第17話 2023年 1月 庭の整理
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
万両と藪柑子(※一両)
万両(白)
正月なので紅白でおめでたく
だいぶご無沙汰しておりましたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、家の壁の塗装に業者を入れたり、本来業務が相当ヤバいことになったりしていたりと色々とありまして、11月以降、ここ最近まで、庭の手入れをほとんどしておりませんでした。
12月20日過ぎに、ようやく塗装のための足場が撤去され、業務の方も一山越えたため、庭に弄れるれるようになった感じです。
ですので、前回から間は開いていますが、実質数日分の記録です。薄っぺらい記録ですが、どうぞご覧ください。
(1)アジュガ
前回、「塗装のための足場を植えたアジュガの中に組む」と書きました。だいぶやきもきしていたのですが、業者の方が、上手に避けて足場を組んでくださいましたので、潰れた株はありませんでした。
また、シートで覆われる上、外水栓が簡単に使えなくなるため、乾燥して枯れることも懸念材料でした。
しかし、塗装の期間、結構雨がちだった(※おかげで工事自体が予定の3倍くらいかかった)うえ、高圧洗浄機などで水大量に使っていたこともあり、水不足で枯れた株もありませんでした。
株分けして適当に植えたヤツもそこそこ根付いてます。かなり運の強いアジュガです。
せっかくの強運アジュガ、春を迎えさせるためにも、きちんと手入れをしてやらねば。
※去年は乾燥させすぎて枯らしてしまった(笑)ので、冬でも散水は忘れずにするつもりです。
(2)枯れ草の処理
草蘇鉄(※こごみ)、擬宝珠、紅葉傘、紫蘭、丁字草、アスチルベ、藪甘草、三ツ葉、風知草、エキナセア……。
まだホトトギスがちょっとだけ残っているのですが、これで落葉性の草本は、だいたい休眠期間に入りました。と、いうことで、枯れた草をの地上部を切って処分しました。おかげでだいぶ庭がすっきりした感じです。
(3)ハーブガーデン
以前にも迷っていると書きましたが、この機会にセージとラムズイヤーを思い切って処分しました。
セージは、いい香りがするのですが、原木(?)は臭いがきつく、素手で触るとしばらく臭いが取れないレベルです。しかも、『肉料理に!』とか、ハーブの本には書いてあるのですが、セージを大量に使うような料理は、私のレパートリーにはありません。
と、いうことで、思い切って抜いてしまいました。
そしてラムズイヤー。
『ハーブ』と銘打ってはありますが、『ハーブ』としての用途は皆無に近く、花と手触りが魅力な多年草です。うちには2株あったですが、既に昨年の初めに1株処分しています。
魅力であるふかふかな手触りの良さは捨てがたく、かなり迷いました。ですが、検討のためよく見たら、株の下から何やら細い茎の植物が生えています。春に植えたラベンダーでした。たしか30cmは離して植えたはず。そのラベンダーが完全に飲み込まれていたのです。こぼれ種で増えてはいないようですが、少なくともずぼらな私には、コントロールが効かない植物であることは間違いありません。
かわいそうですが、処分決定です。
なお、これらの後釜は、コントロールがしやすくて、手間もいらず、そして、安い、ラベンダーを植える予定です。
セージ
After
(4)雑記
ここ2か月弱、足場が組まれていたこともあって、ほとんど庭への出入りをしていませんでした。晩秋から初冬とは言え、雑草は生えます。「きっと大変なことになってるんだろうな……」と思って庭に踏み込めば、意外や意外、ほとんど雑草は生えておりませんでした! カタバミとか草藺とかいった定番雑草はありますが、正体不明の雑草や、地下茎で増える質の悪い植物は一切見当たりません。
これは、おそらく、クラピアを始めとするグランドカバー植物の底力でしょう。
初期投資はかかりましたが、「植えて良かった!」心底そう思いました。