第25話 2023年10月 我が家のローズマリー
お久しぶりです。10月も末になり、関東はやっと少し秋らしくなってきた感じです。それでも今日なんか半袖でもいいような暖かさですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
庭は最近あんまり変化がないんで、ちょっと放置気味にしていたら、クラピアの隙間から雑草が色々と生え始めて草取りが大変でした。特にカタバミが……。カタバミは芽生えた段階だとすぐに駆除できるのですが、クラピアに混じると目立たないんで見逃しちゃうんです。気付いた時には掌サイズになってて、そうなると、もう大変。根が伸びてるし、茎を伸ばして周辺にも根を下ろし始めるので、面倒くさいのなんの! 現在は夏のツケを回収されている感じです。
それでは2か月ぶりの庭の様子です。
秋も深まり、花が咲き始めました。
1 ホトトギス
今年もホトトギスが咲き始めました。
夏の終わりから秋にかけて、わが家の庭にはほとんど花の姿がないのですが、その中で唯一と言って良いほど目立つのがこのホトトギスです。
鳥のホトトギスに似たまだら模様が特徴的な植物で、花も紫色の中に色の濃いまだらの部分があります。庭植えにするにはなかなか優秀で、放っておいても毎年きちんと花が咲きますし、虫もほとんど付かない上、一度も病気にかかった様子もありません。数年が経過して徐々に株が大きくなってはいますが、収拾が付かなくなるほど広がっていかないのも助かります。
一輪の花自体は小さいですが、新しい花が次々と開きますので、花期はかなり長いです。丈は1mぐらいになりますが、価格もお手頃な宿根草です。日陰の庭のアクセントとしてオススメですよ。
2 マリーゴールド
実はこれはマリーゴールドです。
え、マリーゴールドってこんなんじゃね?
って思った方。オレンジの方は普段よく見る一年草のマリーゴールド。最初の黄色いヤツは宿根草のマリーゴールドです。
マリーゴールドってサルビアなんかと並んで夏の花壇の定番ですが、コンパニオンプランツ(※隣に植えることで農作物に良い影響を与えてくれる植物)としても、かなり優秀です。土中のネグサレセンチュウを抑制する効果があり、さらにその独特の香りが害虫を追い払う効果もあるそうです(※ナス科やウリ科の野菜と相性がいいようです)。虫除けにもなるなんて最高じゃないですか!
ところが、優秀なマリーゴールドも、惜しむらくは一年草。冬には枯れてしまいますので、毎年植え直す必要があります。「いちいち植え直さなくても良いマリーゴールドみたいな植物はないものか?」 そして見つけたのがコレでした。まさかマリーゴールド自体に宿根草があったなんて! 喜び勇んで注文した時のことを思い出します。
そして植えたらこうなりました。
ローズマリーを覆い尽くすマリーゴールド
(※これ、一株です)
皆さん、『マリーゴールド』って背の低い花のイメージがないですか? ところがですね、宿根草のコイツは、高さ1m幅4mぐらいのブッシュを形成してくれやがりました。
あと、『マリーゴールド』は夏に咲く見栄えの良い花のイメージがないですか? それがですね、コイツは夏には一向に咲かずに、今になってから咲き始めた上、花も小さいんです。
ちなみに、今年は昨年までよりも多めに咲いてます。これは、余りの夏の暑さに作業が億劫になって、ブッシュを整理しなかったせいだと思われます。
間違いなく鬱陶しいレベルの植物なんですが、期待と違うとは言えきちんと花は咲くし、植えた周辺は心もち蚊が少ない気もします。今後どうすべきかは、かなり悩んでます。
3 ラベンダー
なぜか、今、ラベンダーが満開です。ラベンダーって春から初夏に咲くイメージがあったんですが、コレは猛暑の影響でしょうか?
まあ、今年も暑さと湿度に負けず生き残ってくれましたんで『良し』としたいと思います。




