第7話 2022年 4月 庭の山菜をご紹介
4月だというのに雨が多いですね。これが『菜種梅雨』というものでしょうか? そんな中ではありますが、皆様は、いかがおすごしでしょうか。
前回、「山桜の名木でも見に行こうかと考えています」なんて書いたんですが、投稿翌日、実際に見てきました。
ところが、行ってみたらもう半分ぐらい散っていて、下に咲いている菜の花の方がよっぽど見頃でした。駐車場から片道15分ぐらい歩いただけに、ちょっとがっかりです。
さて、その後は『春のエッセイ祭』に乗っかってちょっと暴れていたのですが、気が付いたら桜前線が津軽海峡を越えていました。
他のことを書いて、庭だけ何にもしないのは流石に気が引けるので、この半月間の状況を報告します。
1 ポポー咲く
とうとうポポーの花が咲きました。
ポポー(チョコレート色の花)
※ピントが上手く合いませんでした
我が家には2種類(NC-1、ウィルソン)植えてあるんですが、咲いたのはNC-1の方だけでした。一応、NC-1は自家受粉するらしいので、もしかしたらという淡い期待はありますが、今年も実は厳しいかもしれません。
2 食べられる草がたくさん生えてきました。
以前にニリンソウとかコゴミとかの話を書きましたが、他にも山菜が植えてあります。
ウルイ(※大葉擬宝珠)
写真はちょうど食べ頃ぐらいですが、残念ながら食べる時機を逸しました。とりあえず、今年は株の充実に努めたと言い訳しておきます。
冗談はさておき擬宝珠はいいですね。冬に枯れてなくなるのが難点ですが、春~秋にかけては、日陰の庭ですごく存在感のある姿を見せてくれます。我が家には5品種7株が植わっていますが、見ていて安心しますね。日陰の庭をお持ちの方はオススメですよ。
シドケ(紅葉傘)
この紅葉みたいな葉っぱの草も山菜です。かわいいでしょう。
ただ、成長した後の立ち姿は今ひとつな感じでした。この時期の状態が、かわいいし、食べられるしで、最高かもしれません。
ちなみに、家の庭には5株植えたのですが、他の植物との生存競争に負けたのか、今年も生えたのは今のところ3株です。家庭内絶滅危惧種ですので今年も食べるのは控えました。調理法としては天ぷらにすると美味いらしいです。
三ツ葉
※白い葉脈が走っているのはユキノシタ(食用w)です。
去年植えて放っておいたら、巨大化したうえ、木質化して、食べるどころではなくなってしまった三ツ葉が、また生えてきました。既に葉1枚5cmぐらいあり、緑も濃くて生で食べたら硬そうな雰囲気がぷんぷんします。が、周囲を見ると、なんか三ツ葉の形をして三ツ葉っぽい臭いのする小さい草がたくさん生えているではありませんか。どうやらこぼれ種で勝手に増えたようです。三ツ葉は無いと寂しいんですが、たくさんあっても消費に困りますので、我が家の食生活への貢献度が高くなるかもしれません。ちょっとワクワクしています。
3 どんどん花が咲き始めました
紫蘭
花期はさほど長くありませんが、目立つ紫色の花が良いです。根から雑草抑制効果のある物質を分泌するらしく、周囲に雑草が生えにくい(ような気がする)のも良いところです。ちなみにこれは食べられません。
チャイブ
花の形がまん丸で、すごくかわいいです。食べてもイケるので、料理にも使えます。
こんな素晴らしい花ですが、ただ1つだけ難点があります。それは、臭いがネギですw。ネギそのものです。切り花なんかにしておくと、下手をしたら見て愛でると言うより、食欲をそそる方に流れるかもしれません。まあ、元来ワケギみたいな物なんで当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
そして、現在のナンバーワンは
クリーピングタイム
※中に生えている白い花は、勝手に生えてきたオオアマナ(推定)です。
もう見事としか言いようがありません。
近所のホームセンターで、税込1,000円で売っていた25×25cmのマットがこんなに大きくなりました。
手間いらずですし、香りもいい。虫も付かなければ、食用にもなる。水はけのよい日向ならオススメの植物です。
現在、ニッコウキスゲやチョウジソウといった初夏の花も蕾を付け始めました。また、クラピアも緑が目立つようになり、ヒメツルソバも芽吹き始めました。次回はそういったところも紹介できるかもしれません。
今回はこの辺で




