第3話 2022年 2月 冬の花
余寒の候。読者の皆様におかれましては、益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、時候の挨拶も済んだところで、鶴舞です。みなさんお元気でしたか?
鶴舞は元気だったんですけど、この連載は放っておいたら、もう数日で3月になりそうな状況に。
「何をサボってんだ」と言われそうですが、これには理由がありまして……。
庭で見映えのする変化がほとんどないんですよ(泣)
ちなみに、数少ない見映えする変化は↓これです。
スノードロップ
いい感じで咲いてますでしょう?
でもね、すごくちっちゃいんですw
※移植ごてと比べてみてください
これでも、この場所だけで20株植えたんですよ。
球根を植えたときは「植えすぎかな~」なんて思ってたんですが、全くそんなことなかったです。
追加であと40株ぐらい植えたいんですが、今の時期売ってるのは芽出し苗(高い!)ぐらいです。球根が出回るころには、今咲いているヤツが休眠しちゃってどこに植えたかわからなくなってるはず。そこをほじくり返したら、せっかく育った休眠中の球根を傷つけちゃうかもしれません。もう、自然に増殖するのを待つしかないかと、半ばあきらめモードです。
そして、見映えしない変化【冬枯れ】
茶色ですw
今シーズンは、雪が何度か降ったせいか、いろいろ冬枯れしています。
クラピア、ヒメツルソバは完全に冬枯れ中です。ローマンカモミール、クリーピングタイム、アジュガ、芝桜、サギゴケといったグランドカバー植物も、軒並み色つやが悪くなってます。
あと、ヤブランとラムズイヤーはヘタレてます。
ヤブランは、3月、新芽が出る前に剪定するから良いんですが、問題はラムズイヤー。お前はダメだ!
こいつ、もう処分しちゃおうかと真剣に悩んでます。手触りぐらいしか良いところがないんで(偏見)。引っこ抜いてラベンダーと交代させちゃおうかな。イングリッシュラベンダーでも、夏に蒸れて枯れないってわかったし。
そのラムズイヤーが植わっているハーブガーデン。現在ほぼ土ですね。
我が家のハーブガーデン
まあ、放っておいても、春にはいろいろ生えてくるでしょう。
それどころか、たぶん、生えすぎて、「うぜぇ」と思いつつ、適当に毟ることになるんじゃないかと予想してます。
毟りまくっても無くならない強さがハーブの良いところです。まあ、仮に生えてこなくなっても、198円ぐらいの苗をコ○リで買ってくれば大丈夫。半年で元通りです!
あー、一応言っときますが、いろいろ植えてありますけど、ミントの地植えだけはしてませんよw 面倒くさいんで。
このエリアで、今ちょっと気になっていのは、ルー(ヘンルーダ)。
最近、見るたびに、葉っぱが枝ごとぼろぼろ落ちてます。このまま行くと、枝、なくなるんじゃなかろうか。
そんなハーブガーデンで、唯一元気なのがローズマリー(這性)です。
ローズマリー
昨春から夏にかけては、他の植物の陰に隠れて、ほとんど成長せず、枯れるんじゃないかと危惧していたんですが、完全に杞憂でした。
他の連中が休眠中に勢力を広げてやろうという魂胆が見え見えで、わさわさ伸びて、園路の砂利まで覆う勢いでした。
しかし、そうは問屋が卸しませんよ。伸びすぎはお仕置きです。バツバツ剪定してやりました! ※剪定前は写真の5倍ぐらいに広がってたw
でも、こいつ、何気に匂いがきついんですよ。セージと違って、気に障ることのない、爽やかな匂いなんですが、残留度が半端ない。素手で触ると洗っても洗っても残ります。こんな状態なんで、使い道がねぇ。本来は料理に使えば良いんでしょうけど、たくさんありすぎる上に、使ったら最後、全部ローズマリーが勝っちゃいそうで、怖くて使えませんw
庭全体はかなり寂しい感じなんですが、リュウノヒゲは変わらぬ安定感。安心して見ていられます。また、ディコンドラとニオイスミレ(スイートヴァイオレット)は比較的元気です。
リュウノヒゲ(※写真には3種類写ってます)
あ、あと、アジュガの陰から、ガーデンシクラメンが葉っぱを出してきたのが、『季節感』でしょうか。ただ、あまりにも『ちょっと』過ぎて、かなり哀愁をそそります。
こんな感じ。白っぽくて4、5枚見えてる葉っぱがシクラメン、紫はアジュガです。
今回はこの辺りで。
「書くことねー!」とか思ってましたが、書き始めたらすぐでしたw




