第16話 2022年10月 庭の整理2022②&吉祥が訪れました!
明日から11月です。メチャクチャ日は短くなるし、半袖じゃあ耐えがたい気温になってくるし、木の葉は散り始めるし、一気に秋が駆け足で過ぎていく今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
1 ちょっと頑張って庭の整理しました
前回、「次の整理対象はディコンドラだ!!」と書きましたが、有言実行でディコンドラをごっそり抜き去りました。
before
上で『抜く』って書きましたが、実際のところは『剥がす』の方が適切な表現でした。最初は、掘り取ろうと思っていたのですが、よく見たら、メチャクチャぎっしり、根とランナーが絡み合っています。
「もしかしたら!」と思って、生え際の部分に手を差し込んで、引っ張ったところ、ブチブチブチブチと音を立てながらではありますが、きれいなマット状に剥がれてくれました。それほど根が深くなかったのと、耕してふかふかになっていた山に植えたのが功を奏したようです。
※こんな感じで剥がしていきます
多少根っこが残っているような気もしますが、面倒くさいし、そこいら中土だらけになるので、篩いがけはしませんでした。
来春大量に生えてこないことを祈念しますw
剥がしたディコンドラ(右側の塊)
(ゴミ袋2つ分の量。途中で切り分けるのが骨でした)
なお、このマットの中にはアジュガの株が大量に入っていました(※60株ぐらい)。
春に両者がせめぎ合っている時に定着したものの、ディコンドラの浸透の前に埋もれかけていたもののようです。
一緒に抜けてしまいましたが、結構こいつら定着率が良い(※経験済み)ので、もう1回植えることにしました。
今回、跡地に植えるために、アジュガ(※チョコレートチップという品種)を56株買ったのですが、『結構まばらに植えなきゃいけない。猫が糞をしに来たら嫌だな』と思っていたところでしたので、まさに渡りに船です。
中から出てきたアジュガ
そして、こんな感じになりました。
after
2 秋の花が咲いています
(1)ホトトギス(ユリ科)
『ホトトギス』といえば、「鳴かぬなら~」の句で有名な鳥ですが、こちらの花も『ホトトギス』と言います。
花や葉に独特の斑模様があるところが、鳥のホトトギスに似ているところから名付けられたようです。
最初は小さかったのですが、年々株が充実してきて、たくさんの花が咲くようになってきました。
ただ、ちょっと背が高いので、倒れやすいのが難点です。今年も既に端の方が倒れかかってきましたので、支柱を立てなければ。
(2)吉祥草(キジカクシ科)
藪蘭や龍の髭と同じキジカクシ科の植物です。今年も淡いピンクの花をたくさん咲かせてくれました。
名前の由来は花で、「めったに花が咲かず、吉事があると咲く」からだそうです。
こんなに咲いて良いことあるかも!
……でも、『滅多に咲かない!』なんて言われていますが、ウチでは毎年咲いてます。植えた直後から咲きました。と、いうか、咲かなかったことがありません。
これは本当に『滅多に咲かない』わけじゃなく、根元の目立たないところに咲くから、気がつかないだけなんじゃないか? と、密かに思ったりして(笑)。
どうやら家の庭には合っているようで、どんどん増えてます。来年も吉事に期待です!
(3)大文字草(ユキノシタ科)
ユキノシタの仲間で、名前の由来は文字通り『大』の字に似た花を咲かせることです。葉っぱの形はユキノシタに似ていますが、より湿気を好み(乾燥を嫌い)、広がりにくい植物です。
一昨年、3株ほど植えたのですが、夏の日差しと乾燥にやられて、2株は枯らしてしまいました。
この株の周りにもヤブイチゲが繁茂していたため、もう枯れてしまったと思っていたのですが、ヤブイチゲを駆除したら、陰でひっそり生き残っているのを発見しました。
だいぶ弱らせてしまいましたし、落葉性なので、来春芽を出してくれるかはわかりません。もし生き残ってくれたら、来年は水を切らさないように大切にしたいと思います。
さて、ディコンドラを剥がし、アジュガ植え付けた直後、私は家に業者を迎えていました。自宅の壁の塗装をするためです。
この辺の経緯は長くなるので触れません(※後で別エッセイを書くかもしれません)が、打ち合わせ中、衝撃の事実が発覚しました。
「塗装のための足場を植えたアジュガの中に組む」というのです。
足場はてっきりコンクリートの犬走りの中に立てるものだと思っていたのですが、よく見たら、ベランダが張り出していて、家の前側は、庭の中に立てるしかない。こんなことなら、ディコンドラは剥がさず、春までほっときゃよかった!
『後悔役立たず』です(泣)
次回更新では、その辺の結果報告もするかもです。と、いうわけで、今回はこのあたりで。