第13話 2022年 7月 暑い。……だが、庭はある
暑いです。今日はちょっと涼しいですが、先週はとんでもない気温が続く上、職場では建物全体を統括するエアコンが壊れて、死ぬかと思いました。現在は動いてはいますが、壊れた原因も動くようになった原因も良くわからないそうです。怖い。
さて、庭の話です。みなさんも御存知の通り、今年の関東は、滅茶苦茶早く梅雨明けしました。
我が家の庭に関していえば、早々の梅雨明けで助かったのは、ゼニゴケが広がらなかったことぐらいです。
前作『私の庭づくり』でもちょっと触れたのですが、我が家の庭は日陰が多く、「クラピアが広がっていると思ったらゼニゴケだった!」ということもありました。
庭の再改修を行った際、丹念に駆除したのですが、じめじめしてくると、どうしても生えてきます。 今年も草取りの際に、「土ごと削り取っては捨てる」という作業を繰り返していました。
暑いし雨が降らないのは嫌ですが、『ゼニゴケ取り』という面倒な作業から解放されるのだけは、嬉しいです。
※『ゼニゴケ』と書きましたが、それっぽい苔ということで、本当の品種は不明です。まあ、何にしても『ゼニゴケ科』ではありますがw
そんなわけで、いきなり夏になってしまったため、庭にも色々と不都合が生じています。ですから今回は、思い切って整理を行いました。
1 庭の整理
(1)クラピア刈り
この間刈ったばかりだと思っていたのですが、もうクラピア(クマツヅラ科)が伸びてきました。
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わかりにくいかもしれませんので、サンダルを置いてみます。見えますか?
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植物の特性もあり、それほど高く立ち上がるわけではないのですが、足下がブッシュ状態なのは気になります。思い切り刈ってやりました。
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スッキリ!
ただ、この調子だと、あと2・3回は刈らないといけなそうです。ああ面倒!
(2)クリスマスローズ(キンポウゲ科)
とうとう花が完全に消えました。ここまできたら7月まで保ってほしかったのですが、前回の投稿直後に消えました。不甲斐ない!w
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花の残骸
こんな暑っつい中で、刈り込みをするのは、本当に嫌なのですが、おかしなチャレンジをしていた自分が悪いので仕方ありません。
葉焼けの始まったヤブイチゲ(キンポウゲ科)と一緒に、思い切り整理しました。
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これでフウチソウ(イネ科)や擬宝珠(キジカクシ科)が目立つ『夏の庭』に、なりましたかね。
(3)ローマンカモミール(キク科)
ハーブガーデンの方では、ローマンカモミールが、ちょっと見苦しくなってきましたので、思い切り刈ってしまいます。
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ばっさり。完全に隠れていたローズマリー(シソ科)が下から出てきました。
ローズマリー。意外と日陰でも大丈夫です。
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2 今回のご新規
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藪甘草(ススキノキ科)が咲きました。
一気に来ました。ある朝いきなり4輪も咲いていたのでびっくり。その後もばんばん咲いてます。
1日花なので、今咲いている花は夕方にはしぼんでしまいますが、蕾の準備状況を見ていると、結構長い間楽しめそうです。
花は、百合みたいな日光黄菅の花と比べると、特徴のある形です。
同じヘメロカリスの類なのですが、家の庭には藪甘草の方が明らかに適応しています。
そして、以前にも書きましたが、これらの植物。食べられます!
ですから、収穫→実食 をばw
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茹でてみました
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この後、マヨネーズを付けて実食。事前の情報では「アスパラみたいな味」と聞いてました。
実食後の感想は「食感はちょっと違うが、まさにそんな感じの味」です。
今度ベーコンと炒めるとかして、家族に食わせてみようと思います。
藪甘草も、それなりに蔓延ってきましたので、来年は新芽にもチャレンジ(※食うw)する予定です!
3 庭の化粧砂利について
前回の感想で「化粧砂利や飛び石の手入れがよくされている」と褒めていただきました。
すいません。買いかぶりです。
見てください。
去年
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今
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アジュガ伸び放題w
ちなみに、化粧砂利がきれいな状態に保たれているのは、砂利の下にきちんと防草シートを下に敷いているからです。
シートを敷かないで砂利だけ撒くと、時間が経つにつれて、砂利がどんどん土の中に沈んでいきます。そして、数年後に気が付けば、砂利の含有量が非常に高い土が出来上がることになります。
この土を、元の状態に戻そうと、砂利を掘り出し、ふるいにかけたり、洗ったりしても、砂利に土色が付いて、なかなか、もとのようなきれいな砂利にはなりません。
防草シートには、草を生やさないだけでなく、砂利を守る効果もありますので、今後、砂利をグランドカバーにした庭の整備を考えている方。そんな庭にも防草シートは必須ですよ。
今回はこの辺りで。