の神器を奪い取っていた。

・意外と情に厚いので、薄情なシェツィとは相容れない。

・仲間内では次女みたいなもん。


蜘蛛(ジズ)

・羝の部下。羝の命令のまま、タンランの補佐や羝の補佐を務める。

・未だに肉体の再生には至っていないものの、本人的にはもうすぐだと実感がある。自分をこんな風にした奴等への復讐を誓っている。

・仲間内では長男みたいなもんだが、その扱いは低い。

こうやって改めて人物評を書いて、ますます糖度を上げるのは不可能な気がして来ました。

全ては恋愛師匠のフェルニゲシュに掛かっている次章も、どうぞ宜しくお願い致します。

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