第8話 2022年 5月 雑草も元気が良くなってきました
GW真っ盛りですね。皆様は、いかがおすごしでしょうか。
前回、ニッコウキスゲやチョウジソウなんかが蕾を付け始めた。って書きましたが、とうとう咲き始めました。ただね、それよりもやっぱりハイシーズンになってきましたよ。『雑草』の。で、それも含めた現状を報告します。
1 今回のニューカマー(花)
春というか、もう初夏というか……。良い気候になってきたこともあって、どんどん花が咲いています。
チョウジソウ
私の植えた物にしては珍しく、食べられません。それどころか、詳しく調べていないのですがもしかすると『毒』かもw
でも、湿気が強い日陰でも大丈夫な植物と言うことで植えました。『秋になると黄葉するのも魅力』というのが、ガイドブック等の謳い文句でしたが、残念ながら期待していたほどではありませんでした。でも、花は良いですね。初夏にこのような青い花を楽しめます。
日光黄菅(ゼンテイカ)
高山植物として有名な日光黄菅も花を咲かせ始めました。実は私、尾瀬とか日光で日光黄菅の群落を見たことがないんです。唯一見たのは青森県のベンセ沼湿原。あれは見事でした。ただ、暑いとダメなんじゃないかと思って、同じへメロカリスの仲間の藪甘草と半分ずつ植えました。そうしたら、予想どおり勢いが違う。一緒に植えたのに、藪甘草は3倍ぐらいに増えています。でも、枯れずに今シーズンも花を咲かせてくれました。感謝です。
あ、この花、前にも書きましたが蕾が食べられます。日光黄菅はあんまり成長してないからちょっとかわいそうなので、藪甘草の蕾が出始まったら、食べてみようと思います。そん時は食レポしますw
ヒメツルソバ
実は落葉性だったと言うことを知らずに植えたヒメツルソバですが、今どんどん芽吹いています。花も咲き始めました。これから冬まで、庭を彩ってくれることでしょう。
でもね、目を凝らして、よく見てください。
こんな所にも
もう、雑草とあんまり変わりがありません。去年大風で枯れた紫蘇の株が隣家から転がってきたせいで、舗装の隙間からちまちま紫蘇が生えてくるのですが、それと同じぐらい変なところから生えてきます。しかも、有用性があるだけにどうしようかちょっと悩むのも一緒です。ま、放っておくと始末に負えないので、結局は抜くんですけどね。
2 油断すると雑草が……
グラウンドカバーとして植えたディコンドラが、なかなか良い感じに広がってきました。冬でも枯れないし、日陰でも育ち、葉っぱがみずみずしい感じで庭の雰囲気を良くしてくれます。でもね、グラウンドカバーとしては、あんまりオススメできません。
↓理由はこれです。
こんな感じで、それなりに雑草が生えてくるんです。そのうえ、大きくなるまで気付きにくいっていうのが、また困ります。ディコンドラって葉っぱは丸くて他の植物と見分けが付きやすいんですが、茎が細長い感じで、根元に結構隙間が生じるんですね。隙間があるから雑草の種が入りやすい。その上、スズメノカタビラとかの稲科の雑草は、茎の部分と見分けが付かず、穂を出し始めて初めて気が付くなんて言うことはざらです。雑草対策にはあんまり向きませんね。
リュウノヒゲの影に隠れたクサイとツメクサ
さっきのヒメツルソバの話とも絡みますが、雑草もシーズンです。雑草退治のポイントは、花を咲かす前に抜くこと。……なんですけど、これが難しい!
とにかく地下茎で増えるようなたちの悪いやつが蔓延らないように、出来るだけ間を開けずに抜くことと、万が一たちの悪いやつに定着されたら、農薬の使用をためらわないことだと思います。農薬は躊躇する方も多いでしょうが、筆とかで、ピンポイントに塗れば周囲への影響は最小限に抑えられます。
今日の戦果(※赤いのは隣家に侵入しかけたユキノシタのランナーです)
今回は新しく咲いた花と雑草に触れましたが、全体だと庭はこんな感じです
シェードガーデン
紫蘭が満開です。クリスマスローズもまだ咲いていますw
ハーブガーデン
ラベンダーとチャイブが良い感じに咲いています。ワイルドストロベリーも実を付け始めましたが、まだ食べられる大きさになっていません。このままではナメに先を越されてしまう!
こんな感じで変化も大きいので、近々また更新できると思います。




