第6話 2022年 4月 花がどんどん咲き始めました
春爛漫ですね。皆様におかれましては、いかがおすごしでしょうか。
うちの近所では桜が散り始めています。ただ、土日ということもあって、人出があるせいか、近所の牧場では、4/2・3が桜祭りだったはずなのに、一昨日もまだ露店が出て、賑やかにやっておりました。山桜とかはまだ見頃のようなんで、今日あたり、ちょっと離れたところにある山桜の名木でも見に行こうかと考えています。
さて、定番の時候の挨拶も済んだところで、鶴舞です。
春になったので、庭の状況は刻一刻と変化しており、書くこともたくさんありました。しかし、仕事やら家庭やらで、やることが多すぎ、完全にキャパオーバーしておりまして、20日ぶりの更新となりました。
前回の投稿で「さっき『異世界恋愛』の連載(毎日投稿)を完結させましたので、やっとこっちに手が入れられます。」って書いたんですが、結局あんまり手を入れられませんでしたね。
・ラベンダーを新たに追加で植えました
ラベンダー(ご新規)
昨年1年植え付けてみて、ハーブガーデンの植物の中では、ベスト3に入る活躍だったラベンダーを増やしました。
ラベンダーは、花期が長いし、香りも良い。それでいて、自己主張が強くないのも◎です。
ハーブガーデンの近辺は、前作『私の庭づくり』でも書いたように、土壌改良をこれでもかというほどしたのですが、もともと、雨が降ると1週間以上水たまりが残るような劣悪な環境でした。盛土もしてはいるのですが、改善しているかは不透明でしたので、昨年は、お試し程度の植え付けでした。1年経って、梅雨時も夏場も耐えてくれることが判明しましたので、晴れて植え付け範囲を拡大することにいたしました。
ただ、ハーブガーデンは既にきちきち。何かを削らないといけません。ターゲットになったのは、↓こいつです。
ラムズイヤー
前話『2022年3月②』で「『抜いちゃった!』って話になるかもしれません。」と語っておりましたが、本当に抜いちゃいました!
それでも、1株は残してあるんですけどね。触り心地に未練があったからw
そして跡地に、コ○リにて198円(税込)のラベンダー苗(花付き)を5株買ってきて植え付けました。
コ○リは内税表示だから、わかりやすくて良いですね。さらに、税を考えると、他のホームセンターより安いケースが多い。珍しいものはあんまりありませんが、一般的なものを買うなら、コ○リ、オススメですよ。そこいらじゅうにあるしw
・その他のハーブガーデンの花たち
クリーピングタイム
クリーピングタイムの花は良い感じに咲き始めました。タイムはたくさん花が咲くし、香りも爽やかなので、気に入っています。難点は、ちょくちょく刈り込んでやらないと、陰になった部分が黒く枯れて見映えが悪くなることぐらいでしょうか。
ワイルドストロベリー
ワイルドストロベリーはランナーを伸ばして、そこら中から生えてきます。最初は『苺(結構美味い!)がいっぱい食えるから』と放置していたのですが、暖かくなるに従って、ナメナメした者たちが多量に発生するようになりまして、実が成っても思ったようには食えないことに気付きました。ですから、現在は、範を超えて広がる奴は問答無用に毟ってしまいます。今の時期なら、ナメナメした者どももあまり現れませんから、大歓迎なんですけどねw
・グランドカバー植物も花が咲き始めました
アジュガ(※チョコレートチップ)
アジュガのチョコレートチップは花が見事です。原種に近いものは、花穂が1本なのですが、チョコレートチップを含む小葉の品種は、1株から花穂が何本の立ち上がるので、見応えが違います。昨年は広い範囲で枯れてしまいました(原因不明)が、これさえなければ、歩き回らないところは全部アジュガにしても良いぐらい気に入っています。
鷺苔
クラピアとせめぎ合っていますが、湿気と日陰に強いことから、庭の歩き回る部分のエースになりつつあります(踏みつけにはクラピアの方が強い)。冬場は少し枯れましたが、春になって元気よく花を咲かせ始めました。苗として購入したのは白花タイプなのですが、どうやら、雑草として生えていた紫の花や混色のタイプも広がりはじめ、結構賑やかな感じです。
芝桜
冬場も狂い咲きで、ぽつぽつ咲いていた芝桜ですが、どうやら、本格的に咲き出したようです。
芝桜については、ちょっと悔やんでいることがあります。色々な花が一度に咲いたらきれいかなと思って、4種類ぐらい別の品種を買ってきて植えたんです。そうしたらどうなったかというと……。
↓こうなりました↓
青系のオーキントンブルーアイとか、赤系のダニエルクッションなんかは、今きれいに咲いているんですが、白系のモンブランホワイトと、混色のキャンディストライプは咲く気配がありませんw。家の庭はキャンディストライプを中心に配置したので、中心が茶色で何か寂しい感じになってます。
芝桜を植える人は、購入時に花期を確認してから植えた方が良いかもしれません。
・山菜も生えています。
以前、「食える物がいっぱい植わっている」という話を書きましたが、今回は、食える物を2種類紹介します。
まずはコゴミです。
コゴミ(※クサソテツ)
コゴミはシダ系の山菜の中では珍しく、あく抜きをしないでも食べられるという特徴があります。また、クサソテツの名前の通り、蘇鉄のように葉を広げた姿は優美で見応えがあります。
家の庭では、一昨年植えた苗から、今年も芽が生えてきました。ただ、まだ、あんまり株が充実していない感じがするので、今年も見るだけにして、食べるのは来年以降に持ち越しです。
そして、ニリンソウ。
ニリンソウ
あくの少ない山菜として好まれているものの、葉が猛毒のトリカブト(※同じキンポウゲ科の植物)と酷似しており、誤食による事故が後を絶たないそうです。
だがしかし! 栽培してしまえば話は別! 安心して食べることができます。そのうえ、どうやら家の庭に合ったようで、地下茎を伸ばして思ってもいないところからわさわさ生えてきます。「安定供給される野菜を入手した!」こう思った私は、早速試食してみることにしました。
※このあと湯がいて、味噌汁に入れました。
食べた感想は、「野菜とは違う」です。
ホウレンソウ農家はいてもニリンソウ農家はいません。そして、同じ山菜のコゴミはスーパーで売っていても、ニリンソウは売っていません。こう書けば、なんとなく味の予想が付いたのではないでしょうか? 少なくても大量に食べるものではないように思います。
これで、ニリンソウの扱いは、ワイルドストロベリー並みになることが確定しましたw
蔓延ったら引っこ抜くということで!
・木にも花が咲きました
トサミズキ
前回のラストで「トサミズキ、ポポーといった木の花も紹介できるかもしれません。」と書いてあったのですが、この20日の間に、トサミズキは花が咲くどころか、終わりかけて新緑が始まってしまいました。紹介するどころか、自分自身が愛でる余裕もほとんどありませんでした。
ポポーは、1本の木に蕾がつきましたので、次回は紹介できるかもしれません。ただ、もう1本は、全くその気配がありません。と、いうことで、今年も実はできないかもしれません。
今回はこの辺りで。
書くことはいくらでもあるので、余裕があれば、今月もう1回更新するかもしれません。




