第32話 2024年 7月 夏本番! 実りと、遅ればせながら勝利報告も
東北の方は大変なことになっていますが、関東では一気に夏がやって来ました。外は毎日命の危険を感じるような暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わが家の庭は、夏に花が咲きにくいラインナップにしてしまいましたので、先月と比べて、あんまり変化はありません。日差しが強いんで、乾燥に強いイネ科の雑草はちまちま生えてくるんですが、ちょっと引っこ抜いて家の周りの犬走り上に投げておくと、夕方にはみんなカサカサになってます。なんか処分が楽(笑)
楽になった草取りに対し、面倒になったのが散水です。プランターのミニトマトとか、毎朝ダバダバになるまで水を撒いてやらないと、すぐに萎びてしまいます。トマトって乾燥に強いんじゃなかったっけ?
ここ何日か夕立もあるのですが、それにかこつけて油断して水を撒かずにいたら、今朝は、トマトと一緒にのプランターに生えてる青紫蘇(※勝手に生えた)が、しなしなになってました。ギャー!
そんなわけ、毎朝20分ぐらいかけて水撒きをしてるんですが、毎日庭を見てると幾つか気付いた点がありましたので、紹介します。
1 結実
○フェイジョア
フェイジョアは南米原産のフトモモ科の常緑低木(※果樹)で、病害虫や乾燥、高温にはかなりの耐性があり、-10度程度の耐寒性も持っています。隣家との境に垣根代わりに植えたのですが、5年目にして1個結実しているのを発見しました。
ポポーは通販で取り寄せたのを食べたことがあるのですが、こちらは未食。けっこう美味しいらしいので、どんな味なのか、今から楽しみです。
○ポポー
その、以前にも書いたポポーの実は、段々大きくなってきました。結実したのは全部で3個。思ったより少なかったです。我が家は風の通り道になるので、落果が心配。
ただ、聞くところによると、『落果したものを追熟させると美味しい』とも言うので、落果してもアリのエサにならないようにするために、袋がけが必要かも……。来月はそんな作業も必要になるのかもしれません。
って、今見てきたら1個落果してました(泣) 500円玉サイズなんで追熟云々の問題ではなく、流石に食えません。マジで今後どうしよう……。
○棗
こちらは3年連続の結実です。ただ、御覧のとおり、変な形が多い。なぜ!?
原因は水不足か、病気か、虫にやられたか……。いずれにしても昨年よりはたくさん、しかも大きな実が付きそうですので、『味は変わらない』ことに期待しています。
2 開花
○藪蘭
日陰にひっそりと咲いていました。御覧のとおり目立ちはしないんですが、日陰に薄紫の花が良いアクセントになってくれています。
○擬宝珠
こちらは咲き始め、花の薄紫で、藪蘭と色は似ていますが、存在感はまったく違います。
植え付けの時に『腐植質を好む』という記述を見て勘違いし、『腐葉土に直接植える』というトンチキなことをしたせいでしょうか? 去年までは花茎が私の背丈より高くなるという異常事態が発生していました。ですが、今年は1mちょっとで落ち着いています。ようやく土中の栄養分を消化しきれたのかもしれません。
3 その他
○勝利!
昨年まで、ずっと生え続けていたスギナ。そのスギナが、何と! 今年は芽を出していません!!
庭から出土した泥の塊を、掘り出しては砕き、掘り出しては砕きして、地下茎を発見し、駆除する。このような気の遠くなるような作業の末、庭からの排除を試みた庭整備の初期。
見逃してしまった結果、発芽してきたスギナの芽1本1本に、薄めて使う除草剤を、原液のまま筆で塗りたくっていたここ数年。
ついに、ついに!! 苦節4年が報われた気分です。
○新たな戦い
今年は春以降、庭中からトサミズキの苗が芽吹きました。今年に入ってから抜いた植物の種類別の数としては、雑草の王様カタバミ以上かもしれません。
カタバミも見逃すと大量に増殖して大変ウザいです。しかし、トサミズキを見逃すと、思いもかけないと所から『木』が生えてしまいます。流石に庭をトサミズキの藪にするわけには行きませんので、毎週必死こいて抜いてます。
※他の植物の陰で苗木レベルまで成長してたヤツ
流石に最近は見かけることも減りましたが、それでも、水撒き中に庭を歩くと、本体からかなり離れたところで発見することもしばしば。
原因は、開花後に実を放置しちゃったことでした。トサミズキはどうやら一つの実の中に種がたくさんでき、それをばら撒くことで増えるようなんです。じつは4年前の春から花実は付いてたんですが、一昨年は放置していても芽吹くことがなかったんで、完全に油断してました。
その反省の下、今年は枝に付いてる実を、一つ一つ剪定ばさみで切り取りました。もしかすると何個か残ってるかもしれませんが、今年のようなことは起きないはず(と思いたい)です。
今回はこの辺で。




