6章の人物紹介
いつも通りの補足人物紹介。
ベリル
・遂にバレバレだった事をネタバレ出来た、先代王太子の隠し子。
・澄ました顔して寂しんぼである事が発覚。年齢特有の反抗期も併発し、家出を敢行した。
・幼い時はあまりにも苛烈な仕返しやらをしていた所為で「悪魔」と呼ばれていた。それくらいでは無いとすぐに取って食われる環境だったとも言える。
・実は小さな子供に甘い。
・成長のお陰か、女の子に注目される様になって来た。(ただし食事風景で一瞬で引かれる)
フェルニゲシュ
・案外面倒見の良い元古竜の蜥蜴。
・もう完全にベリルの相棒ポジション。思い付きでの採用だったのに、結構重要なやつに⋯⋯(だって2番目の紹介だし)
ジークベルト・シュヴァルツクローネ
・ベリルの事をどうするか、兄が亡くなってからずっと悩んで来た。後回しにし続けた結果がこれ。
・個人の希望は、あのまま小さなアトリエで2人暮らしを続けて行く事だった。王族の大変さを知っているからこそ、ベリルには平凡な幸せをあげたかった。
フレーヌ・フォン・セレスタイン
・親友が亡くなってから、ベリルの適性如何では王座に付ける事も考え続けていた。ただしジークベルトが日和続けたので、先延ばしになった。
・性別問わず、優秀だと思った人間はしっかり認める。妻のデボラとイザベラはその筆頭だったが、土壇場でイザベラの評価はひっくり返る。
サミュエル・フォン・セレスタイン
・ケット・シーにどうかしてると評された男。
・とうとう自分自身以外も性転換(?)させた。
・気障な行動は全て無意識。貶す言葉も無意識。
・盗んだキッチンワゴンで走り出す、生粋の走り屋かもしれない。
シャルール・フォン・セレスタイン
・乙女と自称しつつ、おじさんを捨て切る事が出来なかったおじさん。化粧が落ちても美形だけど、その顔は最早女性では無い。
・愛しているのは飽くまでエリオスであり、息子のベリルはその対象では無い。
デボラ・セレスタイン
・当初の結婚相手だったシャルールとは、終始一貫して良い友人関係。
・自分を優秀と評価してくれたとある人物に好意を抱いたものの、どう接して良いか分からず今日まで至る。
ロビン・アッテンテーター
・素顔を晒せない所為で実の娘に偽名を使い、別人に成り済ますしか無かった哀れな父親。偽名はシーザー。
・愛妻家で子煩悩だが、昔からある秘密任務の所為で家に居続ける事が不可能だった。お陰で愛する妻の口癖は「離婚」。
・実はその任務、ベリルの身辺警護。書けるか分からないので、此処で明かしておきます。
エレナ・アッテンテーター
・掃除を極めたハウスメイド。魔法を使えば一瞬かもしれないが、彼女の手に掛かれば人力でピカピカに。一家に1人は欲しい。
・実はストーリー内では、未だベリルの出生を知らない。
ザレン・アッテンテーター
・可愛いぬいぐるみよりも美しいビスクドールに心惹かれる幼女。ベリルの顔は最高に美しい。
・大好きな姉を連れて行ったベリルを恨んで「仕返ししてやる」と息巻いていたものの、顔を見た瞬間にそんなの吹き飛んだ。今では姉よりもベリルとの再会を心待ちにしてる。薄情。
・「離婚」が口癖の母のトレースはばっちり。誰が止めるのか、私も分からない。
フレデリカ・シュエット
・最強の名をほしいままにした老婆だが、大量の蜘蛛を潰し紙片を引き裂いて回るのは骨が折れた模様。そろそろ愛する夫に会いたい。
・ベリル誕生の際、子守りを買って出ようとしたが、目立つから却下された。
ベノワ・シュエット
・母には劣るが身体能力はかなり高い上、魔法も使える戦闘強者。
・同僚であり、友人である料理長のセルが退職する事を1番悔しく思ったのは彼。
キメリア・シュエット
・今回結構喋る。キャラ変はしてない。
・タンランから元美少年と言われるくらいには、美形です。
・無口である為か、物事を俯瞰的に見ている。だからドゥヴァンに扮したイザベラにも気付いた。
ルキウス・ファス・ユニヴェール
・今現在、唯一国家元首が務まる人物。
・外戚のネフティア家よりも、遠縁のセレスタインに性質が似た。
・魔力の鳥は鳩。鳩は鳩でも黒鳩。
・ベリルはさっさと結婚して後継作っておけと願っているが、そんな相手は影も形も無い。
ミシェル・デルニ・ユニヴェール
・片割れの国王だが、能力は軍務に偏った。国家元首には不向きな性質。
・こっちの鳩は白鳩。
・アルエットを始め沢山の御令嬢に心を寄せられるものの、あまりにも初心なのでルキウス同様婚期は遠い。
マルセル・フォン・ネフティア
・野心と云うか、自分が1番でないと我慢ならないタイプ。娘である双子王の母親もそんなタイプだった。
・ベリルの予想通り、ベリルの暗殺を視野に入れていた。
ヨハネス・フォン・パテルディアス
・耄碌していたものの、やる時は決めるボケ老人。
・今回の事を機にとうとう引退し、イザベラの木を世話する。今の目標は、木の周囲を花で埋めてやる事。
・描写は無かったけど、傍にずっとテミスは居ました。
ユリアン・フォン・ヴェスディ
・真実を知る前のベリルを囲い、一儲けを考えていた。
・はっきり言って女性の敵。
・亡くなって悲しんでくれる人は居るのか、私も知らない。
アヴァール・フォン・ヴェスディ
・美女姿になった貴公子。
・胡散臭い言動と表情で誤解されるけど、人間性はまとも。ベリルもキッチンワゴンに乗る時には信頼していた。
・父親に従いはするものの、信用はしていない。日頃の行いの所為。
・姉の所為で女性の趣味が限定されている。気が強くスタイルの良いグラマラスな女性よりも、儚い見た目の清楚な女性が良い。
ティユール・フォン・ヴェスディ
・合理的な思考と冷徹ぶりに婚期を完全に逃した26歳美女。因みに男性不信。
・父親よりも弟妹達からの信頼は厚い。
・エリオスの婚約者候補に名を連ねた事もあるが、エリオスから流石に若過ぎると言われて撤回された事がある。
フォスター
・ケット・シーの騎士。ルキウスの唯一と言って良い忠臣。
・召喚方法は猫缶。鶏肉も好きだけど、ツナ缶がいい。みんなにっこり、猫まっしぐら。
・やっぱり猫だから、所々でポンコツ。よく失敗するし、失言も多い。
ピピン・グラスター
・ここまで不運な男がいるのか。
・凡庸であるが、凡庸なりに努力を惜しまない。その努力は報われなかったが、無駄にはならなかった。
アルエット・グラスター
・何度ただのデブと書こうとしたか分からない、体型がジャバ・ザ・ハット令嬢。
・野菜が嫌いで、人参が兎に角嫌い。好きなものはバターと砂糖がたっぷりのケーキ。
・ミシェルの理想を聞き、少し改めようかと考えるが、結局人はすぐには変わらない。
・自分を天井から助けてくれたのは結局兄だったと知ったものの、放置をかましてくれたお陰で高熱を出した。ベリルの侯爵家最後の仕事は、アルエットを部屋へ放り出す事だった。
羝翡翠
・大体悪いのはこいつ。
・各地に部下が散らばっている。
・ベリルの能力を評価し、組織に引き込みたい。が、タンランの所為で当分不可能。
・元々考えていた姓名は「蹄」。しっくり来なくて「羝」に変更。
タンラン
・馬鹿なりに一生懸命考えている。
・イザベラに同調し、惜しみ無い支援をしたものの、結局は羝に従い切り捨てた。
・ジズと同様、彼女にも漢字がある。
蜘蛛
・人型は相当でかい男。本性は兎に角でかい蜘蛛。分身体の蜘蛛を作り出し、簡易的な軍隊を作成出来る。
・普通の蜘蛛と同様殺虫剤で退治出来るが、大きさ故に量と濃度が必要。セレスタイン特性の自然由来のものがおすすめ。
・何とか小さな分身体が地面に潜る事で生き残る。それでも完全復活にはかなりの長い時間が必要。
・初期設定では潔癖な忠義者だった筈なのに、何でこうなったんだろう?
イザベラ・バランス
・恋に溺れた愚かな女。9年前の王太子死亡事件の真犯人。
・エリオスとは何も始まらなかったが、側近にまでなった粘着性のストーカー女。こう言うとただのヤバい女。
ドゥヴァン・サントル
・ペナルティを受けている最中に、生きたまま皮を剥がされて殺された。剥がれて数分は息が有ったものの、既に助かる見込みは無かった。
セル・ポワーヴル
・ドゥヴァンが亡くなった事に責任を感じて退職。
・エリオスが公爵家に来た時、彼の食事を作っていたのは彼なのでその食事量の多さは知っていた。その為、ベリルの食事量を見てベノワに問い質した。
ロッチャ
・髭を剃っていた為に生き永らえたドワーフ。
・お遣いひとつまともに熟せなかった為、マルトーの拳骨は逃れられなかった。
・着服した銀貨でゲンマに会いに行くも、敢え無く玉砕。髭が有るのも無いのも、全ては「イケメンに限る」。
やっと一区切りです。スピンオフが終わり次第、続きを上げますので宜しくお願いします。
※そのスピンオフ、魔無し令嬢フレデリカも宜しくお願いします。




